こんにちわ、リョウスケです。
著名投資家の「ウォーレン・バフェット」の傘下企業が、ドイツの化学品メーカー「ランクセス」の発行済株式の3%を取得したそうです。
以下は、ブルームバーグの記事です。
29日のフランクフルト株式市場で、ドイツの特殊化学品メーカー、ランクセスの株価が急伸した。著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米保険・投資会社バークシャー・ハサウェイ傘下の再保険会社ゼネラル・リインシュアランスがランクセスの発行済み株式の3%を取得し、上位6位内の株主になったことが手掛かり。
ランクセスの終値は6.7%高の67.48ユーロ。29日のフランクフルト証券取引所への届け出で、ゼネラル・リインシュアランスのランクセス株取得が明らかになった。
以下参照
バフェット氏:独特殊化学品製造ランクセスの株式取得-株価急伸 - Bloomberg
バークシャー・ハサウェイが、直接購入したわけではなく、傘下の「ゼネラル・リインシュアランス」が購入しただけで、株価が上がるんですよね。
バフェットの「名前」って凄すぎでしょ。
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ランクセスは、「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス」のワールド・インデックス(DJSI World)および「FTSE4Good」の構成銘柄です。
世界25 カ国で事業を展開する大手特殊化学品メーカーで、ドイツ国内第4位、世界36位の売上高を誇り、全世界の従業員数は約 16,700 人、世界中に54 の拠点を展開していて、日本にも事業所があります。
主な事業は、中間体、特殊化学品、プラスチックの開発、製造とマーケティングで、タイヤメーカー向けのブチルゴムの分野では世界有数の販売数を誇っています。
ランクセスは、以下の4つの部門で構成されております。
・アドバンスト中間体部門
・パフォーマンスケミカルズ部門
・ハイパフォーマンスマテリアルズ部門
・ARLANXEO部門
5月12日に発表された2017年第1四半期の業績を確認したところ、すべての部門で10%以上の売り上げ増となっております。
また、全体としても前年度(2016年)同時期と比較して、25%の売り上げ増を記録しています。これは、米国の「ケムチュラ社」を買収したことが影響しているようで、2017年度は、過去最高の好業績となる見通しです。
以下は、チャート(10年)です。
リーマンショックの影響を受けて、2007年から2008年にかけて、大きく下がっておりますが、大きく波打ちながら、株価が上昇しています。
ちなみに、現在のPERが「28.81」、EPSが「2.37」となっており、バリューエーション的な魅力はありません。
また、配当利回りも「1.02」と、高い水準ではありません。
しかし、プレスリリースで発表されていますが、2017年度は、過去最高の売り上げを予想しており、今後も成長することが見込まれます。
今回の株式取得に、「バフェット」が関わっているとは思えませんが、やっぱり「バークシャー」の名前が出ている以上、興味が出てしまいますね。
なんで、この企業の株式を取得したのだろうか・・・。
興味は尽きないです。
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