こんにちわ、リョウスケです。
少し前ですが、2017年5月に総務省が発表した「家計調査報告」によると、二人以上の世帯別平均貯蓄は1820万円だそうです。
(出典)総務省
http://www.stat.go.jp/data/sav/sokuhou/nen/pdf/yoyaku.pdf
内訳は、約62%が貯金で、有価証券は、わずか14.6%となっています。
こうしてみると、やはり「株式投資」をしている人って、少ないですよね。
あと、これは全世帯の平均なのですが、世代別で見ると、以下の通りになります。
40代未満では、平均貯蓄が574万円に対して負債現在高が1098万円、
40代で平均貯蓄が1065万円に対して負債現在高が1047万円、
50代で平均貯蓄が1802万円に対して負債現在高が591万円、
60代には平均貯蓄が2312万円に対して負債現在高が220万円となり、
70歳以上ともなると平均貯蓄が2446万円に対して、負債現在高が90万円となります。
<プロモーションドリンク>
やはり、年齢が上がるにつれて、貯蓄現在高は上がり、負債現在高が下がって行きますね。
これは、年齢が高いほど、これまで積み重ねてきた貯蓄が上乗せされることと、子育てが一区切りし、給料から貯蓄に回せる額が多くなっているからだと考えられます。
あと、私見ですが、バブル世代の人達は、私達のようなバブル後の世代に比べると、給料が高いように思えます。同じ役職で、同じような仕事をしていても、40代の私よりも、一回り上の先輩の方が、圧倒的に給料が高いですからね。
まあ、これは時代の流れによるものなので、羨ましがっても仕方がないと思っていますが、世代によって収入や貯蓄に大きな格差があるのは、凄く気になります。
以前にも記事にしましたが、日本の社会保障制度は、日本の財政を逼迫し、今後どうなるか分かりません。
今の70歳以上の高齢者でも、「年金が少ない」「生活が厳しい」という意見をお持ちの方が多く、現に「老後破産」する方も多くいますが、逆に考えると、給料が高く、年金もそれなりに貰え、平均値としてそれなりに貯蓄を持っている今の高齢者ですら、生活が厳しいと言っている人たちがいるわけです。
なので、本当にもっとやばいのは、私たちのような、今の現役世代の人達じゃないでしょうか?
私たちが高齢者になった頃、「社会保障制度」がうまく制度として成り立っているか、疑問がありますし、貯蓄の残高も、今の70歳以上の平均値ほどあるのか、微妙なところです。
下手すれば、「老後破産」する人が、爆発的に増えるかもしれません。
では、多くの人が「老後破産」しているので、
「まあ、みんなが老後破産するなら、自分も仕方ないや・・・」
なんて思いますか?
私は、「ノー!!」です。
断じて否ですね。
私は、「老後破産」なんてしたくないですし、これからも面白おかしく生きていきたいと思っています。
その為にすることは、私たちの老後が結構ヤバいという事実を受け入れること。
そして、収入(給料や副業)を増やし、出費を抑えるための施策を考えて実施し、資産運用でお金に働いてもらうことが、最も効率的に資産を最大化することができる方法です。
皆と一緒に、奈落の底に落ちるなんてことのないように、早めに手を打つことが大事だと思います。
▼▼クリックいただけると励みになります!よろしくお願いします。
<プロモーションドリンク>