こんにちわ、リョウスケです。
みんな大好き、世界最大手フードチェーン企業「マクドナルド(MCD)」より配当金を頂きました。いただいた配当金は以下のとおりです。
一株あたりの配当金 1.01ドル
数量 150株
合計(ドル) 151.5ドル
合計(日本円換算:1ドル= 106.46円)16,128円
マクドナルドは、連続増配を41年続けている「配当貴族」銘柄で、前期に「7.4%」の増配を実現しております。
私達のように、日本で働くサラリーマンは、残念ながら給料はほとんど上がっておらず、むしろ、増税によって手取り給料は減少傾向にあります。
そんな中、「マクドナルド」のような連続増配銘柄は、保有しているだけで、安定的に資産を増やしてくれます。
配当金を出すことに否定的な方もいらっしゃいますが、個人的には、一定の間隔で「利益確定」をおこなってくれるメリットは、大きいと考えています。
マクドナルドが1月末に発表した2017年度第4四半期の決算は、それほど悪い決算ではありませんでしたが、既存店の売上高の伸び率が予想と一致したことから、株価は下落しました。
そして、その後、米国長期利回りの上昇によって、相場の低迷に足を引っ張られ、さらに、RBCが目標株価を引き下げたこともあって、マクドナルドの株価は冴えません。
以下は、2018年に入ってからのマクドナルドとS&P500指数の騰落率です。
◆マクドナルドとS&P500指数の騰落率(2018年1月~現在)
S&P500指数が「+0.78%」の上昇だったのに対して、マクドナルドは「-7.99%」の下落となり、市場平均を大きく下回っています。
ただでさえ、長期金利の利回りが上昇している時、マクドナルドのような連続増配でディフェンシブな銘柄は、売られやすくなるのに、アナリストが目標株価を下げているように、先行きが不安になっていることが、この下落の主な原因と思われます。
そして、個人的な見解ですが、マクドナルドは、2017年のパフォーマンスが「+44.81%」となっており、株価が上がりすぎたことによっておきた反動にも思えます。
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このように「マクドナルド」は、大きく沈んでいるわけですが、今後の見通しについて見てみたいと思います。
◆業績予想
上記は、楽天証券で記載している業績予想を引用しています。
マクドナルドは、長期にわたって減収が続いておりますが、まだしばらく続く見込みのようですね。これは、フランチャイズ店の再編を進めているためです。
これがうまく進めば、利益率を高めることができます。
こうして利益率を高めた結果、当期純利益に関しては、増益が続く見込みです。
こうして見ると、将来的な見通しは、決して悪くはなさそうですね。
現在の「株価収益率(PER)」は「21.84」、「配当利回り」は「2.54%」となっており、割安感は良くも悪くもない状況ですが、上記のような利益が確保できれば、割安感も出てくると思われます。
また、前述したとおり、マクドナルドは連続増配企業で、今後も増配が見込まれますので、配当利回りも高くなってきます。
さらに、今後、新興国を中心に爆発的に人口が増えていくことを考えると、マクドナルドのような世界的にブランド力が高く、皆から愛されているフードチェーンというのは、定性的にも期待できます。
ですので、長期的な目線で見ると、マクドナルドは成長し続けると判断しています。
ただ、長期金利の利回りが高くなっている昨今は、マクドナルドのような企業は売られやすいです。そして、2017年のパフォーマンスが良すぎましたからね。
おそらく、今後しばらくは下落傾向が続くのではないでしょうか。
ですので、いったん利益確定して、投資対象から外すのも一つの手だと思います。
ただ、ホールドし続けるにしても、利益確定するにしても、現在の株価を追いかけるのではなく、企業の事業そのものに投資していることを忘れてはいけません。
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