リョウスケが米国株で億万長者を目指す

日本株で資産を最大化した私がアメリカ株で頂点を目指します。

<sponsored link>

「年金なんてどうせ貰えない」と考えて30年間加入しなかった男の悲惨な老後!

f:id:ryosuke1123:20171113212713j:plain
こんにちわ、リョウスケです。

私達は日々の生活をする為に働いているわけですが、その給料からは様々な名目で天引きされています。

 

所得税や住民税といった税金や、厚生年金や健康保険といった社会保険料、会社によっては組合費なんてものも引かれているかも知れませんね。

 

まあ、いずれにせよ結構な額が引かれているはずです。大体、多くの人は額面給料の3割から4割程度引かれているかと思います。

 

ここから、消費税が10%引かれて、土地を持っていれば固定資産税、車を持っていると自動車税などが引かれますので給料の半分近く引かれていると考えるとうんざりしてしまいますよ。

 

まあ、税金は仕方がないかも知れませんが、健康保険なんて病院に行ってない人からすると無駄な支払額以外の何者でもありませんからね。

 

年金に加入しなかった男の悲劇

 

<sponsored link>

 

 

このように一生懸命働いて得た給料から結構な額天引きされており、なかには現在の自分には必要ないものまでひからているわけですが、年金制度についても「年金制度なんてどうせなくなる。」と考えている人は意外と多いようです。

 

年金制度の維持については、私が大学生だった20年以上前から難しいと言われていて、私がアルバイトの中から年金保険料をコツコツ払っているのを友人からよく馬鹿にされたものです。

 

まあ、サラリーマンになると個人の年金制度に対する考えとは関係なく、毎月の給料から天引きされるわけですが、個人事業主やフリーランスの人の中には年金保険料を支払っていない人も多いようです。

 

今回はこのような年金を支払っていない人を紹介したいと思います。

 

「年金なんてもらえないかもしれないから、納める必要はない」と考えて、年金保険料を払っていないという人も多くいました。じつはそうやって年金を無視し続けた人たちが今、とても困っています。

 

 個人事業主に雇われていたNさん(47歳)もその一人です。

 

Nさんは「給料からは所得税と雇用保険料がひかれていましたが、社会保険料は引かれていませんでした。給与明細の意味もわかっていませんでしたから、そこには何ら不思議に感じず、受け取ったお金を使い切る生活をしていました」と言います。

 

つまり、Nさんは社会保険には何も加入せず、国民健康保険に加入することも、国民年金に加入することもなくこれまで過ごしてきたのです。

 

 就職したころはバブルが終わったばかりのころ。自営業者には「年金なんてもらえるかどうかわからないから、払わなくていい」という人も多かったですし、必ず入らなくてはいけないものであるという意識もありませんでした。

 

ただ、Nさんが先輩たちの話を聞いているうちに、自分の職場には本来あるはずの健康保険も、年金制度もないことがわかりました。

 

Nさんはとりあえず健康保険には入ってみたものの、年金保険料は高額ですし、健康保険料と合わせて払うと生活が苦しくなると感じます。やはり国民年金には入らず、無視することを選択されたようです。年金を払うより貯金したほうがいいと思ったのです。

 

 当時の銀行金利は2%、郵便局の金利は3%を超えていました。下手に運用するよりもお金を増やしやすい環境であったため、預貯金で貯めていくことが最高であると考えていたのです。

 

そのため、払うよりも貯めていこうと考え、自宅に年金保険料の徴収をする人が何度訪ねてきても無視を決め、支払いは全くしていませんでした。

時が流れ、預貯金金利が下がってくると、年齢のせいもあるのか、「年金がいくらもらえるのか、それで暮らせるのか、老後資金はいくらいるのか」というような話を多く聞くようになりました。

 

 銀行の預貯金は全く増えません。今ある預貯金は1200万円ほどです。あと十数年で多少貯めていけるとは思いますが、少し増えたところで、年金で暮らし始めるであろう65歳以降の20年、30年を生きていく資金には少ないと感じます。

 

 例えばあと10年ほどで預貯金が1500万円になったとして、30年生きるつもりで計算すると、1か月の生活費にできる金額は4万2000円弱。到底暮らしていける金額ではありません。

 

 年金はやはり入っておいた方がよかったのかな、と思いましたが、受給資格には25年の資格期間が必要でした。自分は到底その期間を満たすことはできないと考え、加入をあきらめることにしました。

 

2017年、私的年金制度の一つの「iDeCo(個人型確定拠出年金)」が話題になりました。もともと加入できる条件はそろっていたのですが、そういった制度について情報がなく、知りませんでした。

 

iDeCoに加入すると預貯金のような元本確保型を利用しても、運用をしても掛け金は全額所得控除となるので、税金が安くなります。

また、運用益は非課税ですし、年金制度なので受け取るときも税控除が効きます。非常に魅力的に感じ、申込をしようとしたところ、利用できるのは「公的年金加入者」で、かつ年金保険料をきちんと支払っている人だけだとわかりました。

 

年金に入っていないと、年金がもらえないだけではなく、税優遇の利いた年金づくり制度も利用できないとガッカリしました。ですがiDeCoが話題になってまもなく、年金の受給資格が「資格期間10年」に短縮されました。

 

 加入するとiDeCoが始められますし、何とか国民年金の資格期間10年もクリアできます。もし、10年分より多く年金が欲しいと思えば、60歳以降、70歳まで年金保険料を払うことができる「任意加入制度」も使えることを知りました。

 

このような経過を辿り、Nさんはようやく国民年金に加入し、iDeCoも始めることにしました。もらえる年金額を少しでも増やせたことは、Nさんの将来のくらしを安定させることに繋がることでしょう。

 

47歳まで年金保険料を支払わずに生活し、老後について考え始めた頃に焦っている哀れな男の人の話です。

 

情報弱者にならないために

 

<sponsored link>

 

 

この人は私と同世代なので、ちょうど就職氷河期でごく普通の中小企業ですら入社するのが厳しく、四年生大学卒の人ですら卒業後の就職先が見つからなかった人がゴロゴロいた時代です。

 

そんな時代ですから、社会保険料が完備されていないような会社もたくさんあり、この人も周りの人に流されたことや、将来について真剣に考えることなく、年金保険料を支払わずに生きてきた結果、老後の生活が危機的な状況になっているわけですね。

 

ちなみに現行の制度では「国民年金」として、毎月1万6千円強支払うことになりますが、これを40年間支払い続けると、国民年金として年間約78万円、月換算すると毎月6万5千円もらえます。

 

つまり65歳から10年間生きるだけで元を取ることが出来るわけです。こんな利益率の高い投資商品は民間にはありません。絶対にやっておくべき保険ですよ。

 

この人のように将来のことを真剣に考えず、情報収集を行わずに生きている人はたくさんいます。こういった人は所謂「情報弱者」として「損」をすることになります。

 

今の時代は「情報」を知っているか、知らないかで大きな「格差」が生まれてしまいます。例えば、若い頃から将来について考え、「資産運用」の情報を集めて、始めた人は大きな資産を手に入れることができます。

 

将来について考える→情報を集める→行動を起こす・・・この流れはどんな時代になっても絶対にやるべきことです。今の世の中、不安や不満がたくさんありますが、政府が悪い、世の中が悪い、企業が悪い、安倍が悪い、なんて不満や批判をしても何も変わりません。

 

賢い人は自ら考えて、行動して、自分で責任を取ります。結局、何を叫ぼうが苦労するのは自分自身ということを忘れてはいけません。

 

以下は関連記事です。

www.longamerikastock.com

www.longamerikastock.com

 

▼大変申し訳ございませんが「ポチッ」と応援していただけると嬉しいです。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

 

<sponsored link>