こんにちわ、リョウスケです。
現在は世界的にコロナ禍の影響を受けていて、多くの国が経済的に大打撃を受けています。
ただ、このような経済的停滞を迎えていても、株式市場はコロナの感染拡大初期は暴落したものの、先進国が財政出動するなどの様々な対策をとったことで株価が上昇し、既にコロナ感染前の状態まで戻っています。
このような大災害に見舞われても株価が上昇するってある意味凄いと思いませんか?
ちなみに日本でも2012年の安部政権誕生後、株価が上昇しましたが米国市場と日本市場を比較すると以下のようなパフォーマンスになります。
◆日経平均とS&P500指数の騰落率比較(2012年12月~2020年9月)
上記グラフを見ますと、日経平均株価が142.25%上昇しており、S&P500指数が147.17%上昇しております。
2012年より前の民主党政権下の日本は不況に苦しみましたが、その後の安倍政権が誕生し、景気が上向きはじめました。それ以降、米国市場に少しは劣るものの、ほとんどそん色ないパフォーマンスを維持しています。
ただ、このパフォーマンスも「日経平均株価」と「S&P500指数」の約20年前から現在までの騰落率を比較すると一変します。
◆日経平均とS&P500指数の騰落率比較(1999年12月~2020年9月)
上記グラフを見ますと、日経平均株価が23.3%上昇しており、S&P500指数が152.02%上昇しております。20年間という長期目線で見ますと、S&P500指数の方が、パフォーマンスが良かったというわけです。
日本はバブル崩壊後、「失われた20年」を経て現在に至りましたが、米国は日本が不況に喘いでいる中、当然のように成長してきましたので、この結果は仕方ないかもしれませんね。
投資家にとって、日本が成長しなかった期間が、いかに大きな「機会損失」だったか、分かりますよね。
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まあ、こういったパフォーマンスの比較は、どのタイミングを比較するかによって、結果が変わってきますので、どちらが優れているかなんてものは、一概に決めることはできません。
ただ、直近数年間の日本株のパフォーマンスは、世界的にもトップレベルのものだったと言えます。
おそらく日本株に投資している、多くの個人投資家は、素晴らしいパフォーマンスを残せたんじゃないでしょうか。
ちなみに、私は、米国株に投資しており、日本株への投資は(ほとんど)しておりません。
おそらく今後も投資することは、無いと思います。
だって・・
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日本って、もう終わってね?!
いや、まあ、私は日本で生まれ、日本で育ちましたので、あまりこういう事は言いたくありませんでしたが・・。
日本には、将来を不安にさせるような、様々な課題がありますが、中でも「少子高齢化」が最もヤバいです。
年寄りが増えることで、社会保障費は逼迫しますし、労働人口が減ることで、生産性を低下させると共に、成長力も阻害します。
しかも、購買意欲の高い若年層が少なくなるので、経済全体を押し下げてしまいます。
私は「経済学」について、あまり理解していませんが、「人口」が、経済を拡大させる最も大きな要素であることは、信じています。
過去の歴史を振り返ると、日本や米国、そして中国など、様々な国が、人口ボーナスの恩恵を受けていることは明白だからです。
ですので、今後、日本は、この「少子高齢化」によって、年寄りばかりの国になり、これ以上成長できない国だと思えてしまうんですよね。
もちろん、日本人の真面目さや勤勉性は、素晴らしいですし、その技術力は、まだ世界で誇れるものだとは思いますが、それを踏まえても「現状維持」が限界のように思えます(期待の意味も含めても)。
私達、個人投資家は、やはり投資する国の「成長力」を、見極めなくてはいけません。
すると、日本はもはや投資するに足る国ではなくなってしまいました。
それに対して、米国は、先進国で唯一人口増加国であり、人口ボーナスを享受できます。
さらに、旺盛な購買意欲の高さ、日本人とは違ったチャレンジ精神は、今後、第四次産業革命時の変革をスピーディーに促し、経済を底上げすると、私は予想しています。
ですので、これまでは、タイミングによっては、日本株が米国株をパフォーマンスで勝てた時もありましたが、今後は、日本株が、米国株に勝てる要素がないように思えますので、私は、日本株には投資せず、米国株に投資していきます。
さらに言うと、私が日本人であることを最大限に生かして、競争の激しい米国企業で働くのではなく、(外国企業と比較して)従業員を大事にする日本の企業で働きながら、将来のパフォーマンスが期待できる米国企業の株主になるという、効率の良い生き方をしていきたいと思います。
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