リョウスケが米国株で億万長者を目指す

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ウォルマートの2019年3Q決算を考察!非常に良い銘柄だけど投資することは無い・・・

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こんにちわ、リョウスケです。

 

世界最大の小売業「ウォルマート・ストアーズ(WMT)」が2019年度第3・四半期決算(8月~10月期)を発表しましたので、考察してみたいと思います。

 

ウォルマート・ストアーズの2019年度3Q決算を考察

 

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まず、結論から言いますと、今回の決算は非常に良かったです。

 

以下は、今回、発表された決算データの一部を抜粋したものです。

 

◆2019年3Q決算概要

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売上」は、1261億ドルとなっており、前年度と比べると「2.4%」の増収となっております

アナリスト予想の1255億6000万ドルを上回っております。

 

 そして、調整後の「1株利益」は、1.08ドルとなり、アナリスト予想の1.01ドルを上回りました。

 

そして、この日同じく発表された通期については、調整後1株利益見通しを4.65-4.80ドルだったものを、4.75-4.85ドルに情報修正しました。

 

また、既存店売上高(除く燃料)は「およそ」3%増から「少なくとも」3%増に修正した。

 

続いて、今期の決算内容を「セグメント」毎に見ていきたいと思います。

 

「ウォルマート」では、「U.S(アメリカ国内)」と「International(アメリカ以外)」、「Sam's Club」の3つのセグメントに分かれています。

 

「Sam's Club」とは、米ウォルマートが1983年に設立した会員制 スーパーマーケットです。


ウォルマート創立者「サム・ウォルトン」にちなんで名づけたもので、2008年現在全米に4700万人の会員数を持ち、コストコ同様各地で店舗 展開しています(ウィキペディアより)。

 

まず、「U.S(アメリカ国内)」のデータを見てみます。

 

◆アメリカ国内の実績

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アメリカ国内の売上は、806億ドルとなっており、前年度と比較すると「3.7%」の増収となっています。

 

ウォルマートの8-10月米既存店売上高(燃料価格変動の影響を除外)は3.4%増加しており、アナリスト予想の2.87%増を上回りました。

 

米既存店売上高は4年以上、増加基調を保っております。

 

インターネットでの売上高は43%増加と、第2・四半期の40%増を上回りました。

 

サイトの刷新や生鮮品の拡充、ミレニアム世代をターゲットにしたファッションブランドを買収して、サイトでの集客強化に取り組んでいるようですね。

 

調査会社のデータによると、ウォルマートは今年、電子商取引売上高でアップルを抜き、アマゾン・ドット・コム、イーベイに続く3位につける勢いです。

 

まさにウォルマートの成長をネット通販が支えていると言っても過言ではありませんね。

 

 

続いて、「International(アメリカ以外)」のデータを見てみます。

 

◆アメリカ以外の実績

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「売上」は、288億ドルとなっており、前年度と比較すると、「-2.6%」の減収となっています。

そして「営業利益」は、12億ドルとなっており、前年度と比較すると、「-3..7%」の減益となっています。

 

最後に、「Sam's Club」のデータを見てみます。

 

◆Sam's Clubの実績

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「売上」は、145億ドルとなっており、前年度と比較すると、「-2.3%」の減収となっています。

そして「営業利益」は、40億ドルとなっており、前年度と同じものとなっています。

 

ウォルマートの成長は素晴らしいが私は買わない・・・

 

今回の決算では、アナリスト予想を上回る決算となりましたし、懸念されていたネット販売の成長が加速するものだったので、非常に良い決算だったと言えます。

 

ただ、JCペニーやディラーズの業績が振るわず、小売銘柄に弱気の見方が広がったため、決算発表当日の決算は下落しました。 

 

ウォルマートは最近の決算が非常に良いものとなっていますし、素晴らしい銘柄の一つだとは思うのですが、アマゾンドットコムと競合しており、ドンパチしておりますね。個人的には、ウォルマートがアマゾンと競合している点が、投資をためらわせています。

 

諸説ありますが、かの「ウォーレン・バフェット」が「ウォルマート」を売却したのは、アマゾンと競合していることによって、不確実性の高まったことが原因という意見もあるくらいですからね。

 

ただ、ここ最近は、アマゾンの驚異のある中、ネット通販事業も大きく成長しており、ウォルマートの売上に貢献しております。私は、ウォルマートがこの状況の中で、成長するとは思いませんでしたよ。

 

ですので、決してアマゾンの台頭によって、成長が阻害されているというわけではないのかもしれません。

 

そして、世界最大の小売事業であると同時に、連続増配44年という株主還元意識が高いことから、非常に面白い銘柄だと思います。

 

ただ、小売事業そのものが、今大きく変革している時期で、なおかつ規格外の成長を続けているアマゾンと競合しては、いくら今後のネット通販に期待できるとは言え、あえてこの銘柄に投資しようとは思いませんね。

 

ウォルマートに投資するのであれば、ほかにも面白い銘柄がたくさんあるので、そちらに投資したいと思います。

 

あくまで個人的意見ですが、「小売業」という点に絞るなら、アマゾン一択でいいような気がします。

 

ただ、キャピタルゲインよりも、インカムゲインを重視したいのであれば、投資妙味がありますが・・・うーん、少しパンチが弱いかなー。

 

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