こんにちわ、リョウスケです。
9月27日付けで、NISA口座で保有している「バンガード米国高配当株式ETF(VYM)」より配当金をいただきました。
配当金受領額は、以下のとおりです。
一株あたりの配当金 0.602ドル
数量 60株
合計(ドル) 36.12ドル
合計(日本円換算 1ドル = 112.99円) 4,081円
NISA口座で保有している銘柄なので、額そのものは少ないですが、このETFは、米国の高配当銘柄で構成しているだけあって、利回りはそこそ大きいです(約3%)。
VYMは、安定的に配当金をいただけますし、そこそこキャピタルゲインも狙えるETFですので、個人的に気に入っているETFです。
<プロモーションドリンク>
VYMの今年度のパフォーマンスは、それほど力強くはありませんが、右肩上がりで推移しており、9月28日の時点で、+6.66%上昇しています。
S&P500指数と比較してみると、S&P500指数が+11.98%上昇していますので、VYMは、アンダーパフォームしていることになります。
しかも、この差はかなり大きいですね。
ところで、高配当株は、下げ相場の際、「高配当」が下値を支え、株価が下落しにくいと言われています。
以下は、リーマンショック前後の2008年から2009年のS&P500指数とVYMの株価の騰落率を表したグラフです。
◆リーマンショック時のS&P500とVYMの騰落率
VYMは、S&P500指数と、ほとんど同じような値動きをしていることが分かります。
むしろ、2009年の底値は、S&P500指数が-53.78%下落したのに対して、VYMは-55.17%も下がっています。
ですので、必ずしも、高配当銘柄が、下落相場に強いというわけではありません。
(もちろん、高配当が下落を下支えする現象は、銘柄によってはあります。)
ちなみに、リーマンショック前の2008年から現在までの騰落率を見てみますと。
S&P500指数が、+69.66%、VYMが+57.54%となり、VYMは市場平均を約10%以上もアンダーパフォームしています。
では、VYMに投資するよりも、S&P500指数に投資した方が良いのかというと、そういうわけでもありません。
VYMの出している安定的な高配当は、非常に魅力的です。
VYMの配当利回りは、3%近辺を維持しておりますので、利回りとしてはかなり大きなものとなっています。ちなみに、S&P500指数と連動したETFである「VOO」の配当利回りは、2%弱ですので、配当利回りとしては、「VYM」が圧倒しています。
投資の醍醐味というのは、なにも「キャピタルゲイン」のような目に見えて資産が拡大するものだけでなく、「インカムゲイン」のような安定的かつほぼ確実に貰えるものにも、大きなメリットがあります。
例えば、いただいた配当金は、再投資することで、キャピタルゲインの差分を縮めることができますし、「早期リタイア」を目指しているのであれば、不労所得として活用するだけでなく、安定的かつ確実性の高い収益ですので、将来的な計画が立てやすいです。
VYMは、市場平均には劣るものの、そこそこのキャピタルゲインも貰えますし、安定的で確実性が高く、たくさんの配当をもらえますので、個人的には気に入っているETFです。
▼▼クリックいただけると励みになります!よろしくお願いします。
<プロモーションドリンク>