こんにちわ、リョウスケです。
とりあえず米国企業の決算発表も一区切りしましたね。
皆様の保有銘柄の決算はいかがでしたでしょうか?私の保有銘柄の決算はまちまちだったってところです。そして、大きく明暗を分けているのは、ハイテク株とディフェンシブ株ですね。
ハイテク株の決算は、アマゾンをはじめとして非常に悪いものが多かったです。もちろん、数字の上では、増収増益を実現しているわけですが、これらの銘柄は「成長」を織り込んで株価が推移しているため、アナリスト予想を下回ると「暴落」を引き起こしてしまいます。
まあ、「アマゾン」に関しては、決算発表前から地合いが悪かったので、悪決算がだけが暴落の原因ではないのかもしれませんけどね。
そして、ジョンソン・エンド・ジョンソンやマクドナルドなどのディフェンシブ銘柄の決算は非常に良かったです。
2018年、あれだけ苦しんだディフェンシブ銘柄がここに来て力を発揮していることは嬉しいものです。
<プロモーションドリンク>
さて、実は以前より、このブログに書いておりますが、ハイテク銘柄に関しては、そろそろピークアウトすると考えています。いや・・・すでに、ピークアウトしているといった方が正しいかもしれませんが。
今の相場環境の悪さと、投資家心理状況の悪化、短期的な好材料が見当たらない点を考えると、「攻めるポートフォリオ」よりも「守るポートフォリオ」徹したほうが良いと考えました。
これまでも、漠然とその思いはあったのですが、ポートフォリオを大きく再編を決意したのは、中間選挙が終了したにも関わらず、株価がそれほど上がらなかったことや、これまで起きた「暴落局面」と少し似た空気感を感じたからです。
まあ、私は「金融」や「経済」のプロではありませんので、この考えが当たるかどうかなんて分かりませんが、自分自身の大事な「資産」なので、自分自身の考えに準拠して行動を起こしたいと考えています。
ですので、これまで保有していたハイテク株を売却して、よりディフェンシブなポートフォリオに再編しました。
■現在のポートフォリオと運用資金
今回(この1ヶ月)売却した銘柄は以下のとおりです。
(売却銘柄)
・アマゾン(部分売却)
・アルファベット(全株売却)
・エヌビディア(全株売却)
・アリババ(全株売却)
・IBM(課税口座分は全株売却、非課税講座のみ保有)
アマゾン(+20%強)とアルファベット(+8%強)はそれなりに収益を得ることができましたが、エヌビディア(-20%)とアリババ(-20%)に関しては、ここ数ヶ月で想像以上の暴落が起きたので、「損切り」という形になってしまいました。
「損切り」なんてしたのは、リーマンショック直後以来ですね。それだけ、ここ10年間の相場環境が良かったってことでしょう。
IBMに関しては、保有期間が長かったことと、円安が進んでいること、配当利回りが高いこと、などによって株価は下落していますが、プラスマイナスゼロくらいです。IBMも大きく株価が下落していることを考えると、損益ゼロというのは喜ばしいことかもしれませんが、これだけ相場環境が良かった中収益が出なかったのは、機会損失以外のの何者でもありませんね。
そして、購入した銘柄は以下のとおりです。
(購入した銘柄)
・バンガード・米国長期債券ETF(BLV)
・SPDR ゴールド・シェア(GLD)
・ iシェアーズ・コア S&P 500 ETF (IVV)
今回は「債券」や「ゴールド」「S&P500」に投資することにしました。
債券銘柄(ETF)に関しては、バンガード・米国トータル債券市場ETF(BND)と迷ったのですが、熟考した結果「BLV」の方にしました。
あと、ゴールドのETFである「SPDR ゴールド・シェア」も最近になって上昇局面に転じていますし、リスク時にはめっぽう強いので、とりあえず資金を逃がしています。
ちなみに、このETFは、リーマンショック時にはS&P500指数が最大50%下落した中、倍以上上昇しています。今後のリスクに備えるなら、最適な金融商品だと思います。
ちなみに、ポートフォリオを再編といえば聞こえはいいですが、かなりの運用資金をキャッシュにしています。これからの相場環境が、私の思いと違ったものになれば、またポートフォリオをいじりたいと思っています。
まあ、いずれにせよ、個人的にはまだまだ割高になっていると思いますね。
あと、ハイテク銘柄に関しては、今回売却しましたが、将来的に成長するのは間違いないので、株価が下がれば拾っていきたいと思います。
▼大変申し訳ございませんが「ポチッ」と応援していただけると嬉しいです。
<プロモーションリンク>