こんにちわ、リョウスケです。
これまでの日本人の考え方は「他人と歩調を合わせる」という全体主義が主流となっていましたが、近年は「個人の個性や価値観を尊重する」という個人主義が台頭しています。
そして個人の働き方についても、仕事は適度に頑張って、プライベートを重視するという考え方も広がりつつあり、個人的には「会社」という組織は「利益」や「事業の継続」を最も重視するものなので、「個人」というものは眼中にはないので、このような「個人主義」が台頭するのも仕方がないのかなと感じます。
数年ほど前から米国では「FIRE(Financial Independence, Retire Early)」という言葉が流行となっており、日本の言葉に直すと所謂「経済的自由を手に入れてアーリーリタイアする」ということです。
つまり若いうちに資産を高めて経済的自由を手に入れることで、会社を辞めプライベートを楽しむ、という生き方が注目されているわけです。
とはいえ、アーリーリタイアを実現できる程資産を高めるというのは非常に困難ですし、時間もかかります。リタイアする年齢にもよりますが、若ければ若いほど人生を終了する年齢に達するまでの年数が多く、それだけお金がかかりますからね。
当然、サラリーマンとしての収入だけではなかなかそれほどの資産を貯めるのは難しいので、おのずと株式投資などで効率的に資産を高めることが求められます。
そして、数ある株式投資の銘柄選択術の中でも、最もオススメなのは、米国の「連続増配企業」への投資です。
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株式投資の大きな魅力の一つとして「配当金」がありますが、米国の上場企業には毎年「配当金」の金額を上げている企業がたくさんあります。
こういった企業を「連続増配企業」と呼ばれているのですが、さらに25年以上連続増配している企業を「配当貴族」、50年以上連続増配している企業を「配当王」と呼ばれています。
こういった「配当貴族」や「配当王」は、ドットコムバブルの崩壊やリーマンショックのような大暴落が起こり、不況で利益が減っていた頃ですら「増配」していたことになりますので、「減配」や「無配」と言ったことが起こりにくい企業だということです。
ちなみに日本では、25年以上連続増配の企業が、「花王」一社しかありませんので、米国企業の「配当」に対する意識の高さが高い事がお分かりいただけるかと思います。
それでは、今回は連続増配企業に投資することで、受けられる2つのメリットを紹介します。
まず、一つ目のメリットは「連続増配企業」に投資すると、保有しているだけで、貰える配当金が増えていきます。
ちなみに、私の保有している「マクドナルド」は、42期連続で増配しており、直近では、前年度と比較して約15%の増配しました。仮に、1000ドルの配当金をもらっている人が、毎年同じ増配率の増配が行われると仮定すると。
1年目 1150ドル
5年目 1749ドル
10年目 3515ドル (約3倍)
15年目 7075ドル (約7倍)
20年目 14231ドル (約14倍)
配当には、複利が適用されるので、保有しているだけで、配当金がどんどん増えていきます。これが、年々積み重なっていくと、 20年後には、約14倍の配当金をもらえることになります。
このような配当金は、リタイアする前なら、再投資することで、複利の恩恵を受けて効率的に資産を増やすことができますし、リタイア後は、不労所得として、日々の生活費として活用することができます。
二つ目のメリットは、リタイアするための計画が立てやすいことです。
「連続増配企業」は、そうでない企業に比べると、株主還元意識が高く、安定した「配当金」が貰えます。
安定した配当金が貰えると言うことは、毎年受け取る収益を予測することができますので、「あとどれくらい投資すればリタイアできるか」「あとどれくらいでリタイアすることができるか」というリタイアするための「精度の高い」計画を立てることができます。
そして、見える化した計画を元に、順次資金を投入し、リタイア目指すことができるわけです。
このように、連続増配企業に投資する事で、様々なメリットを受けることができますので、リタイアに向けて、大きく前進することができます。
とはいえ、リーマンショックの際、多くの企業が、減配あるいは無配に転じたことを考えると、必ずしも増配し続けるわけではありません。
ですので、連続増配銘柄の中でも、「マクドナルド」や「ジョンソンエンドジョンソン」のような、収益性が高く、可能なかぎり減配や無配を行わない優良銘柄に投資する必要があります。
「FIRE(アーリーリタイア)」を実現したい人にはオススメの投資だと思いますよ。
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