こんにちわ、リョウスケです。
今回は、世界最大手フードサービス「マクドナルド(MCD)」の2019年度第2・四半期決算(4月~6月期)を考察してみたいと思います。
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今回のマクドナルドの決算は良かったです。
以下は、今回発表された決算データです。
マクドナルドの今期の売上高は53億4130万ドル(前年度比-0.23%減)の減収となりましたが、アナリスト予想の53億3000万ドルを上回りました。
マクドナルドは利益率を高めるためにフランチャイズ化を推進しており、決算ごとに売上高が「減収」しておりましたが、前回の決算から減収の幅が少なくなっています。
続いて、営業利益は22億7390万ドル(前年度比+0.51%増)となっています。
純利益は15億1690万ドル(前年度比+1.37%)の増益となりました。また、特別項目を除いた「1株利益」は、2.05ドルとなり、市場予想と一致しました。
また、マクドナルドの主要な市場であるアメリカ国内の既存店売上高は前年同期比5.57%増となり、アナリスト予想の4.47%増を上回りました。
マクドナルドは朝食メニューの充実やより新鮮な食材の使用、宅配サービスの強化などにも取り組んでおり、これが功を奏しています。
そして、世界既存店売上高も6.5%増となり、アナリスト予想の5.08%を上回りました。これは英国、フランス、ドイツが好調だったことが要因として挙げられます。
マクドナルドはアメリカの既存店舗14,000店を刷新し、セルフ注文端末を導入するなど、デジタル決済サービスを拡充しています。
また、アメリカ国内での売り上げ増を狙い、宅配サービスに投資しています。
最近はウーバー・イーツやドアダッシュと提携しており、将来的には米国外でも宅配サービスを拡大する余地があります。
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今回の決算は数値としては減収増益となりましたが、決算の内容が予想を上回っておりましたので、決算発表直後の株価は+0.53%上昇しました。また、その日の取引中には過去最高値を更新しています。
米国では近年健康志向が高まっており、マクドナルドを始めとしたフードサービスの競争が激化しておりますが、そんな中でも好決算を続けています。これは、世界で最も有名な企業と言われるほど高いブランド力があるからでしょうね。
ただ、人件費と原材料コストが上昇しており、一部メニューを値上げしていますので、今後同影響してくるか気になるところです。ただ、これは短期的な見方で、長期で見るとマクドナルドのような世界中で店舗を持ち、高いブランド力を持っている会社は今後も成長していき、今後も株価は上昇していくと思います。
しかも、マクドナルドは連続増配42年を誇るほど、株主還元の意識をしっかり持っている会社ですからね。
つまり、成長に合わせてキャピタルゲインを手に入れることができると同時に、保有しているだけで毎年配当金が上昇していくのでインカムゲインも手に入れることができる銘柄というわけです。
個別銘柄に投資するのは難しいですが、マクドナルドは比較的安心して保有できる黄金銘柄だと思いますよ。
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