こんにちわ、リョウスケです。
2019年は米中の貿易戦争激化など様々な出来事がありましたが、世界の株式市場は軒並み上昇しました。
例えば、私達が住む日本の株式市場のメジャーな指数である「日経平均株価」は年初来で+16.19%上昇し、米国の主要な指数の一つである「S&P500指数」も+25.48%上昇しています。
前年の2018年は年末に米中貿易戦争の懸念が高まり暴落したこともあって、年初来で日米共に-10%下がりましたので、私は2019年もこのまま「下落相場」に突入すると思いましたが、世界市場は持ち直し、再び上昇局面が続いた一年となりました。
やはり、個人の予想というのは当たりませんし、当てにならないものですね。
経済や金融に疎い「個人投資家」は大人しく「S&P500指数」などのインデックスに積立投資していくのが、資産形成をするために最も効率的なのかもしれませんね。
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ところで、先日米国の著名投資家であるジム・ロジャーズ氏が2020年の投資方針について言及しました。
ジム・ロジャーズ氏は、かつてジョージ・ソロス氏とともに伝説のヘッジファンドを運営、10年間で約4000%という驚異的な数字をたたき出し、世界中にその名を轟かせた伝説の投資家です。
前述のジョージ・ソロスと、バークシャー・ハザウェイCEOにしてオマハの賢人のウォーレン・バフェットと並ぶ世界三大投資家の一人に数えられています。
そんな伝説の投資家の2020年の指針について紹介したいと思います。
2020年、世界経済はどう動くのか。それを考えるとき、最も大事なことは、私たちが大きな時代の変化の中にいると意識することだ。
今起きていること、これから起きようとしていることも、歴史をひもとけば、おのずと見えてくる。
2020年、私も決意したことがある。それは、すべて売ってしまった日本株を買い戻す検討に入ったこと。まだ、決めたわけではないが、日本株を買うとすれば、成長が期待できるセクターの銘柄を選ぶつもりだ。
まずは農業だ。日本の農業は農業従事者の高齢化と担い手不足という課題を抱えている。しかし、担い手さえ見つかれば、競争がない日本の農業には明るい未来が待っている。
ライバルが少ない今、農業を始めておけば、15年後には大儲けできるかもしれない。
日本政府も、半世紀続いた減反政策を廃止し、法改正によって農業への参入の障壁が低くなっている。実際に農業を効率化させるICTやAI、ドローンなどの最新テクノロジーを活用する動きも加速していると聞く。
また、歴史的な観光資源を持ち、世界中の一流料理が味わえる日本に来たいと考える外国人は増えるだろう。インバウンド(訪日外国人客)需要を見込んだ観光関連株も有望だ。
菅義偉官房長官が外国人観光客誘致のため、全国に高級ホテルを50カ所新設する構想をぶち上げたようだが、これからも長期滞在型の宿泊施設などどんどん増えてくるだろう。高齢化に対応するヘルスケア関連などにも注目している。
(引用)https://dot.asahi.com/wa/2020010700037.html?page=1
ジム・ロジャーズ氏は日本株の再購入について言及している記事です。
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ジム・ロジャーズ氏は親日家として有名ですが、日本の将来については非常に厳しい意見を述べており、かつては「私が10歳の日本人だったら、自動小銃で武装するか、日本を去る!」と述べるくらい、日本の今後を悲観しています。
実際、ジム・ロジャーズ氏は日本株も保有していましたが、2018年に全て売り払い、今は保有していないようですね。
そんな彼が、再び日本株の再購入を検討していると発信した理由は分かりませんが、いつものポジショントークなのかもしれませんね。ようは(今は保有していないはずだけど・・)発信することで多くの投資家に購入させて、高値で売り逃げるって奴です。
いや、これはあくまで個人的見解なので、実際にはどうなのか知りませんが、何が言いたいのかというと、こういう著名な投資家の意見に左右される必要性はないという事です。
あくまで参考程度に考えるようにしておきましょう。はっきりいって、こういう著名な投資家や経済評論家が色々自分の方針を述べておりますが、当たろうが当たるまいが責任を取ってくれるわけではありませんからね。
自分のやりたい方針に基づいて投資して、もし何をすれば良いのか分からないのであれば、新規投資を辞めておくか、もしくはインデックスに積立投資をすべきです。
自分のお金(資産)は自分で考えて、行動して、責任を取るということを意識しておきましょう。
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