こんにちわ、リョウスケです。
私達が生活をしていると、仕事、プライベートを問わず、様々な人とかかわることになります。
自分にとって、良い人、悪い人、相性の良い人、相性の悪い人、様々な人がいますが、プライベートであれば相手を選ぶことができますが、仕事の場合だと、相手を選ぶことができず、相性の悪い人と一緒に仕事をすることになると、ストレスも溜まりますし、大変ですよね。
それぞれの人を判別する基準として、その人の見た目であったり、他の人が話すその人の評判であったり、実際にその人と会話することなどで、自分自身と相性が良いのか、悪いのか、そもそも良い人なのか、悪い人なのか判断することになると思います。
特に、見た目や風貌というのは凄く大事な要素で、見た目が怖かったり、だらしなかったりすると、即座に悪い印象を持ってしまうことも多いのではないでしょうか。
ただ、実際には、怖い見た目や風貌を持っている人の全てが、自分にとって相性の悪い人ばかりかというと、そういうわけでもなく、付き合ってみると、実は良い人だった、良い友人になったというケースも多くあるんですよね。
ですので、幅広い人脈を築くためには、自分自身が見た目や風貌に惑わされない、広い心を持つ必要があるかもしれませんね。
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先日、電車に乗っていたら、妙に圧迫感のある若い男性が私の真横に座ってきたんですよ。短く刈った髪の毛に、鋭い眼光、強面の顔面・・・所謂「ヤンキー」と言う奴です。
私の住んでいるところは、かなり田舎なので、世間では既に絶滅危惧種となっているヤンキー種の若者たちが未だに居るんです。
とはいえ、今回は独りっきりでの乗車だったので、電車の中で騒いだりするわけではないですし、別に害があるわけでもないんですけど、やっぱり真横に座られると、絡まれたり、メンドクサイ難癖付けられたりしないかほんのちょっぴり不安になります。
まあ、ヤンキー達に嫌な思いさせられたことなんてないんですけどね。どちらかというと、酔っ払いのおっさんや、悪口ばっかり言ってるマダムの方が、不愉快な思いをさせられることが多いです。
そんなわけで、のんびりと読書をしながら目的の駅に着くのを待っていると、杖をついて、かなり足元がおぼつかない感じのお年寄りが乗って来たんですよ。
私とヤンキーの席からは、少し離れていたドアから乗ってきたんですけど、お婆さんの姿が見えた瞬間、そのハードヤンキーが、そのお年寄りの方に向かっていったんですよね。
私「(ヤンキーがお婆さんに向かっていった・・・あのお婆さんヤバい!やられる!)」
ヤンキー「スタスタスタ(歩く音)」
私「(あわわわわ・・・)」
ヤンキー「どうぞ、座って下さい!」
多分、その場にいた座席に座ってた人々は、「席を譲らなきゃ!」って、思ったんでしょうけど、ヤンキー君が誰よりも先に声を掛けたんですよね。
そのお年寄りは、お礼を言って、そのまま席に座ったんですけど、本当に助かったのか、その人が降りる時に、何度も礼を言ってました。
いや~~、人を見た目で判断しちゃいけませんね!
見た目がヤンキーってだけで、拒絶していた自分が恥ずかしいです。
そういや、思い出したんですけど、私が中学生の頃に、「S君」という超絶ヤンキーががいたんですよ。
私が学生の頃は、ヤンキー漫画がそこそこ流行っていたので、こういった種族はたくさんいたんですけど、中でもS君は同じ市内の同級生なら誰でも知ってるくらい有名なヤンキーだったんです。
当然のように、先生に反抗したり、同級生や他校の人とも揉めていましたし、バイクで学校に突入してきたり、やんちゃな事ばっかりしてました。
S君は中学卒業後、私と違う高校に行ったのですが、家が近かったということもあって、卒業後もよく一緒に遊んだりしていたんですよ。
そんなS君と私が高校生の頃に、S君のおばあちゃんが、痴呆症になってしまって、所構わず排泄したり、夜中に徘徊したり、大変だったんですよね。
高校生なんてほとんど子供なので、身近な肉親が痴ほう症になってしまったら、大してフォローすることなんてできないと思うのですが、S君はおばあちゃんが、排泄した時は、トイレに連れて行ったり、お風呂で体を綺麗に洗ってあげてたし、徘徊した時は、率先して探しにいってました。
「なんで、そこまですんの?」って、聞いたら、「小さい頃にいっぱい遊んでもらったし、悪いことしたときも庇ってもらって、感謝してるから」・・とのこと。
「見た目」も「行動」もヤンキーでしたけど、昔の恩義をいつまでも覚えている、良い奴でしたね。
やっぱり、人の見た目とか、雰囲気だけでなく、その人の本質が、どうなのかで、人を判断しなきゃいけません。
そういう意味では、「人の本質」を見抜くというのは、お金持ちになるために「株式投資」をする際、優良銘柄を見抜くよりも難しいのかもしれません。
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