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ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)の2018年3Q決算を考察!株価が低迷した時に購入しておけば良かったー

 

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こんにちわ、リョウスケです。

 

今回は、現地時間、2018年10月16日に発表されました、世界最大手のヘルスケア企業「ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)」の2018年度第3・四半期決算を考察してみたいと思います。

 

ジョンソン・エンド・ジョンソンの2018年度3Q決算を考察してみた

 

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まず、結論から言いますと、今回の決算は、「良かった」でした。

 

2018年度3Q決算の売上高は、203億4800万ドルとなり、昨年度と比較すると3.5%の増収となりました。また、予想が200億5000万ドルでしたので、アナリスト予想を上回っております。

 

続いて、特別項目を除く1株利益は2.05ドルで、アナリスト予想の2.03ドルを上回りました。 

 

そして、同じ日に発表された通年の売上高見通しは、整後1株利益予想を8.07ー8.17ドルから小幅に引き上げ、8.13ー8.18ドルとしました。

 

続いて、ジョンソン・エンド・ジョンソンの売上を事業別に見てみたいと思います。

 

以下は、今回発表された決算データです。

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ジョンソン・エンド・ジョンソンは、大きく分けると、

「一般消費者向け製品(Consumer)」

「医療品(Pharmaceutical)」

「医療機器(Medical Devices)」

といった3つの事業に分かれております。

 

まず、「一般消費者向け製品(Consumer)」を見ますと、今期売り上げは、34億150万ドルとなり、前年度と比較すると1.8%の増収となりました。

 

続いて、「医療品(Pharmaceutical)」を見ますと、103億4600万ドルとなり、前年度と比較すると、6.7%の増収となりました。

 

これまでジョンソン・エンド・ジョンソンの主力だったレミケードを取り巻く環境が厳しくなり、がん治療新薬やバイオ医薬品アクテリオンに代表される買収に軸足を移しています。

 

前立腺がん治療薬ザイティガの売上高は9億5800万ドル。アナリスト予想の7億9500万ドルを大きく上回りました。

乾癬、その他自己免疫疾患の治療薬「ステラーラ」の売上高は16.5%増の13億1000万ドルで、予想の12億7000万ドルを上回りました。

 

レミケードの売上高は16.3%減少して13億8000万ドルとなりましたが、予想の13億6000万ドルは上回りました。

白血病治療用の「ダラザレックス」の売上高は4億9800万ドルでアナリスト予想の5億1000万ドルを下回りました。

  

最後に、「医療機器(Medical Devices)」を見ますと、65億8700万ドルとなり、前年度と比較すると、-0.2%の減収となりました。また市場予想の66億6000万ドルを下回っています。 

 

ちなみに、全体の売り上げのうち、米国国内比率は52.4%、海外比率は47.6%となっております。

 

売上の約半分を、海外で稼いでいるわけですね。こういったグローバルに展開し、ブランド力が強い企業は、今後、人口拡大の恩恵を受けると思われるので、安心して保有する事ができます。

 

ただ、このジョンソン・エンド・ジョンソンも、他のヘルスケア企業同様訴訟リスクが高い点は考慮に入れておかなくてはいけません。

 

今年に入って、ベビーパウダーの原料タルク(滑石)に含まれるアスベストが原因で卵巣がんを発症したと申し立てられたミズーリ州での裁判で、JNJに46億9000万ドルの損害賠償支払いを命じる評決がでましたからね。

 

今回の評決によって、JNJの製造物責任を問う訴訟への関心を高める可能性ありますし、JNJは今回のような訴訟を9000件も抱えていますからね。

 

ジョンソン・エンド・ジョンソンは下がれば仕込みどき

 

今回の2018年度第3・四半期決算は、増収増益を実現し、予想を上回る内容だったので、決算発表後株価は上昇しました。

 

 

ジョンソン・エンド・ジョンソンをはじめとするヘルスケア業界は、前述のとおり、訴訟リスクが高いことは、リスクとしてしっかりと捉えておく必要がありますし、それ以外にも特許切れによる収益性の低下や、ジェネリック薬品の躍進など様々な懸念事項があります。

 

しかし、世界的には新興国を中心に、人口が増え続けておりますし、また、医療技術の発達によって、平均寿命も伸びてきています。

  

なかでも、ジョンソン・エンド・ジョンソンのように、強いブランド力を持ち、世界的に売上を延ばしているグローバル企業は、今後も成長が見込めます。

 

しかも、連続配当50年を超える「配当王」ですからね。

保有しているだけで安定したインカムゲインを貰えるという恩恵まで享受できます。

 

つまり、ジョンソン・エンド・ジョンソンは、今後も成長が見込め、安全安心の配当が貰えるわけです。

 

そんなジョンソン・エンド・ジョンソンが今年に入ってから低迷していましたが、最近は株価も復活し、「あの時購入しておけば良かったー!」って嘆いている人も多いでしょうね。

 

はい、それが私です。

 

やっぱり、ジョンソン・エンド・ジョンソンのような黄金銘柄が低迷したときは、買い増しのチャンスなのかもしれませんね。

 

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