こんにちわ、リョウスケです。
近年は、価値観の多様化が進み、人々のライフスタイルやワークスタイルも大きく変わってきています。
そして「考え方」も、世代によって大きく変わっていますので、私よりも年上の世代(50代~60代)や、年下の世代(20代~30代)と、一緒に仕事していても、自分には考えもつかないような「気付き」を貰うことも多いです。
・・まあ、腹が立つ事も多いですけどね。
私の個人的なイメージでは、私より上の世代は、仕事において「根性論」を好み、私よりも、若い世代は「生産性・効率性」を重視しているように思えます(個人的な解釈です)。
先輩方からは、「昔は、何百時間残業したわ!」という自慢をよく聞かされましたよ。
そして若い世代は、(人にもよりますが)残業をしまくって給料を上げるよりも、効率的に仕事をして、早く仕事を終了させ、プライベートを重視している人も多いように思えます。
まあ、これから人口が減っていく中で、「生産性」を上げて仕事をするのは、必須なので、良い事だと思いますね。
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ところで、最近のサラリーマンは、「出世したくない。」と考えている人が多いようです(もちろん、全員というわけではありません)。
特にその傾向は、20代~30代の若者に強くみられ、マーケティング会社の調査によると、6割以上の人が「出世したくない。」と考えているようです。
その理由は様々なものとなっており
・責任を増やしたくない。
・出世してもそれほど給料が増えない。
・部下の失敗に責任を持ちたくない。
・プライベートを重視したい。
等々、多岐にわたっております。
特に、出世しても給料が増えないのは、責任だけが増えることを意味しますので、「出世したくない」と言う気持ちが出るのも仕方ないですよね。
私も仕事をしていて、色んな方と話をする機会がありますが、残念なことに、よほどの大企業でないかぎり、「責任」と「給料」のバランスが釣り合うことは無いように思えます。
やはり「中小企業」というのは、大手企業に比べると、間違いなく「利益」が出しにくく、特に、一次請け・・二次請け・・三次請け・・と増えていくような仕事だと、その傾向はさらに強いです。
そして、「利益」という分母が限られている分、「給料」を増やすことはできません。
まさか「赤字」を出してまで、従業員の給料を増やすわけにはいきませんからね。
では、「出世なんかしない方が良い」かというと、少なくとも私は、そうは思いません。
あくまで私見ですが、出世したことで得られるメリットは、非常に大きいと考えています。
ちなみに、私は、現在「役職」についております。「グループマネージャー」とかいう、だっさい名前の役職なんですが、普通の会社(?)だと、「部長」になると思います。
よその会社の友人からは、「グループマネージャー(部長)」になったら、偉そうにできるんじゃないの?とか言われますが、はっきり言って、偉そうになんてできません。
おそらく、机にふんぞり返って偉そうにしようと思ったら、「本部長」や「事業部長」以上にならないと無理です。はっきりいって、ただの中間管理職ですよ。しかも私の場合、中小企業のね。
仕事内容は、グループのプロジェクトの進捗管理や、お金の管理、顧客との新規案件をメインタスクとし、その他にもエンジニアや保守メンバーがやるような、現場仕事も時にはやります(人手が足りなければ)。
また、これらの仕事とは別に、 トラブルが有ったときは、客先に謝りに行くことも多いです。そして、改善策などを考えて、スケジュールを作成し、必要なら会社(グループ)のお金を使います(人手を増やす等)。
サラリーマンとして働く限りは、一人一人に「ノルマ」や「予算」があるケースが多いですが、グループ長は、「グループ全体」で利益を出すことが求められます。
ですので、「利益」を出すために、厳しいことをグループメンバーに要求することもありますし、結果として、嫌われる事もあります。
でも、私の任務は「グループで利益を出す」ことで、その結果から、私だけでなく、グループメンバーのボーナスや給料に反映されますので、嫌われようが、ムカつかれようが、仕方ありません。
厳しいことを、グループメンバーに言ったりするのは、意外と「言う側」も辛いんですよ。
管理職になると、「個」より、「全」を考えなくてはいけないのが、最も辛い仕事です。
では、こんな「中間管理職」になることに、何のメリットがないかというと、そんなこともないです。
まず、給料は上がります。
もちろん、「責任」と「給料」が釣り合っているかというと、そうでもないですし、他社の同じ立場と比べると、私はびっくりするくらい安月給で働いています。
でも、昇級していない頃に比べると、「給料」は上がってますからね。この給料がなかなか上がらない時代に、その意味は大きいです。
あと、「マネージメント」を経験していることは、今後、どのような仕事をするにしても役立てることができます。
そして、一番のメリットは、仕事をする上である程度「ルール」を決めれることです。
例えば、私は、あまり残業もしませんし、有給休暇もめっちゃとります(繁忙期を除く)。
そして、メンバーにも、できるだけ残業をせず、有給休暇もきちんと消化するよう指示しています。もともと、仕事の割り振りは、残業無しで計算しておりますし、常に「生産性」を高めて、「有給休暇」も取れるように作業することを求めています。
昔と違い、「何百時間残業した」なんてものは、自慢どころか、恥です。そんな根性論は、今時流行りませんよ。
ですので、「生産性を上げない人は評価しない」というルールを作りました。
言い換えると、「不必要に残業する人も評価しない」です(もちろん、仕方ない残業は別です)。
ていうか、私自身が仕事なんて好きじゃないですし、プライベートを充実させたいんですよね。
それに私が、定時で速攻帰ったり、有給休暇を先頭になってとらないと、グループには浸透しませんからね。
結果的に、こう言ったルールが守られると、「残業手当」を出さなくて済みますし、グループの利益を増やすことができますし、従業員のプライベートも充実することができます。
職場のルールを決めることができるというのは、言い換えると「自由にできる」「好き勝手できる」です。
それを経験してしまうと、二度と人の下で働けなくなるくらい、大きな魅力があります。
自己満足でゴメンね。
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