リョウスケが米国株で億万長者を目指す

日本株で資産を最大化した私がアメリカ株で頂点を目指します。

「成長の罠」・・・新興国、ハイテク企業を心酔しすぎると痛い目を見る!

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こんにちわ、リョウスケです。

 

「株式投資」の基本的な考えは、「安く買って、高く売る」ということです。これは、「株式投資」だけでなく、「商売」の基本といっても良いですよね。

 

ただ、「株式投資」は、日々刻々と「値段(株価)」が変わっていくものなので、よりシビアなものなのかもしれません。

 

なぜなら「株価」が将来的に上昇するかは、誰にも分からないからです。

 

そんなのが分かれば、誰でも億万長者になれますからね。過去の業績や、同業他社の業績、過去のパフォーマンスや、定性的、定量的な情報を元に、「予想」をする必要があります。

 

そして、プロのファンドマネージャーであっても、損益が「赤字」になることも多いので、この「予想」というのは、非常に難しいものです。

 

「個人投資家」として言いたくないセリフではありますが、「株式投資」はギャンブルの側面があると言っても良いかもしれません。

 

まあ、そんなこと言っても「株式投資」をする上では、将来を予想し、自分なりのストーリーを作ることは必須です。

 

そして、短期・中期・長期といった目線は投資家によるかもしれませんが、その企業が「成長する」ということを考えておく必要があります。

 

では、今後、どういったものの「成長」が期待されているかというと、近い将来、人工知能などの次世代技術によって世の中が大きく変革されるという「第四次産業革命」にスポットを当てるなら「ハイテク企業」が、成長すると言われています。

 

あと、先進国を中心に少子高齢化が進んでおりますが、地球全体で見ると、これからも人口は増え続けます。こういった人口増加は、経済の拡大を促し人口ボーナスが与えられると言われています。

 

そういった面にスポットを当てるなら、今後人口が増え続けるインドなどの「新興国」も「成長」が期待できます。

 

「成長」という視点で、投資対象を絞るなら、「ハイテク企業」や「新興国」は、投資妙味は非常に高くなります。

 

成長の罠・・・新興国、ハイテク企業を心酔しすぎると痛い目を見る!

 

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ところで、皆さんは、ジェレミー・シーゲル教授をご存知ですか?
 

個人投資家ブロガーの間では、バフェットやピーターリンチと並んで有名な人物ですね。私も、シーゲル教授の著書を読んで、勉強した一人です。

 

さて、ジェレミー・シーゲル教授は、著書「株式投資の未来」で、「成長の罠」について説いております。

 

これは、成長が大きく望める成長企業・新興セクター・新興国のリターンが、数十年前に設立された老舗企業のリターンを下回っている、というもので、著書の中では、それを「IBM」と「エクソン・モービル」を例として説明しています。

 

遡ること1950年代、技術革新が世界を変えていました。

 

そして、この当時、将来有望と言われていたのが「IBM」です。

 

このような将来有望な「IBM」と、「スタンダード・オイル・ニュージャージー(のちのエクソンモービル」を、当時のデータを使って比較すると、「1株あたりの売上高」「1株当たり配当」「1株あたり利益」「セクター成長率」のいずれもが、「IBM」の方が優れていました。

 

この数字だけを見て、一方の銘柄のみ選ぶとすれば、ほとんどの人が「IBM」を選ぶことになるかと思います。

 

だって、「IBM」の方が、売上も利益も成長性もいいんだから。

 

でも、実際の結果は違いました。

 

1950年から2003年までの間に、「スタンダード・オイル・ニュージャージー」は、年率14.42%の利回りを実現し、IBMは、年率13.83%の利回りとなり、IBMは利回りで負けてしまったのです。


 数値の上では、あまり差異がないように思えますが、53年間の運用期間で、スタンダード・オイル・ニュージャージーに1000ドル投資していると、126万ドルとなり、IBMの場合、96万1000ドルですので、その差は明らかですよね。

 

売上も、利益も、成長性もIBMが高かったのに、なぜ、スタンダード・オイル・ニュージャージーの方がパフォーマンスが良かったのでしょうか。

 

この結果のからくりは、簡単です。

 

上記の判断材料は、あくまで、「売上」や「利益」、「成長性」だけを見て、2つの銘柄から判断しましたよね。

 

でも、これだけで判断して良いのかというと、もちろんダメです。

 

だって、バリューエーションを全く見てませんからね。

 

バリューエーションの判断基準となるものは、たくさんありますが、簡易的なものとしては、「株価収益率(PER)」や「配当利回り」があります。

 

1950年のこの二つの数値を見てみると、

  PER 配当利回り

スタンダード・オイル・ニュージャージ

(後のエクソンモービル)

12.97 5.19%
IBM 26.76 2.18%

 

となります。

明らかに、IBMの方が割高ですね。

 

これほど、バリューエーションに差異があれば、パフォーマンスにも差異が出て当然です。

 

私達、投資家は、ただ単に今後成長が期待できる企業、セクター、国があったとしても、単純に成長率だけを見るのではなく、バリューエーションもしっかり見て、投資の判断としたいものですね。

 

そう考えると、現在株価が上昇している「ハイテク企業」を、なんの疑いも持たず「長期投資」をするというのは危険かもしれませんね。

 

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