こんにちわ、リョウスケです。
ついに・・・ついに、来ちゃったって感じです。
こんなニュースが飛び込んできました・・・。
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米著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハサウェイは、保有するIBM株の約3分の1を1-3月(第1四半期)と4-6月(第2四半期)に売却したと、CNBCが4日、同氏の発言を引用して報じた。
バークシャーは2011年にIBM株の保有を積み増し始め、最終的には筆頭株主となり、投資額は約130億ドル(約1兆4640億円)相当に上った。IBM株は16年に約21%高と、4年ぶりの上昇となった。だが、13年に付けた10年ぶりの高値を依然、25%余り下回っている。17年に入って、他のテクノロジー株やS&P500種株価指数のパフォーマンスに出遅れている。
バフェット氏はCNBCに対し、「IBM株を買い始めた6年前と同じ方法では評価していない」と述べた上で、「幾分下向きに評価し直した」と語った。
バフェット氏:バークシャーが保有のIBM株3分の1売却-CNBC - Bloomberg
より抜粋
バフェット率いるバークシャー・ハサウェイが、「IBM」株の三分の一を売却したそうです。
記事によると、株価が180ドルの時、つまり一番天井の時に売り抜けているそうです。
ということは、今回の1Q決算の前には、かなりの株数を売却しているってことね。
以下は、IBMの3か月チャートです。
◆IBMチャート(3か月)
2月下旬に180ドルを記録した後、徐々に株価が下がっており、4月中旬には、170ドルになっております。
おそらくこの時期に売却したんでしょう。その後、1Q決算の影響で爆下げとなっているところを見ると、この辺の嗅覚はさすがですよね。
まあ、バフェットが、この時期に大量に売却したから、株価が下がったのかもしれませんが・・・。
私のポートフィリオの中では、「IBM」が20%近くを占めており、今回のバフェットの売却は、かなりのバッドニュースです。
「バフェット銘柄」というブランドが、この不人気銘柄の株価を下支えしていたはずですからね。それがなくなるというのは、IBM株保有者にとっては、大きいです。
しかも、今回、三分の一の株式を売却しましたが、残りの三分の二を、今後も保持し続けると思えないのは、私だけでしょうか。
なんせ、バフェットは、今後の見通しが立たなければ、あっさりと売却しちゃいますからね。
そして、「バフェット」は、株式投資の天才です。この「売却」という判断は、根拠のあるものなんでしょう。売却という判断の根底には、「この銘柄は、これ以上利益が出ない」と判断しているってことですからね(多分)。
しかも、「IBM」は20四半期連続の減収減益のク○企業ですからね。
・・・
ただ、それでも私は、「IBM」には期待したいんですよね。
IBMの開発した「人工知能 ワトソン」は、今後起こるであろうAI革命において、大きな役割を果たせるのではないかと思っています。
しかも経営再建中という、皆が評価していない時期に投資できるっていうのも、私好みです。
いわば、売れないバンドを応援しているような感じ。
これが、どんどん評価されて、皆が認知されるようなバンドになったら気分いいでしょ?
まあ、売れる前に解散しちゃう可能性もありますけどね・・・ハハハ。
しかも、相変わらず「自社株買い」「配当利回り」も素晴らしいですからね。
私が「IBM」株を持っているのは、「バフェット」銘柄だからというわけではなく、私自身が、IBMという企業の将来に光が見えたからなんです。
答え合わせの回答として、「バフェットがIBMを保持している」というのはありましたけどね。
ただ、まあ、今回は良い気づきになりました。
私にとって、IBMのような「個別株」を持つというのは、長期的にみて「S&P500指数」に勝てると思っているからです。
私は、今後長期的にみて、IBMの株価が上がるというのは、ほぼ確信に近いものがありますが、「S&P500」に勝てるかどうかは、もう少し見極めてみたいと思います。
私が「IBM」株を売却する時というのは、「バフェット」が売却したから・・・ではない、別の「根拠」を持った時です。
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