こんにちわ、リョウスケです。
ここ数年、日本株も米国株も、株価の方は順調に推移しておりますね。
しかし、こんな時だからこそ、株価の暴落のことも考えておく必要が有ると思います。
以下は、日本の「日経平均」と、米国「S&P500」の推移です。
日米ともに、リーマンショックが発生した2008年に大きく値を下げております。
「日経平均」が、最大60%、「S&P500」が最大55%下落しています。
しかし、米国の方は、「リーマンショック」の発生源だったにもかかわらず、いち早く危機を脱し、2009年に入ると、株価は右肩上がりで上昇しております。
一方、日本の方は、当時「リーマンショック」の影響はあまりないと言われていたにもかかわらず、なんと4年にもわたって、株価は低迷し続けます。
しかし、2013年に入って、ようやく株価は上昇し、現在も順調に推移しております。
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「リーマンショック」が起きたのは、約10年前です。
ここ数年以内に、株式投資を始めた方は、当然こういった大きな暴落を経験していないでしょうし、上記のとおり、この数年上昇相場ですので、そこそこ「利益」が出ている方も多いと思います。
なので、こう思っている方もいるんじゃないでしょうか。
「株式投資は儲かる!」
私もそう思います。
株式投資は儲かると思います。
ただ、株式投資で儲けることは簡単なことではありません。
今の上昇相場は、キツイ言い方をすると、
「猿でも儲けることができる相場」
です。
そして、「株価」は、長いスパンで見ると「上昇相場」や「下降相場」を繰り返すもので、今はただ単に「上昇相場」が続いているだけです。
いつかは、必ず「下降相場」が訪れます。
そのことをしっかりと覚悟しておいたほうが良いと思います。
リーマンショックの際は、株価が半分以下になる銘柄が、ゴロゴロありました。
自分の持ち株全ての株価が、半分以下になった時、退場せずにいられますか?
今は、リーマンショックから、いつ回復したのか、どれくらい下落したのかは、結果論として知っていますが、リアルタイムで株価が下がっている時は、いつまで下がるのか、全く予想ができません。
しかも、追い打ちをかけるかのように、世間では経済の悲観論が山ほど出てきます。
自分が、何年もかけて築いてきた大事な資産が、どんどん減っていき、「経済オワッタ」という話ばっかり耳にしますからね。
その状況で、株式投資を続けるのは、結構ツライです。
「株式投資」は、損失を被って「退場」してしまうことだけは、避けなければなりません。そうならないためには、上昇相場で儲かったからといって、過信せずに勉強を続けること、そして、自分の投資方針に自信を持つことです。
そうすることで、株式投資から退場することを避けることができますし、何よりも、下降相場の際にでも、「新規購入」や「買い増し」をおこなう勇気が出ますからね。
その結果、後の上昇相場で、莫大な利益を得ることができます。
株式投資で、最も利益が出るのは、「下降相場」で下がった銘柄が、「上昇相場」で「暴騰」するときですからね。
「リーマンショック」を経験して、今も株式投資を続けている方が、それなりの資産を持っている人が多いのは、そのためだと思います。
スポーツの世界では、ピンチの後にチャンス有りといいますが、これは投資の世界でも言えることだと思います。
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