こんにちわ、リョウスケです。
最近は随分と株価が下がっておりますが、こういう相場では「分散投資」の重要性を身を持って体験している人も多いのでは無いでしょうか。
2018年中盤まではハイテク銘柄が、市場を引っ張ってきたので、「よっしゃあ、もっと儲けてやるぜ。」と考えて、アマゾンやアップル、エヌビディアなどに集中投資していた人は、今頃大ダメージを受けて精神的なダメージを受けまくっていることだと思います。
ほんと、欲をかいた豚は痛い目にあったらいいですよ、マジで。
ええ・・すみません、私のことです(泣)。
私の場合、ハイテク銘柄をポートフォリオに加えたのは随分前だったのと、下がり始めたのと同時に逃げ出したので致命傷を受けずに済みましたが、それでもかなりのダメージを受けてしまいました。
あと、何よりもポートフォリオをディフェンシブ銘柄とハイテク銘柄で構成していたことも功を奏しています。
様々な銘柄や、セクターに「分散投資」することで、仮に一つの銘柄(セクター)が暴落したとしても、損失を最小限に抑えることができますからね。
付け加えるなら「株式」が下がったとしても、「債券」や「ゴールド」に投資しておけば、更なるリスク分散を行えます。
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このように幅広い銘柄やセクター、金融商品に投資することで、ダメージを最小限にすることができるわけですが、一方で著名投資家である「ジム・ロジャーズ」は、「集中投資」を推奨しています。
彼の言葉を一部抜粋すると
投資は分散すべきだとアドバイスを受けることが多いだろう。
しかしそれでは破産はしないものの、大金も手にすることはできない。
1970年も一次産品を買って10年間保有し、80年にそれを売って日本株を買い、90年にそれを売ってテクノロジー関連株を買い、2000年にそれを売っていたら、あなたは今頃大富豪になっていただろう。
70年に投資を分散していたなら、ここ30年、ちっとも儲からなかったはずである。分散投資は安全だが、リッチにはなれないのだ。
要約すると「ジム・ロジャース」は、「分散投資は安全だが、リッチになれない」と言っています。
私は「株式投資」を15年以上やっていますが、投資の本などを見ると「分散投資してリスク分散せよ。」と書いていますが、ジム・ロジャースは全く逆の事を言っているわけですからね。
今まで聞いたことのないような内容だったので、衝撃を受けたことを覚えています。
たしかに「分散投資」の考え方は、「負けない投資」をするためのもので、純粋に「儲ける」「儲けまくる」という考え方ではありません。
そして、ジム・ロジャースと並び称される、オマハの賢人「ウォーレン・バフェット」も、保有している銘柄そのものはたくさんありますが、保有銘柄のトップ6が、ポートフォリオ全体の70%を占めていることを考えると、「集中投資」しているといえます。
では、こういった世界的にも有名な著名投資家が、「集中投資」しているからといって、我々のような「個人投資家」が、集中投資をしても良いのでしょうか。
私は、全然「有り」だと思います。
本当に分散投資をしたければ、個別銘柄をポートフォリオに加えるのではなくて、市場平均である「S&P500指数」と連動したETFや、「BND」や「BLV」などの債券ETFなどのような、「株式」だけでなく債券やゴールド、通貨、キャッシュなどを組み合わせてポートフォリオを作り、放置しておけば良いと思います。
ただ、私たちのような「投資家」が、なぜ「投資」をしているかというと、お金持ちになりたいからですよね。
もし、「銘柄選定」に自信があるのであれば、「集中投資」して資産の拡大を狙うべきだと思います。
ただ、当たり前ですが、その分「リスク」が高くなってしまうことを忘れてはいけません。一年前は「ハイテク銘柄こそ最強。」といっている人も多かったですが、そう言った人はここ数ヶ月で痛恨の一撃を食らったはずですからね。
おそらく殆どの投資家たちが、「いずれハイテク銘柄は暴落する。」と分かっていたと思うんですよ。それでも、多くの投資家がダメージを食らったことに、学ぶ点は多いと思います。
まあ、私には少ない銘柄への「集中投資」はできませんね。そもそも銘柄選定にも自信がありませんし、40歳を超えた私は、そもそも年齢的にそこまでのリスクをとることができません。
特に2019年、2020年はボラティリティの高い相場だと思いますので、ここは一旦キャッシュポジションを高めておくのも一つだと思いますよ。
元も子もない言い方ですが、今は本業や副業を頑張って、2017年のような「猿でも勝てる相場」になった時に全力投資するのがいいのかな、なんて思っています。
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