こんにちわ、リョウスケです。
日本には世界に誇れる様々な文化や産業がありますが、その中でもアニメや漫画、ゲーム、アイドルなどのオタク文化は世界中で注目されています。
これらは、日本に対して強い興味を持つきっかけとなり、日本に留学したり働いたりする外国人も多いようです。
当然、日本国内でもこういった分野に興味を持っている人も多く、ある調査によるとオタクの数は国内に1860万人いると言われており、男女比は6:4の割合となっているそうです。
意外と女性でもオタクは多いんですよね。
こういったオタク産業は、1兆円以上の経済効果があり、国内の産業の中でも屈指の経済効果を持つ産業の一つとなっています。
ちなみに、矢野経済研究所が発表した調査結果によると、オタク産業の中で最も年間消費額が高かったのは、「アイドルオタク」だそうです。
アニメ、ゲームなど様々なオタク文化がある中、アイドルオタクだけが一人当たりの平均年間消費額が10万円を超えていました。
ある意味、日本の経済を支えていると言えるのかもしれませんね。
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ところで私の会社にも、某アイドルの大ファンの人がいます。
とはいっても、よくオタクの風貌で例えられるような、おじさんメガネを掛けて、ポッチャリしてて、シャツをズボンにインして、友達のことを「○○氏」と呼ぶような「オタク」ではなく、見た目は普通です。
彼はそのアイドルがデビューした当時から応援していて、CDを買ったり、ライブに行ったり、握手会に行ったり、推しているメンバーがミュージカルなどのお芝居があれば、見に行ったりしています。
これらは、自身の住んでいる地域だけに限らず、全国どこにでも足を運んでいるので、すごくお金がかかるようなんですよね。一度、年間にどれくらいの費用をかけているのか聞いて見たところ、月々約10万円で年間に換算すると100万円以上の出費があるそうです。
生活費以外のお金はほとんどアイドルの追っかけに費やしているといっても過言ではなく、彼にはほとんど貯金などもないようですね。
ちなみに、彼が応援しているアイドルは、彼が応援し始めた当時はまだまだ知名度もなかったようですが、その後売れに売れまくって、今やトップアイドルとして活躍しているようです。
ですので、不遇の時代から栄光の時代への成長を見続けている分、これからも応援していきたいと思っているようですね。
おそらく多くの人は、彼のようにアイドルに湯水のごとくお金を費やしている人を、あまり良い印象を持たないと思います。なぜなら、いい年したおっさんが貯金もせずに、自分よりも若いアイドルを追いかけているなんて、尋常ではありませんからね。
でも、私はこういう一つの事に夢中になれるのって素晴らしいなあ、って思うんですよ。
多くの人は、今の生活をただなんとなく生きているだけで、大きな目標を持っていたり、何かを夢中になって追いかけるような人生を送っている人って少ないと思います。
アイドルオタクの彼のように、何か一つのことを、凄く大事にしていて、夢中になれるってなかなか無いじゃないですか。私には、そこまで夢中になれるものってないので、ホント羨ましく思いますね。
少なくとも、資産を高めることにばかり注力している私よりも楽しい人生を送っていますよ。
そして、広い目線で見れば、全国各地の握手会やライブに行くために交通費を使ったり、発売されたCDを購入したり、日本経済の一旦を担っています。
多くの人が将来へ悲観するあまり「節約」に力を入れており、これらは美談として捉えられがちですが、日本経済においてはお金が循環せず、デメリットしかありませんからね。
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ところで、私もアイドルオタクの彼に勧められて、握手会に何度か行ったことがあります。
その時のエピソードは以下に書いています。興味があれば読んでください。
そして、握手会以外にも、様々な番組の録画を見せてもらったのですが、最近のアイドルって、結構体張るんですよね。
バンジージャンプしたり、スカイダイビングしたり・・・。
今のアイドルって、大昔に比べると年齢層が上がっているそうですが、それでも10代や20代前半なわけで、こういった世代の若者が大人達に混じって仕事をしているって凄いですよね。
しかも、彼女たちの友達や同世代の子達は学校にって遊んだりしているのに、本人たちは、その年齢で、多くの人の目に晒される仕事をして、なにか失敗をするとネットに心無いことを色々書かれたり・・・ホント大変だと思います。
それでも、夢に向かって進んでいる姿に、オタク達は、そういう姿に喜びを見出しているのかもしれませんね。
自分の推しメンにお金を使うというのは、投資とよく似ているのかもしれません。
手に入るのは「お金」ではなく、「満足感」ですが。
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