こんにちわ、リョウスケです。
資産形成するためには収入を高め、節約で出費を抑え、資産運用で効率的に最大化する必要があります。
ただ、節約は個人の意識次第で取り組むことは簡単ですが、収入を高めるのは今の時代難しいですし、資産運用は専門知識がないと難しいです。
特に資産運用は利益どころか損失を出してしまうことすらありますからね。
資産運用の代表格である「株式投資」をする上で最も大事なのが「銘柄選択」ですが、これを特に難しいんですよ。
「株式投資」を始める際に一番最初にぶち当たる壁が「何に投資すれば良いのか分からない。」なんですよね。
でも安心してください、株式の歴史は長く、先人の投資家たちのおかげで様々な投資手法が確立されています。
例えば、実際の価値よりも低い評価がされている「バリュー株」への投資や、将来的な成長に期待する「グロース株」への投資は投資手法の中でも代表的なものです。ただ、これらは銘柄分析を行う必要性があるので、手間暇がかかる割には銘柄選択を間違えた際のリスクは大きいです。
それに、高いレベルで銘柄を分析するスキルを持っている個人投資家は少ないので、結局何に投資すれば良いのか分からない、というのが現状なんですよね。
そこで爆誕したのが「パクリ投資」です。
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近年はインターネットの発達と拡大によって、様々な情報を瞬時に得ることが出来る時代になっています。その為、インフルエンサーと呼ばれるような発信力のある個人投資家のポートフォリオを簡単に真似することができますし、さらに世界的に評価されている偉大な投資家のポートフォリオすら真似することができます。
例えば、世界最高の投資家といえば、オマハの賢人「ウォーレン・バフェット」を思い浮かべる人が多いかと思いますが、彼のポートフォリオもインターネットを通じて知ることができます。
その為、ウォーレン・バフェットのポートフォリオを丸パクリしたポートフォリオを作ることも可能ってわけです。
実は私も株式投資を始めた頃は「パクリ投資家」だったんですよ。
当時は名前を伏せさせていただきますが、某個人投資家のブログを愛読させていただいており、その方が推奨していた銘柄を買っていました。
その方が推奨していた銘柄の一つに「アジア開発キャピタル(当時の会社名は、ジェイ・ブリッジ)」という会社があったのですが、相場の調子が良かった時に、この銘柄を購入し、見る見るうちに株価が上昇し博奕を得ることができました。
さすがカリスマ個人投資家が推奨しているだけのことはありますよね。私はその人が推奨していた銘柄を信じて何度も買い増しし、更なる利益を手に入れましたよ。
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その頃は仕事が本当に嫌で、会社を辞めたくて仕方が無かった時だったので、このペースで増えていったらソッコーでアーリーリタイア出来るんじゃないかと思えましたよ。
ちょうど年末の頃だったんですが、心の底から嬉しい気分で、お正月を迎えたことを覚えています。
そして、年が明けてすぐに、かの有名な「ライブドアショック」が起こったんです。
その時は、大きく株価を下げましたが、はっきり言って「ライブドア」は、この「アジア開発キャピタル」という会社との関連性が無く、市場全体が下がったことに釣られて下がっただけなので、むしろ、この大きく下げた株価は、チャンスだと思いましたよ。
そして、当然の買い増しですよ。
ちなみに当時の私はこの「アジア開発キャピタル」が何をしている会社で、どんな経営をしているかどうかも分かっていませんでしたし、当然「決算」の情報も見たことありませんでした。
私がこの銘柄を購入した理由は、カリスマ個人投資家が推奨しているから!ただそれだけです。
もう、買い増ししまくりっすよ。
で、この結果・・・
うわーん!数百万円の大赤字になってしまいました。
この時、初めて気付きましたよ。
パクリ投資良くない・・、って。
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私はこの経験から「パクリ投資」を辞めて、自分自身で銘柄を分析するようになり、その後の株価上昇で大きな利益を得ることができましたが、「パクリ投資」そのものは別に悪いことではありません。
ただ株式市場はボラティリティ(値幅)が大きく、場合によっては「暴落」することもあります。
株価が上昇しているときは「カリスマ投資家が推奨しているから」ということで安心して保有することができますが、下落局面が訪れた際に「なぜこの銘柄が推奨されているのか」ということを理解できずにいると、安心して保有することができず「狼狽売り」なんていう株式投資市場最悪の「悪手」を実行してしまうわけです。
その為、上昇相場では含み益を出せるにも関わらず、下落局面に入ると株価が安くなっているところで狼狽売りしてしまい、大損失をしてしまうんですね。
「パクリ投資」をするのであれば、「なぜ、この銘柄が推奨されているのか?」「なぜ、カリスマ投資家がこの銘柄を保有しているのか?」ということをしっかり理解して保有する必要があります。
ただ、「なぜ」ということを分析するのも非常に難しいので、何を買えば良いのかわからないのであれば、米国のメジャーな指数である「S&P500指数」と連動したETFや投資信託に投資するのが最もベターだと思いますよ。
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