リョウスケが米国株で億万長者を目指す

日本株で資産を最大化した私がアメリカ株で頂点を目指します。

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決算発表で業績が良かったのに株価が上がらない理由

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 こんにちわ、リョウスケです。

 

2018年1月~3月期の決算発表も概ね完了しましたが、皆さんのポートフォリオに組み込んでいる銘柄の結果はいかがだったでしょうか。

 

今回の決算も色々ドラマがありましたよね。

 

ハイテク企業で先陣を切った、大手コンテンツ配信サービス「NetFlix(ネットフリックス)」は好業績により、「+10%」株価が上昇しましたし、決算前に、情報漏えいの問題が明るみに出ていたソーシャルメディア最大手の「facebook(フェイスブック)」も予想以上の好業績により、「+9%」株価が上昇しました。

 

また、私の保有銘柄であるオンライン通販最大手の「Amazon(アマゾン・ドット・コム)」も相変わらず規格外の力を見せつけて、好業績を叩き出し、「3.6%」株価が上昇しましたし、フードチェーン最大手の「マクドナルド」も「5.7%」株価が上昇しました。

 

しかし、明あれば暗も必ずありますよね。今回の決算で、多くの投資家に衝撃を与えたのが、「フィリップ・モリス」ではないでしょうか。

予想を大幅に下回る悪決算によって、決算直後に「-15%」下げ、しかも、その後もズルズルと下げ続けており、決算直前と比較すると、「-26.1%」の下げとなっています。

 

超大型株で、ここまで下げるのは、あまり見たことないので、かなり衝撃的でしたよ。

 

好決算なのに株価が上がらない理由

 

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さて、私のポートフォリオに組み込んでいる銘柄は、全て決算発表を終えましたが、前述の「Amazon」「マクドナルド」を筆頭に、アナリスト予想を上回る業績だった企業が多く、そこそこ好決算だったと言えます。

 

全体的にも、好決算が相次いでいるようで、すでに、S&P500指数を構成する企業の半分以上が決算を終えましたが、約8割の企業がアナリスト予想を上回る利益となり、1株利益を平均すると前年同期に比べて、約23%上昇しました。

 

このように、アナリストの予想を上回る好決算が続いているのですが、実際の株価はそれほど上がっていません。

 

以下は、直近半月のS&P500指数のチャートです。

 

◆S&P500指数のチャート

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決算が始まる4月中旬から現在までのチャートですが、ほとんど横ばいになっています。

 

私自身の感覚としても、今回の決算では、予想を上回る決算が出ていても、上値が重く、あまり株価が上がらなかったり、逆に株価が下がるような状況や、決算直後に株価が上昇しても、すぐに値を戻す状況を、よく見るように思えますね。

 

そして、改めて、株価が将来を見越して動いていることに気付かされましたよ。

言い換えれば、今回の好決算は、織り込み済みだっというわけです。

 

よくよく考えてみれば、2017年末に成立した税制改革への期待感から、2017年の米国市場は大きく上昇していましたからね。

 

ナスダック指数で「+29.1%」、ダウ工業平均で「+24.3%」、S&P500指数で「+19.4%」上昇しています。個別株ならともかく、インデックスでここまで上がるのは、逆に警戒すべきだったのかもしれませんね。

 

今回の決算は、税制改革の影響などで、良い決算が出ましたが、逆に言い換えると、直近での利益を伸ばす余地がなくなっているということです。

 

しかも、これまで市場を牽引してきたハイテク企業への規制の懸念はありますし、貿易戦争の驚異も完全に払拭しているわけではありません。

 

もしかすると、近い将来、ピークアウトを迎えるかもしれませんね。

 

私の場合、短期で株価が急上昇した「ボーイング」などを利益確定するなど、ポートフォリオの再構築をするのも、ひとつの手かもしれませんね。

 

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