こんにちわ、リョウスケです。
現在の日本は、少子高齢化が大きな社会問題となっており、今後、この問題が、経済、産業、社会保障など様々な面に、深刻な影響を与えると言われています。
これらの問題によって、「自分自身の給料が下がるのではないか?」「定年退職後、年金をきちんと貰えないんじゃないか?」と不安に思っている方も多く、中には、株式投資で、少しでも資産を増やしたいとお考えの方も多いようです。
しかし、「株式投資」をしたくても、「何を買えば良いのかわからない。」「大事なお金なので損を出したくない。」といった理由で、投資をしていない人もいるのではないでしょうか?
そういったお悩みを持つ方に、おすすめしたいのが、「インデックス投資」です。
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そもそも、「インデックス投資」とは何なのかというと、例えば、ニュースなどでお馴染みの日本株式市場の「日経平均株価」や、アメリカ株式市場の「ニューヨークダウ平均株価」といった指数が、「インデックス」と呼ばれるものです。
そして、この「インデックス」と同じような値動きを目指すのが「インデックス投資」というものです。
この「インデックス投資」は、近年は、非常に人気が有り、多くの投資家が、自身のポートフォリオに組み込んでおります。(私自身も、組み込んでいます。)
最近は、「インデックス投資」でも、たくさんの商品がありますが、今回は、「絶対に損を出したくない。」という一点に絞るなら、「バンガード・トータルワールドストックETF(VT)」がオススメです。
「バンガード・トータルワールドストックETF(VT)」というのが、何者かというと、「世界中の株式に分散投資」できるETFで、世界の株式の98%をカバーしています。
ある意味、究極の分散投資を実現した金融商品と言え、これを保有していると世界の株式市場の「平均点」を取ることができます。
「平均点なんて対したことない!」って思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、「株式投資」で、平均点以上のパフォーマンスをとる、とり続けることは至難の技です。
そういう意味では、保有しているだけで、世界の株式市場の「平均点」をとることのできる「バンガード・トータルワールドストックETF(VT)」には、投資吟味があると言えるでしょう。
以下は「バンガード・トータルワールドストックETF(VT)」を構成している銘柄のうち、保有比率の高い上位10銘柄を表にしたものです。
◆保有上位10銘柄と純資産総額に占める割合
Apple Inc. | 1.6% |
Alphabet Inc. | 1.2% |
Microsoft Corp. | 1.1% |
Facebook Inc. | 0.8% |
Amazon.com Inc. | 0.8% |
Johnson & Johnson | 0.7% |
Exxon Mobil Corp. | 0.7% |
Berkshire Hathaway Inc. | 0.7% |
JPMorgan Chase & Co. | 0.7% |
Nestle SA | 0.5% |
純資産総額に占める上位10銘柄の割合 | 8.8% |
アップルや、アルファベット、マイクロソフトなど、そうそうたる企業で構成されています。トップ10位内は、ほとんどが米国企業で、唯一、ヨーロッパ企業であるネスレが入っています。
また、国別の構成比率は、以下の通りです。
◆国別構成比 上位10カ国
米国 | 52.1% |
日本 | 8.1% |
英国 | 6.0% |
カナダ | 3.2% |
フランス | 3.2% |
ドイツ | 3.1% |
スイス | 2.7% |
中国 | 2.6% |
オーストラリア | 2.3% |
韓国 | 1.7% |
構成銘柄の半分以上が、米国企業となっていますが、これは、このETFが、時価総額で組み入れているからです。
この比率を見ると、米国企業が、いかに世界の中心となっているかわかりますよね。
日本企業も健闘しておりますが、10%にも満たないです。今後は、中国や、インドをはじめとした新興国は、成長すると思われるので、その比率が上がってくると思われます。
そう考えると、VTに投資することで、「新興国」の成長にも、対応できますね。
以下は、VTと米国の「S&P500指数」、日本の「日経平均」とのパフォーマンスを比較したグラフです。
◆VT、S&P500指数、日経平均のパフォーマンス比較(2008年~現在)
VTが「+50.60%」上昇しているのに対して、S&P500指数が「+108.79%」、日経平均が「+72.37%」上昇しています。
VTは、これらの指数と比較すると、パフォーマンスは劣りますが、S&P500が「米国」、日経平均が「日本」のみの銘柄で構成されているため、将来、これらの国が何らかの問題があった時の事を考えると、VTは、国レベルでのリスクを分散することでき、大きく負けない点は、大きなメリットです。
実は、私も以前は、このパフォーマンスだけを見て、VTには投資吟味がなく、米国株だけで構成された「VTI」「VOO」に投資した方が良いと考えていましたが、今後訪れるであろう下降相場において、米国株だけを保有するのもリスクあるかな、と思い始めています。
投資家で最も大事なのは、市場から撤退せず、継続的に資産を拡大する事ですからね。
そのためには、世界の株式の平均点が取れる「VT」に投資吟味があるのではないかと考えています。
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