こんにちわ、リョウスケです。
もうかれこれ15年以上前の話なんですが、仕事で、神戸に行った時のこと。
その日は、二つの会社を回らなきゃいけなかったんですけど、一つ目の打ち合わせが終わった時間と、二つ目の約束の時間が開いてしまったんですよね。
まあ、営業職の人や、システムエンジニアの人なんかは、こういう経験よくあると思いますが、その時は、1時間ほど空いてしまったんです。
ですので、とりあえず、先方の会社の最寄り駅まで行って、適当にブラブラしていたんですけど、さすがに1時間もやることが無いので、コンビニで立ち読みしてたんですよ。
その頃は、給料も少なかったし、喫茶店でコーヒーを飲むという発想もなかった、若かりし頃です。
当時は、すでにジャンプやマガジン等の週刊マンガは、卒業していたのですが、ワンピースとはじめの一歩くらいは読んでいたので、それらをまとめて読んでいました。
そんな、立ち読みに夢中になっていると、ふと私の横でも、同じように立ち読みしている人がいることに気づいたんです。
ごっつ!
(体がでかい事ね)
横で立ち読みしている人の第一印象は、そんな感じ。
背の高さは、私とそれほど変わらなかったんですけど、胸板も分厚くて、筋肉隆々の肉体、確実に何かスポーツをやっている人ということが分かりましたよ。
ふとその人に、興味が湧いた私は、顔を見たところ・・・。
なんと、当時オリックスでプレイしていたイチロー選手だったんてすよ!
テレビでは、ほっそりして見えるけど、実物は、めっちゃガッシリしていて、もの凄く鍛えられている感じでした。
・・ていうか、ああいう人も、立ち読みするんや・・って、めっちゃ親近感沸きました。あの時、握手してもらえば良かったって、今も後悔しています。
<プロモーションドリンク>
そんなイチロー選手が、所属するメジャー球団「マリナーズ」の会長付き特別補佐に就任しました。そして、今季の残り試合には出場しないことを発表しました。
今季は、イチロー選手のプレイは見ることができませんが、2019年以降、選手としてプレイすることができるかもしれないそうです。
ただ・・・現実的には、かつてのように、一線で活躍するのは難しいんでしょうね。
私は、イチロー選手と同世代なので、その活躍はリアルタイムで見てきました。まさに、真の天才とは、この人のためにある言葉なんだなって思いましたよ。
そんな天才でも、年齢とともにプレイヤーとして、試合に出続けることは難しくなってくることに、寂しさを感じます。
そして、時代の舵を取っていた天才が、月日を経て、また別の天才に舵を譲り渡し、選手達の戦いが続いていくのは、本当に面白いと思いますね。
2年ほど前に、日米通算4000本安打を実現できましたが、その時のインタビューが、めっちゃ格好良かった。
彼は、幼い頃から、人に笑われてきた悔しい歴史があり、そして、「そんなの不可能だ!」と笑われたことを、常に達成してきた自負があるそうです。
365日、毎日野球の練習をしてたら、「あいつは、プロ野球選手にでもなるのか(笑)」って、笑われた。
でも、プロ野球選手になり、そして、年間安打数の記録を更新し、日本で誰からも認められる選手になった。
その後、「メジャーリーグでプレイして、首位打者になりたい。」と言った時も、「そんなの不可能だ。」と笑われた。
しかし、メジャーリーグでプレイし、二度も首位打者をとり、アメリカでも、実績の残した選手になった。
ホントに心から、凄いと思います。
周囲が不可能と思えるような、高い目標を設定し、常識に抗い続け、そして、達成し続けたことは、どう表現して良いのか分からないくらい凄いです。
イチロー選手が、達成してきたことに比べれば、恥ずかしい目標かもしれませんが、普通のサラリーマンが「億万長者になる。」と、世間で言うと、「そんなの無理だ」って笑われると思います。
そんな笑われるような目標でも、達成できるような人間になりたいと思いますね。
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