こんにちわ、リョウスケです。
多くの人は「お金を貯めたい。」「収入を増やしたい。」と考えていると思いますが、これらの「目的」というものは何なんでしょうか?
例えば、「ワンランク上の生活をしたい。」「老後の不安を払拭したい。」「余裕のある生活をしたい。」等等様々だと思います。
ただ、最もダメなのが「なんとなくお金持ちになりたい。」というのでは、結局「お金を増やす。」ということが目的になってしまい、モチベーションを保つことが難しくなったり、しっかりとした計画や資産管理を行うことができなくなり、結果として目的が達成できなくなる可能性が高くなると思います。
私の場合、毎日を面白おかしく生活して「幸福度数」を増やすことと、将来の選択肢を増やすために資産形成を行っています。やはり「人生」の目的というものは「毎日を楽しく過ごす」ことですからね。その目的の為にしっかりと資産形成を行っていきたいと思います。
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ところで私の知人がもう数年前から早期リタイア生活をしているのですが、そんな知人と偶然、電車の中で出会ったので、話をしました。
その人は、随分前に「中国株」が話題になった頃から定期的に資産を投入していたのですが、リーマンショック時の下げ相場の際に、資産のほとんどを投入し、その後の上げ相場で6000万円以上の資産を蓄えることができたそうです。
そして、今は中国株の比率を下げて、日本株や米国株の配当利回りの高い銘柄に投資し、配当金をもらいながら早期リタイア生活をしているようです。
まっ、億万長者ではないけど、「株で成功した」といって良いでしょうね・・・ここまでは。
実はこの人、かなりトリッキーな生活をしていて、超がつくほどの「ケチ」・・・いや、「節約生活」をしており、ほとんどお金を使わないようにしているそうです。
これは、サラリーマン時代は当然、働くことで得られる安定的な収入がありましたが、早期リタイア生活することで、定期的な収入がなくなったことによる「不安」からくるものだそうです。
ですので、友人と飲みに行かないし、旅行に行ったりもしない、しかも、「お金がもったいない」という理由だけで、結婚もしなかったそうですし、最も出費がかかるものとして「家賃」を節約するため、実家暮らしをしているそうです。
普通に考えると、実家暮らしだと、「家賃」を浮かせることができるので、月々10万円の生活も可能だと思います。ということは、年間120万円の生活ができるということを考えると、50年間は働かなくても良いというわけですよね。
これから「人生100年時代」を迎えるので、決して安心できる資産額ではありませんが、ちょっとした不労所得を得たり、アルバイトなどで定期収入を得れば、それなりに安心した生活できるようにも思えますが、「働く」という行動を一切排除して、「節約」というところに主をおいたのでしょうね。
ちなみに、会社員勤めの時は、仲の良かった人も少しいたそうですが、現在は友人や知人は、ほとんどいなくなってしまったそうです。
元来、その人は一人の時間が大好きで、「友人なんて必要ない・・・一人こそ至高!」と思っていたそうです。そして実際、セミリタイアした後の、1年くらいは、凄く快適だったそうな。
でも、それが数年継続して続くと、「自分の周りには誰もいない」という、その孤独感が、たまらなく辛いそうです。
そりゃ、そうですよね。
楽しいことや面白いことがあっても、誰にも伝えられないし、苦しい事や悲しいことがあっても、愚痴を言う人もいない。そして人肌が恋しくなっても、異性の友人や恋人もおらず、「072」しかできない・・・。
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私には耐えられないですね。
っていうか、そんな人生何も楽しくないやん。
究極の孤独とはこのことでしょう。
何かで見た漫画のキャラクターも言っていましたよ、『人はいつ死ぬと思う・・・?人に忘れられた時さ』ってね。
話を聞いて、当人には大変失礼ですが、「こういう生活はしたくないなあー」って思いましね。
いくらお金があっても、楽しいことや苦しいことを、誰とも共有できないような生活は
したくありません。
自分が天に召される時に、『あ~、楽しい人生だった!!』と思えるためには、色んなことを、色んな人と共有するところにあると思っています(私はね)。
今回、究極の孤独を感じている人と話ができて、ある意味良かった!!
この人のような、「リタイア生活は絶対にしまい」・・・と心に決めました。
ちなみに私もこの人と同じくらいの資産を保有していますが、まだまだ「リタイア」なんてするつもりはないですけどね。
だって、生活に「刺激」や「危機感」、「対人ストレス」を抱えながら、その中に休日がある、という生活が最もバランスの良い生活だと思っているからです。
今、もし会社を辞めてリタイア生活をしたとしても私が天に召されるまでの壮大な時間を「暇つぶし」のような生活をしてしまいそうです。
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