こんにちわ、リョウスケです。
2020年はコロナウイルスが世界中で感染拡大した為、都市封鎖が行われたり、イベントの自粛により経済が停滞しました。
しかし、株式市場を見てみると株価が上昇しています。以下は日本の日経平均株価とアメリカのS&P500指数をグラフにしたものです。
◆日経平均とS&P500指数の騰落率比較(2020年1月~現在)
日経平均株価は「+16.09%」上昇し、S&P500は「+14.5%」上昇しております。経済が停滞したにもかかわらず日米とも上昇しています。
米国と同じくらい上昇している点は日本株の投資家たちも安心したのではないでしょうか。
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しかしさらに長期目線でチャートを見ると大きな差が生じてしまいます。
以下は、「日経平均株価」と「S&P500指数」の約25年前から現在までの騰落率を比較したグラフです。
◆日経平均とS&P500指数の騰落率比較(1996年1月~2020年12月)
上記グラフを見ますと、日経平均株価が34.94%上昇しており、S&P500指数が500.57%上昇しております。
約25年間という単位で見ると、日経平均株価はほとんど上昇しておらず、投資的な価値は全くなかったと言えます。一方で米国に投資していれば、大きな利益を手にすることができていたので、この差はとんでもないものになりますよね。
日本の企業に投資していた人はこの期間ほとんどが損失を出していたかと思いますし、機会損失という意味で見ても大きな損失だと思います。
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こういったチャートの比較は、期間によって差異が生じるため絶対的な評価はできませんが、2012年以降の日本株のパフォーマンスは世界の株式市場の中でもトップクラスに良かったです。
私も安倍政権誕生当時は日本株を運用しておりましたので、大きな利益を手にすることができ、経済的自由を手に入れることができました。
しかし、今現在は日本株から撤退し、米国株に移行しています。おそらく今後も日本株に投資することはありません。
なぜなら日本は既にオワコンだからです。
もちろん日本はインフラ環境は整っていますし、治安もよくビジネスも非常にやりやすいので、日本に住むメリットは大きいですが、投資をするメリットは少ないです。
日本には債務超過問題や少子高齢化問題など将来を不安にさせる課題がたくさんありますが、なかでも少子高齢化は日本を衰退させる最も大きな課題の一つだと思っています。
すでに日本の人口はピークを終えて、減少に転じていますし、今後さらに人口減が進むことは間違いなく、日本は衰退への道を歩むことは不可避であると思われます。
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ですので、今後、日本は、この「少子高齢化」によって、年寄りばかりの国になり、これ以上成長できない国だと思えてしまうんですよね。
さらに言うと、今の若者たちが政治に関して無関心すぎて、政治家たちも若者に重点的な施策を行わない点も大きいです。
それに対して、米国は他の先進国同様に高齢化が大きな社会問題となっている国ではありますが、人口増加はできているのでまだ安心できる水準だと思います。
さらに、旺盛な購買意欲の高さ、日本人とは違ったチャレンジ精神は、今後、第四次産業革命時の変革をスピーディーに促し、経済を底上げすると、私は予想しています。
ですので、これまでは、タイミングによっては、日本株が米国株をパフォーマンスで勝てた時もありましたが、今後は、日本株が、米国株に勝てる要素がないように思えますので、私は、日本株には投資せず、米国株に投資していきます。
さらに言うと、私が日本人であることを最大限に生かして、競争の激しい米国企業で働くのではなく、従業員を大事にする日本の企業で働きながら、将来のパフォーマンスが期待できる米国企業の株主になるという、効率の良い生き方を選ぶのがベターではないでしょうか。
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