こんにちわ、リョウスケです。
私は、株式投資を始めて15年程経ちますが、当初は日本株で運用していたんですよ。
ライブドアショック、リーマンショックの影響によって、資産が3分の1程度まで下がったこともありましたが、2012年以降の株価上昇によって、大きく資産を増やすことができました。
今にして思えば、奇跡のような出来事だったのですが、それも株式市場に身を置き続けたことによって得た成果だと信じております。
そして、今から3年ほど前に日本株を全て売り払い、米国株に資産を投入しているわけですが、私は、資産を一気に投入する「一括投資」するよりも、「積立投資」する方が性に合っているので、定期的に資産を投入してきました。
しかし、2017年に入ってから、個人的には米国市場に過熱感が出始め、いつか暴落するんじゃないかと考えて、追加投資を見送っていたんですよ(非課税講座は除く)。
今となっては、ライブドアショックやリーマンショックというのは、過去の暴落相場のように思えるかもしれませんが、私にとっては、現実に資産を3分の1まで下落させた、悪夢のような出来事でしたからね。
その結果、大きな機会損失を被ってしまったわけですが、まあこれも結果論ですからね。これポッチも後悔しておりません。
そんなわけで、2017年に入ってから、ほとんど銘柄の入れ替えをしておらず、ポートフォリオも変わっていない状況が続いておりました。
ところで、そんな私のポートフォリオなんですが、先日、ついに保有銘柄の一つを売却しました。
それが「ボーイング」です。
この「ボーイング」はトランプ大統領が当選した際に、今後「軍需産業」が注目されるんじゃないかと思って、購入したんですよ。当時は、配当利回りも3%を超えた「高配当株」でしたし、ゆっくりと配当金を貰いながら、上がるのを待とうと考えておりました。
しかし、自分の思いに反して、「ボーイング」はとんでもない勢いで株価が上昇したんですよね。
以下は、ボーイングの2年チャートです。
◆ボーイングの株価推移
もの凄いで上昇しております。2017年の1年間で倍近く上昇していますからね。
今のボーイングは、中国との貿易戦争などの懸念事項を抱えているとは言え、まだまだ将来的には上昇する見込みがあるようにも思えるので、そのまま保有し続けようかと思ったんですけど、やっぱり短期間で上がりすぎたので、近々ピークアウトするんじゃないかと、感じてしまいました。
日本株でずうっと運用してきた私は、短期間での株価上昇が怖いんですよ(泣)。
私は、平均取得株価が160円近辺で、売却した株価が340円でしたのでダブルバガー(2倍株)を実現できたことになります。
まあ、はっきり言って奇跡以外の何者でもないんですけどね・・・。
ただ、このボーイングを売却して得た資金は、そのまま別の銘柄を購入しようと考えています。
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今、私が考えているのは、3つの選択肢です。
①ハイテク銘柄
②高配当銘柄
③来るべき暴落に備えてキャッシュを温存する。
当初考えていたのは、「ハイテク銘柄」の「マイクロソフト(新規)」「エヌビディア(新規)」「アマゾン(追加)」「アルファベット(追加)」です。
この4つの銘柄に分散投資するか、この中からいくつかに集中投資するか・・・を考えていました。
現在のような金利上昇局面で、株価の上昇が鈍る中、ハイテク銘柄はこれからの「第四次産業革命」に向けて、まだ資金が集まりやすいじゃないかと考えたんです。
(一説によると、金利上昇時は、ハイテク企業も弱くなるという意見もあります。)
一応これでも、ハイテクに関する業界で働いておりますので、科学技術が世の中を変えて欲しい・・・という個人的な考えもあり、応援していきたい事業でもあります。
ただ・・・実は、最近、シーゲル教授著「株式投資の未来」を読み直したんですよ。
その影響をモロに受けて、ハイテク企業の開発設備投資費の高さや、競争の激化がすごく気になってしまったんですよね。結局、いくら人工知能の需要が高まっても、コストが高くなって、思ったほど利益は出ないんじゃないか、という気もしてきました。
では、「高配当株」にするか。
今は、2018年1月ー3月期の決算発表によって、「フィリップ・モリス」「AT&T」の株価が下がり、非常に高い利回りを実現しています。
AT&Tなんて、配当利回り6%超えていますからね。
S&P500指数の過去のパフォーマンスが6%から7%だったということを考えると、AT&Tを購入すると、インカムゲインだけで、このパフォーマンスを実現できるやん。
でもなー。AT&Tが優良銘柄だということは分かるんですけど、基本的に事業展開が国内だけだし、収益が結構バラついている点が気になります。
収益のバラつきはともかく、私の投資方針はグローバル展開している企業というのは、条件として入れておきたいんですよね。
フィリップ・モリスは、シーゲル教授の著書で取り上げられるほど優良な銘柄だということは分かるんですけど、今は過去と違って、「加熱タバコ」の登場によって、事業そのものが再編されている最中のような気がするんですよね。以前のようなビジネススタイルではないような気がします。
さらに、加熱タバコ先進国の日本でも、売れ行きが鈍化していますし・・・。
しかも、これからさらに長期金利は上がると、私は思っているので、今このタイミングで長期金利上昇に弱い高配当銘柄を狙うというのは、非常に勇気が必要です。
んじゃ、結局、2017年同様、キャッシュを温存して、来るべき暴落に備えるか?
いやいや、すでに、キャッシュが4千万円もあるので、これ以上は保有するのはどうかと思うしなあー。
うーん。
うーん。
結局、S&P500指数と連動したETFか、「VTI」「VT」・・・もしくは、少し頑張って「QQQ」あたりが一番ベストのような気もしています。
誰か、正解を教えてください!
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