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「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)」で分散投資する必要性はあるのか!?

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こんにちわ、リョウスケです。

 

投資をする際には、分散投資をすることで、リスクを抑えることができますが、究極の分散とは、世界中の株式に分散投資することではないでしょうか。

 

そこで、今回は、「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)」を紹介したいと思います。

 

バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)とは

 

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バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)は、米国を含む全世界の先進国株式市場および新興国株式市場に上場している銘柄で構成されております。

 

国数で言うと約47カ国、銘柄数だと8,000銘柄で構成されており、全世界の投資可能な市場時価総額の98%をカバーしています。

 

以下は、基本情報です。

 

名称:バンガード・トータル・ワールド・ストックETF

ティッカー:VT

信託報酬(経費率):0.11%

配当スケジュール:年4回

設定日:2008年6月24日

構成銘柄数:7,774

直近の配当利回り:2.20%(※17/07/01現在)

 

信託報酬が安いですよね。やっぱり、このバンガードの提供している商品は安いです。

 

配当利回りも、2%台を超えていますが、個人的には、最低でも2%台後半はほしいところです。

 

以下は、構成銘柄比率のトップ10銘柄です。

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全て米国企業です。

構成銘柄が約8000ほどあるのに、トップ10で8%を占めているんですね。

 

続いて、以下は、国別構成比率の上位10カ国です。

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半分以上が、米国が占めています。そして、2位が日本、3位が英国となります。

 

この国別構成比率を見てのとおり、「米国中心」のETFであることがわかりますね。

そして、先進国で全体の70%を占めています。

 

全体で考えると、新興国の比率はかなり少ないです。

 

 

VTのパフォーマンスとチャート

 

以下は、チャートです。

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リーマンショックの際に大きく値を下げておりますが、その右肩上がりで推移しています。

 

続いて、S&P500指数と比較してみます。

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約10年前からのパフォーマンスですが、S&P500指数が61.46%上昇したことに比べ、VTは39.17%の上昇となっています。

 

結果だけを見ると、S&P500指数の圧勝ということになりますね。

 

総括

 

個人的な感想を一言で言うと、中途半端!

って感じでしょうか。

 

世界を分散投資するのであれば、もう少し新興国の比率も入れて欲しいです。

しかも、全体の半分が米国株となっているので、これなら米国株全体を主としている「VTI」の方が、良いような気がします。

 

このETFは、「米国を中心に投資したいけど、一つの国への集中投資だと不安なので、先進国を中心に分散投資したい」という方は、いいと思いますね。

 

ただ、上記に挙げたとおり、「S&P500」指数にも大きくアンダーパフォームしているので、あまりメリットがないように思えます。

 

「分散」という意味でも、「パフォーマンス」という意味でも、中途半端なETFのように思えます。

 

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