リョウスケが米国株で億万長者を目指す

日本株で資産を最大化した私がアメリカ株で頂点を目指します。

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バフェット銘柄「アップル(APPL)」への投資をしない理由

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こんにちわ、リョウスケです。

 

今回は、オマハの賢人「ウォーレン・バフェット」が保有している、世界最大手のデジタル機器メーカー「アップル(AAPL)」の2018年第2・四半期(

1月~3月期) の決算を分析してみたいと思います。

 

アップル(AAPL)の2018年度2Q決算を分析

 

まず、結論から申し上げますと、今回の決算は、それなりに良かったです。

 

以下は、今回発表された決算のデータを一部抜粋したものです。

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まず、「売上」を見てみると、611億3700万ドルとなっており、前年度と比較すると「15.57%」の増収となっています。

ちなみに、市場予想が「609億4000万ドルだったので、予想を上回っております。

 

続いて、「営業利益」をみると、158億9400万ドルとなっており、前年度と比較すると「12.74%」の増益となっています。

 

ちなみに、「利益率」は、昨年度同期が「38.92%」だったのに対して、本年度は「38.31%」と、少し悪化しています。市場予想は「38.5%」でした。

 

前年度より少し利益率が落ちていますし、アナリスト予想も下回っているのですが、数値だけ見ると、高い利益率を誇っていますね。

 

アップルの強みは、こういう点にあると思います。

 

そして、「純利益」を見ると、138億2200万ドルとなっており、前年度と比較すると「25.32%」の増益となっています。

ちなみに、EPSは「2.73ドル」となり、アナリスト予想の「2.68ドル」を上回っております。

 

2018年度第2・四半期の決算内容としては、利益率は下がっているものの、「増収増益」で、しかもアナリストの予想もクリアしていたので、数値だけを見ると、非常に良い決算だと思います。

 

ただ、収益の数値だけでは、見えにくいものがあります。

 

そこで、「アップル」の収益の柱である「iPhone」などの売れ行きがどうだったのか見てみたいと思います。

 

アップルの主要製品である「iPhone」は売れたのか!?

 

 以下は、今回の決算で発表された、今期売り上げた製品・サービスを数値化したものです。

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「iPhone」は、本年度全世界で5221万7000台売れており、売り上げが380億3200万ドルとなっています。

昨年度が5076万3000台売れて、売り上げが332億4900万ドルだったことを考えると、販売台数が増えて、売り上げも上がったことが分かります。

 

また、アナリストが予想したiPhoneの販売台数は、5200万台だったので、予想を少し上回る結果となりました

 

続いて、「iPad」は、本年度全世界で911万3000台売れており、売り上げが41億1300万ドルとなっています。

昨年度が892万2000台売れて、売り上げが38億8900万ドルだったので、5.7%の増収となっております。

 

さらに続いて「Mac」は、本年度全世界で407万台売れており、売り上げが58億4800万ドルとなっています。

昨年度は419万9000台売れて、売り上げが58億4400万ドルだったことを考えると、0.6%の増収となっています。

 

さらにさらに続いて「Service」を見てみます。

この事業は、「Appleストア」や「iTune」の売り上げとなっています。

本年度は、91億9000万ドルとなっており、昨年度の70億4100万ドルと比較すると、30.52%の増収となっています。

 

そして最後に「Other Products」を見てみます。

この事業は、上記以外の売り上げを含んでおり、「アップルウォッチ」や「iPod」などがこちらの事業に含まれます。

本年度は、39億5400万ドルとなっており、昨年度の28億7300万ドルと比較すると、37.6%の増収となっています

 

また、この日発表された、2018年度第3・四半期(4月-6月)の見通しは、売上高が515億ー535億ドルとしました。ちなみに、アナリスト予想平均は515億5000万ドルだったので、中間値が予想を上回っています。 

 

私がアップルへの投資をしない理由

 

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今回の決算は、「増収増益」を実現し、市場予想も超えることができましたので、良い決算だったと言えると思います。

 

アップルの株価は、2018年に入ってから、低迷していたので、ホルダーの方は安心したのではないでしょうか。

 

現在のアップルの製品・サービスの売り上げを円グラフにしてみると、以下のようになります。

 

◆アップルの製品毎の売上比率

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このグラフのとおり、アップルという会社は、「iPhone」の売上が、全売上の62%を占めており、非常に大きな割合を占めています。

 

言い方を換えると、「iPhone」に依存しており、一極集中型のビジネスと言っていいですね。

 

最近は、「Service」や「Other Product」の事業も育ってきていますが、それでも全体に対する「iPhone」が占める割合が高すぎて、大きなリスクを感じさせます。

 

それに、消費者向けのハイテク機器は、ブームに乗せられやすいのも注意が必要です。流行りに乗ってしまえば、一気にシェアを奪われてしまうことにもなりかねません。

 

ですので、アップルに投資するのであれば、この一極集中型ビジネスの危険性と、個人向けのハイテク機器のブームのリスクは、キチンと認識しておく必要があります。

 

とはいえ、一度「iPhone」を使った人は、Android等の端末に変える人は少なく、リピート率が非常に高いので、すぐに、アップルのビジネスが陳腐化する可能性は低いと思います。

 

 なんせ、あのウォーレン・バフェットも保有しているわけですし、まだまだ「スマホ」の代替え機も誕生していませんし、アップルの利益率の高さは、投資妙味は十分あると思います。

 

私は、アップルの「iPhone」ありきでの、ビジネススタイルが、どうしてもリスクが高く感じるので、投資しませんけど、短中期的な投資としては、魅力的な銘柄だとは思います。

 

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