こんにちわ、リョウスケです。
人は様々な属性で他人を「評価」します。見た目、性格、運動神経、コミュニケーション能力等様々ですが、中でも「学歴」は人の評価を大きく変える指標の一つです。
やはり東大や京大を卒業している人はそれだけで高い評価を受けることができますし、学歴が低いと本人の能力よりも低い評価を受けてしまいがちです。
この「学歴」が最も大きく影響を及ぼすのが「就職」の時ですね。
ある程度の年齢になって、それなりのスキルがあれば学歴の影響はそれほど受けないかもしれませんが、特に新卒の時は大きく影響をうけます。
まあこういった「学歴至上主義」は賛否両論ありますが、人の中身まで簡単に判別できないことを考えると、良い学校を卒業したということは勉強をたくさんして知識がある、努力することができる、と判断されるのはある意味仕方がないことなのかもしれません。
ただ、良い学校を卒業して大きい会社に就職し高い年収をもらっているから安心で快適な生活ができるかというと、別にそういうわけではなありません。
入社後同僚たちとの競争がしんどかったり、悪い上司に当たってしまい、心身ボロボロになり辞めてしまうことだってありますし、小さい会社に就職してほどほどの給料でも穏やかで楽しい生活が出来ていれば、満足度の高い生活をすることだってできます。
結局は、自分次第で何とでもなるので、自分に適している生き方というのがどういうものかしっかりと考え、自分で行動し、自分が責任を取るということが大事だと思います。
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ただ、残念ながら今の世の中には、自分の行動にきちんと責任を取れない人が山ほどいます。それが例え、有名な大学を卒業して高い知識と教養を身につけている人でさえ例外ではありません。
今回は、有名私大を卒業してエリート人生を送るはずだった男をご紹介します。
ケンさん(56歳、仮名)。東京都内の有名私大を卒業し、何度か仕事を変えた後、介護関連会社で人事・経理の職に就いた。年収は800万円ほどあったが、繁忙期は明け方3時、 4時ごろまでの残業が当たり前。
40代の頃、ストレスからアルコール依存症と双極性障害を発症して失業した。その後は、ローンが残っていた持ち家を手放し、離婚、自己破産。
1人娘は親族の養子となった。現在、仕事はなく、障害年金と生活保護で暮らしている。
テーブルに着いたケンさんはやおら、元妻への批判を始めた。
「15歳年下なんです。大学の卒論を書くのを、僕が助けてあげたら、うちに入り浸るようになってしまって。できちゃった婚です。好みのタイプじゃない。 家事も何ひとつ、やってくれなかったし。
離婚の原因?
僕が30歳年下の子と仲良くなったから。キャバクラで出会った子です」
表情や語り口の抑揚が乏しいのは、障害の影響もあるだろう。ケンさんは時々、たばこを吸うために席を立った。いわゆる安煙草のひとつ「エコー」を、 1日に2箱吸うという。
戻ってきた彼に今度は子どものことを尋ねた。
娘と離れ離れになって寂しいかと尋ねると、寂しくはないが、生活保護の支給額を減らされたことが不満だという。子どもを親元で育てられなかったことへの後悔や 、親戚への感謝の言葉はない。
面倒は見られないが、大学の進学先は気にかかる――。ちぐはぐにもみえる主張に戸惑っていると、ケンさんがなぜか突然 憲法改正について語り出し、安倍政権の批判を始めた。
たまりかねて「日本の将来と、娘さんの将来、どちらが心配ですか?」と尋ねると、しばらく考えた後にこう答えた。「日本の将来ですね」。
悪いのは自分ではなく、周囲の人たち――。
ケンさんの話は終始、そんなふうにも聞こえた。大学卒業後、いくつかの会社を辞めた理由も、上司のパワハラや、 サービス残業を告発したことだという。
しかし、あらゆる局面において自分だけが正しいなどということはありえない。
有名私大を卒業して年収800万円を超える収入を得ていたにも関わらず、体を壊し障害年金と生活保護で生きている男性の話です。
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体を壊してしまったのは気の毒ですが、生活保護で貧しい生活しているにも関わらず、一日にタバコ2箱も吸っていることから分かるとおり、自分のことを客観的に見ることができないんでしょうね。
そして、貧しい生活をしているのは、世の中、会社、妻、娘、安倍政権というように、全ては周囲の人達に問題があると語っています。
ただ、自分の生活は自分の行動した結果だということを分かっていないんですね。だから反省もできないし、結果として自分を高めることができないんでしょう。
私の周りでもいるんですよね、自分の行動を振り返ることができず、責任を他人に押し付る人が・・・。
「給料安い!会社が給料上げてくれない。」
→(私の心の声)お前が転職を繰り返して、その度にキャリアをリセットしてるだけだろ。給料が低いのはお前が逃げ続けた結果です。
「仕事が面白くない。」
→(私の心の声)それはお前が仕事できないだけ。
「選挙なんて行く必要がない。むしろ国が俺を選挙に行きたくなるように努力すべき。」→(私の心の声)自分の生活に本当に強烈な危機感を持っていたら、政治経済に興味を持ち、選挙にも行くはず。選挙なんて行かされるものではなくて、自分の生活のために行くものだろ。
上記の「私の心の声」というのは全て私の見解で、人によって考え方は違うと思いますが、自分の人生というのは自分の考え方次第でいかようにも変わってくるはずです。
私なんて、会社に就職した際、同期の中ではぶっちぎりで仕事ができませんでしたし、要領も能力も低く、今も自分の能力にコンプレックスを抱えています。
それでも色々考えて、行動を起こし続け、継続し続けた結果、会社ではそれなりの役職にまで上り詰めました。
私にできたということは誰にだってできることですからね。今回紹介した男性のように、全て自分の周りに問題が有り、自分には一切責任がないと考えていれば、暗い人生に陥ることは起きるべくして、起きたとしか言えませんね。
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