こんにちわ、リョウスケです。
私が若い頃の話なんですけど、その当時も今と同様システムエンジニアの仕事をしており、客先には頻繁に打ち合わせに通っておりました。
当時は、遠隔で会議ができるようなシステムもなかったので、わざわざ大阪からお客さんの事務所のある神戸に行っていたのですが、ある日の打ち合わせでは午前中だけでは話がまとまらず、午後からも引き続き打合せを行うということになりました。
ただ、お客さんの担当者が、午後直ぐに打合せをする時間が取れなくて、2時間ほど空き時間ができたんですよね。
ですので、時間を潰すためにブラブラ歩いていたんですけど、ふとコンビニで買物しようと思い、立ち寄り雑誌コーナーあたりを適当に眺めていたら、私の横に凄く体の大きい人が立っていたんですよ。
背の高さは、私とそれほど変わらなかったんですけど、胸板も分厚くて、筋肉隆々の肉体、確実に何かスポーツをやっている人ということが分かりましたよ。
ふとその人に、興味が湧いた私は、顔を見たところ・・・。
なんと、当時オリックスでプレイしていたイチロー選手だったんてすよ!
テレビでは、ほっそりして見えるけど、実物は、めっちゃガッシリしていて、もの凄く鍛えられている感じでした。
20年以上経った今でも、あの時サインをお願いしたら良かったと後悔しています。
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そんなイチロー選手が、先日プロ野球の一線から退くことを発表しました。
私は、イチロー選手と同世代なので、その引退には色々考えさせられるものがあります。どんな天才でも、どれほど努力をしていても、若い世代に譲って行く事になるんでしょうね。
昔は、イチローに匹敵するようなプロ野球選手なんて、二度と現れないと思っていましたが、二刀流に挑戦している大谷翔平選手が現れましたし、栄光の架け橋は永遠に続いていくのは、本当に面白いと思いますね。
ところで、イチロー選手のエピソードはたくさんありますが、数年前の日米通算4000本安打を実現した際のインタビューが、めっちゃ格好良かったんですよ。
彼は、幼い頃から、人に笑われてきた悔しい歴史があり、そして、「そんなの不可能だ!」と笑われたことを、常に達成してきた自負があるそうです。
365日、毎日野球の練習をしてたら、「あいつは、プロ野球選手にでもなるのか(笑)」って、笑われた。
でも、プロ野球選手になり、そして、年間安打数の記録を更新し、日本で誰からも認められる選手になった。
その後、「メジャーリーグでプレイして、首位打者になりたい。」と言った時も、「そんなの不可能だ。」と笑われた。
しかし、メジャーリーグでプレイし、二度も首位打者をとり、アメリカでも、実績の残した選手になった。
本当に凄いですよね。
周囲が考えている「非常識」に挑戦し続けて、勝ち取り続けたんでしょうね。そして、その栄光の陰にはとてつもない努力と苦労があったと思います。
イチロー選手が挑戦し続けたことに比べると恥ずかしくなるほどですが、普通のサラリーマンが「億万長者」を目指すと、「そんなの絶対無理(笑)」と笑われることもありますが、今の時代はサラリーマンとしての収入は少なくても、色んな事に挑戦しやすい時代でもあると思います。
他人の「非常識」を自分も「非常識」とは思わず、色んなことに挑戦していきたいですね。
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