こんにちわ、リョウスケです。
今回は、「バンガード・米国バリューETF(VTV)」をご紹介します。
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このETFは、米国の大型バリュー株で構成されています。
名称:バンガード・米国バリューETF
ティッカー:VTV
信託報酬(経費率):0.06%
決算:年4回(3・6・9・12月)
設定日:2004年1月26日
構成銘柄数:327
直近の配当利回り:2.40%(※17/05/17現在)
株価収益率:21.3
配当利回りは、バリュー株だけあって、高めですね。
このETFは、「キャピタルゲイン」だけでなく、「インカムゲイン」も狙えると思います。
以下は、「VTV」の銘柄構成比率です。
◆構成銘柄比率(TOP10)
マイクロソフトやエクソンモービル、ジョンソン・エンド・ジョンソンといった、お馴染みの銘柄の中に、なぜか「バークシャー・ハサウェイ」が入っています。
これって、「バリュー株」なの?
イマイチ、バリューの基準がわかりませんね。
セクター別の構成比率を見ると、全体の4分の1が「金融セクター」なんですよね。
以下はチャートです。
◆チャート(10年)
リーマンショックの際に、大きく下げているものの、その後は、綺麗な右肩上がりになっています。
以下は、過去のパフォーマンスです。
◆過去のパフォーマンス(VTV)
直近3年間保有し続けると、年間9.0%のリターンがあります。
直近5年間保有し続けると、少しパフォーマンスが下がり、年間13.5%のリターン。
直近10年間保有し続けると、リーマンショックの影響で、年間5.7%のリターン。
になります。
ちなみに、以下は、S&P500と連動した「IVV」の過去のパフォーマンスです。
◆パフォーマンス比較用(IVV)
VTVとIVVを比較すると
3年間保有すると、VTVが「9.0%」 IVVが「10.2%」
5年間保有すると、VTVが「13.5%」 IVVが「14.0%」
10年間保有すると、VTVが「5.7%」 IVVが「7.1%」
ずつ年間のリターンがあります。
VTVと「S&P500指数(IVV)」のパフォーマンスを比較すると、「S&P500指数(IVV)」の圧勝であることがわかります。
今回ご紹介させていただいた「バンガード・米国バリューETF(VTV)」は、バリュー株に投資して、それなりのパフォーマンスをあげれますが、「S&P500」指数に負けております。
「S&P500」指数と連動した「IVV」や「VOO」、または、米国株の全体を網羅した「VTI」、高配当銘柄で構成された「VYM」などと比べると、少し魅力が落ちてしまいますね。
あくまで個人的な意見ですが、「VTV」を購入するのであれば、自信のあるセクター関連のETFを購入した方が、良いような気がします。
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