リョウスケが米国株で億万長者を目指す

日本株で資産を最大化した私がアメリカ株で頂点を目指します。

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ソフトバンク孫正義氏、ユニクロ柳井氏が考える日本衰退の理由・・・

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こんにちわ、リョウスケです。

 

国の経済規模を表す「GDP」において、日本は米国、中国に次いで世界第三位となっていますが、バブル崩壊後の約30年は低成長に苦しんでいます。

 

この30年間、決して楽して働いてきたわけではなく、多くの労働者はお客様に無理難題言われ、上司には理不尽に怒られたりしながらも、必死に仕事をしてきたわけですが、それでもほとんど成長してこなかったわけです。

 

そして、日本が低成長に苦しんでいる中、諸外国も同様に低成長となっているかというとそういうわけではなく、日本以外の国々はしっかりと成長しています。

 

以下は各国の成長率ランキングを表したグラフですが、日本はダントツのビリとなっています。直近20年間の世界平均は+139%成長していますが、日本は-20%の成長となっています。

 

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これは過去のデータから導き出した統計ですが、将来的には少子高齢化が進み、労働人口の低下、生産性の低下することが予想されることから、さらに日本の衰退は歯止めがかからないのではないかと考えています。

 

孫正義氏「日本人ビジネスマンが草食系になってしまった・・。」

 

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こういった日本の衰退を憂いている識者は多いです。ソフトバンクグループを率いる孫正義氏もその一人です。

 

雑誌のインタビューで「日本の現状をどう見ていますか。」と問われたところ、以下のように答えています。

 

 非常にまずい。

一番の問題は、戦前戦後や幕末に比べて起業家精神が非常に薄れてしまっています。「小さくても美しい国であればいい」と言いだしたら、もう事業は終わり。縮小均衡というのは、縮小しかありません。日本の中だけで、鎖国された江戸時代のような状況で完結できるならまだいいんですけど。

 

 一方、世界は急激に動いています。米国は依然として技術革新は進んでいますし、中国は巨大化し、東南アジアも今急拡大してきている。それなのに、若いビジネスマンは国外に打って出るんだという意識が非常に薄れてしまっています。

 

留学生もひところに比べて急激に減っていますよね。日本のビジネスマンがもう草食系になってしまった。それでは活力になりません。僕は、教育や思想的なものが非常に問題だろうと思います。

 

それから1980年代、90年代ぐらいまでは、日本は電子立国と言われ技術で世界を引っ張る力がありました。その勢いは全くなくなって、技術的な面で日本が世界のトップを取っている分野はどんどん減ってしまいました。今や部品や自動車が一部残っているくらいです。今は完全に影が薄れて、技術の日本というのがもう消えてなくなってしまったという感じです。

 

そういう状況下で、中国は欧米、日本のまねをして、安ければいいだろうというふうに言われていましたが、今や技術の面でもかなり世界のトップを争うところに来て、はるかに日本を抜いていってしまっている。

 

これは日本が競争力を失ってしまったという意味で、非常に問題だろうと思います。半導体も日本は一時トップでしたけれども、もう今や完全にそのポジションを失ってしまった。

 

そういう意味では日本経済は、特にこの30年間ほぼ成長ゼロで、非常にまずい状況だろうと思います。小さな村の小さな平和はいいんですけど、それでは世界から置いてけぼりになってしまう。いつの間にかもう完全に忘れ去られてしまう島国になってしまうような気がします。

 

孫さんの意見にはすごく共感します。

私も仕事柄海外のエンジニアと関わりが大きいですが、もはや日本人のエンジニアよりも海外のエンジニアと一緒に仕事をしたほうが、日本人と同等もしくはそれ以上のクオリティを実現し、コストも安く抑えられることを考えると、海外のエンジニアと一緒に仕事をすることを選択せざるを得ない状況にあります。

 

「日本人は海外の人と比べると働きすぎ。」とよく言われますが、今は決してそんなことはないと感じています。少なくとも私の周りでは海外の若い人たちの方が頑張っている印象がありますね。

 

確かに仕事を頑張っても、簡単に給料が上がるわけではありませんし、会社というのは「個」よりも「全」を重視するので、労働者も会社のために尽くす必要性なんてこれっぽっちもありませんが、それでも「自分を高めなくても良い」「仕事の手を抜いても良い。」という理由にはならないと思っています。

 

ユニクロ柳井会長も日本の将来を憂う

 

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また、ソフトバンクグループ会長の孫正義氏だけでなく、ユニクロやGUを擁するファーストリテイリング社会長の柳井氏も同様に日本の将来を憂いています。

 

最悪ですから、日本は。

  この30年間、世界は急速に成長しています。日本は世界の最先端の国から、もう中位の国になっています。ひょっとしたら、発展途上国になるんじゃないかと僕は思うんですよ。

 

  国民の所得は伸びず、企業もまだ製造業が優先でしょう。IoTとかAI(人工知能)、ロボティクスが重要だと言っていても、本格的に取り組む企業はほとんどありません。あるとしても、僕らみたいな老人が引っ張るような会社ばかりでしょう。僕らはまだ創業者ですけど、サラリーマンがたらい回しで経営者を務める会社が多い。こんな状況で成長するわけがない。

 

  起業家の多くも上場して引退するから、僕は「日本の起業家は引退興行」と言っています。今、成長しているのは本当の起業家が経営している企業だけです。

 

  結局、この30年間に1つも成長せずに、稼げる人が1人もいない、稼げる企業が1社もない。いや、1社はあるかもしれないですけど、国の大きさからいったらあまりにも少ないし、輸出に依存していてグローバルカンパニーにはなっていない。

 

稼いでいる人がいなかったら家計は成り立たないでしょう。30年間、負け続けているのにそのことに気付いていません。

 

私はそんな日本についてあきれ果てているけれど、絶望はできない。この国がつぶれたら、企業も個人も将来はないのですから。だからこそ大改革する以外に道はないんですよ。


  まずは国の歳出を半分にして、公務員などの人員数も半分にする。それを2年間で実行するぐらいの荒療治をしないと。今の延長線上では、この国は滅びます。邱永漢さんも亡くなる前に「日本は政治家と生活保護の人だけになる」と言っていました。でも滅びると思っている人がほとんどいません。

 

  参議院も衆議院も機能していないので、一院制にした方がいい。もっと言えば、国会議員もあんなに必要ないでしょう。町会議員とか村会議員もそう。選挙制度から何から全部改革しないと、とんでもない国になります。

(引用)https://business.nikkei.com/atcl/NBD/19/depth/00357/

 

多くの人が感じているとおり、この日本は少子高齢化が進み、給料も上がらず税金も上がっていく中、国民は少しずつ身動きが取れなくなってきているように感じています。

 

日本って実は素晴らしい国で、インフラ環境も整っていますし、お金儲けの手段なんていくらでもありますし、治安もよく住み心地も非常に良いです。

 

ちなみに、日本では原則として3割の自己負担で病院にかかることができますが、これは世界的に見ても驚異的な制度なんですよね。

 

例えばちょっとした風邪で受診した場合でも、患者1人に対しては軽く数万円の費用がかかっているそうです。

 

 もしも、がんなどの場合には、1人あたりの治療費が数千万円に達することも珍しくありませんが、こうした重篤な病気の場合、高額療養費制度による補助があるため、患者の負担はさらに低く抑えられています。

 

現在は、これだけ住み良い暮らしが出来ていますが、もしもこれから日本が衰退していけば、こういった恵まれた社会制度は維持できない可能性もあります。

 

そのためにも、現在のようにまだ余力があるうちに資産を形成しておくべきです。これから給料が下がり、税金も上がっていく世の中では身動きがとれない可能性がありますからね。

 

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