こんにちわ、リョウスケです。
株式投資には、様々な投資手法があります。
例えば、グロース株投資とバリュー株投資、インデックス投資と個別株投資、長期投資と短期投資といった手法が一般的ですね。これらは、それぞれの投資法が対比しているためか、意見がぶつかることも多いです。
ひとつ例を挙げるなら、「長期投資家」 VS 「短期投資家」の場合、長期投資家は、短期投資家に対して「そんな利益すぐに吹き飛ぶっつうの!長期投資こそ正義!歴史が証明している。10年間ハイパフォーマンスを維持してから語れや。」とか言って、否定したり、酷い人になると馬鹿にしたりします。
逆に短期投資家は、長期投資家に対し「結果が出るの遅すぎ!コストパフォーマンス悪すぎでしょ。相場の状況に合わせて売買できる短期投資こそ至高!」とか言って、同じように否定したり、馬鹿にする人がいます。
人は、自分の考えと異なる人を、否定したり、攻撃したりしますが、これはいい例ですね。「否定すること」を別に否定しませんが、株式投資の手法で絶対的な「解」がない以上、お互いの投資手法を否定し合っても何の意味もありません。
まさに、時間の無駄と自己満足以外の何者でもないですよね。
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ところで、私が個別株の銘柄選択をする際、以下の銘柄を好んで投資しておりました。
・強いブランド力を持つ多国籍企業
・配当金をしっかり出す企業(連続増配企業なら尚良し)
・将来的にも成長を見込める企業
まあ、これは、非常にざっくりとした銘柄選定ですが、上記のような銘柄を好んで投資しており、今も保有している個別銘柄は「ボーイング」「ジョンソン・エンド・ジョンソン」「IBM」「マクドナルド」になります。
これらの銘柄は、強力な成長を持続している企業ではなく、どちらかというと古くから経営されているディフェンシブかつ高配当銘柄を、長期投資するような手法をとっているわけです。
さて、そんな私のポートフォリオに、少し前から「Amazon」と「アルファベット」を新しく加えたんですよね。
これらの銘柄は、生粋のグロース株で、これまで私が投資していた銘柄とは一線を画しており、銘柄の選定基準を大きく変更したと言えます。
ただ、そういうわけなのか、当ブログのコメント欄やTwitterのダイレクトメッセージなどで、批判コメントをたくさん頂戴しました。
その中で最も多く頂いた内容が「銘柄選定基準(投資方針)がブレブレ」って言葉。
どうやら、ディフェンシブ銘柄を好んでいた私が、超グロース株に投資したことは、一部の人達に銘柄選定基準をコロコロ変える奴だと思われたようです。
・・・・・
・・・・・
えーっと・・・
銘柄選定基準を変えましたが・・
それが何か?
かつてイギリスの有名な自然科学者である「ダーウィン」はこう言ったそうです。
この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。
そうではない。
最も頭のいいものか。
そうでもない。
それは、変化に対応できる生き物だ。
これって「投資家」にも言えると思うんですよね。
ひとつのこと(銘柄選定)に固執して、可能性を広げるチャンスを棒に振るなんて馬鹿げていると思います。もしかすると、そのチャレンジは失敗する可能性もあるかもしれませんが、成功した時には大きなリターンを得ることができるということを忘れていはいけません。
それに、ひとつのこと(銘柄選定)に固執してしまうと、その方法が仮に陳腐化してしまった場合、手を打つことができない事を考えると、自分の武器は多いにこしたことはありません。
仕事でも、投資でも同じですが、ひとつの方法に固執して、変化することを忘れてしまっては、未来など存在しません。世の中にも、仕事にも、投資にも、将来これまでの常識を超えるような事態が起こる可能性がある以上、絶対的な「解」は存在しないと認識しておくべきです。
もちろん、なんの根拠もなく、思いつきでチャレンジしまくるのは、愚の骨頂ですが、しっかりと、自分なりの「根拠」を持った「変化」は、成功する上で必要なことだと考えています。
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