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「バリュー株投資」 VS 「グロース株投資」について考えてみる

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こんにちわ、リョウスケです。

 

「株式投資」をする上で、大きな「投資方針」の括りとして、「バリュー株」への投資か、「グロース株」への投資というものがあります。

 

これらは、どちらかが正しくて、どちらかが間違っているというわけではなく、それぞれの銘柄選定のメリット、デメリットがあります。

 

今回は、この「バリュー株投資」と「グロース株投資」を考えていきたいと思います。

 

 

バリュー株投資の特徴とメリット、デメリット

 

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バリュー株投資とは

「バリュー株投資」は、「バリュー」という名前のとおり、企業の価値に対して、株価が低く評価されている銘柄に投資する手法です。

 

企業の価値に対して適正な「株価」になるまで、じっくりと待つような手法になるため、どちらかというとすぐに収益が出るものではなく、中長期の投資になります。

 

バリュー株投資のメリット

「バリュー株投資」のメリットは、元々割安な銘柄であることから、それ以上下がる「リスク」が低くなります。

 

バリュー株投資のデメリット

私が思う一番のメリットは、「バリュー」を判断するために、各種財務諸表を読み解かなければいけないことです。かなりの知識とセンスが必要となりますので、非常に難しい投資手法だと考えます。

 

また、この「バリュー」と判断した理由が間違っていた場合、株価が低迷したまま永遠に株価が上昇しないということになります。場合によっては、大きく資産が低減してしまう可能性もあります。

 

 

グロース株投資の特徴とメリット、デメリット

 

 グロース株投資とは

 「グロース株投資」は、企業の成長を期待して投資する手法です。

「バリュー株投資」は、各種財務諸表を読み解いて、「バリュー」である判断をしましたが、「グロース株投資」は、「バリュー」であるかは意識せず、将来の業績を予測し、現在の株価が上がる見込みがあるのかを考える必要性があります。

 

 グロース株投資のメリット

私の思うメリットは、バリュー投資のように、財務諸表の細かい数値を見る必要はなく、センスがあれば、大きなリターンを見込めることです。

 

 グロース株投資のデメリット

グロース株のデメリットは、成長性を期待して投資するため、もし期待するほどの「成長」ができないと、市場が判断した場合、大きく株価が下がります。

 

 

バリュー株投資  VS  グロース株投資

 

前述したとおり、「バリュー株投資」と「グロース株投資」で、どちらかが正しい手法で、どちらが間違った手法というわけではありません。

 

しかし、今回は、過去10年でどちらのパフォーマンスが良かったのか、計算してみたいと思います。

 

比較の指標として活用するのは、「バリュー株」を「バンガード・米国バリューETF(VTV)」、「グロース株」を「バンガード・米国グロースETF(VUG)」とします。

 

◆VTVチャート(10年)

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◆VUGチャート(10年)

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ぱっと見た感じ、同じような値動きをしているように見えます。

 

以下は、過去のパフォーマンスを数値で表したものです。

 

◆VTV(バリュー株)過去のパフォーマンス

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◆VUG(グロース株)過去のパフォーマンス

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VTVとVUGを比較すると

3年間保有すると、VTVが「9.0%」 VUGが「11.7%」

5年間保有すると、VTVが「13.5%」 VUGが「13.7%」

10年間保有すると、VTVが「5.7%」 VUGが「8.9%」

ずつ年間のリターンがあります。

 

10年間のリターンで判断すると、VUG(グロース株)の方が、良いリターンを出していることになります。

 

まとめ

 

今回は、過去10年のパフォーマンスをもとに、「バリュー株」と「グロース株」を比較し、その結果、「グロース株」の方が良いリターンを出していることが分かりました。

 

だからといって、「グロース株」投資の方が、優れているわけではありません。

 

「バリュー株」と「グロース株」は、その時代背景によって、優劣が出てしまうからです。過去には、当然「バリュー株」の方が良いリターンを出した時も、たくさんあります。

 

大事なのは、「グロース株」と「バリュー株」のどちらが優れているかではなく、自分と相性の良い「投資方針」はどちらであることだと思います。

 

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