こんにちわ、リョウスケです。
最近は、日本、米国共に、株価が大きく上昇しており、大きな利益を手に入れた方も多いかと思います。
一方で、これだけ株価が上がっていると、「市場そのものの割安感がなくなっており、近々暴落するんじゃないか。」と不安になっている方も多いのではないでしょうか。
例として、米国の「S&P500指数」を見てみますと、2008年にリーマンショックが起こり、2009年に底値をつけた後、多少の調整はありますが、右肩上がりで株価が上昇しております。
◆S&P500指数(2008年1月1日~現在)
これだけ大きな調整もなく、株価が上昇すると、さすがに不安になりますよね。
また、先日、ウォーレン・バフェットは、テレビのインタビューで、米国株式市場について、こう答えたそうです。
「株価はこれまでの時期ほど割安ではない。」
「次第に魅力が無くなってきている。」
これまで、バフェットは「米国株は、まだ割安だ」と発言しておりましたが、ここに来て少し弱気な発言になっております。
ジム・ロジャースは、随分前から米国株に対して警鐘を鳴らしておりますし、バフェットも、弱気な発言をしていることを考えると、
そろそろ大きな調整がくるんじゃないの・・・?
と、考えてしまいます。
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私は、米国株を始める前は、日本株を中心に投資しておりました。
その時に、「ライブドアショック」や「リーマンショック」を経験したのですが、株価がどんどん下がっていくのは、精神的にかなりきついです。
そして、こういう状況の際は、メディアで悲観論が出まくるんですよね。
なので、さらに精神的に負荷がかかり、
「株式投資辞めちゃおうかな・・・。」
なんて、自問自答しちゃうことだってあります。
しかし、「投資」をすることで、大きなリターンを得られるのは、歴史が証明していますので、資産が減っているからといって、「投資」を辞めてしまうのは、大きな損失となります。
それが分かっていたとしても、「株を辞めちゃおうか。」って思ってしまうくらい、下げ相場というのは精神的にきついんですよね。
こういった状況を避けるためには、「勝つ投資」ではなく、「負けない投資」を心掛ける方が良いかもしれません。
例えば、不景気な時でも影響を受けにくい「ディフェンシブ銘柄」に投資することも、その一つです。
米国のセクターで言うと、「生活必需品セクター」や「ヘルスケアセクター」が、これに当たります。
以下は、2008年1月~2009年12月の間での、S&P500指数と、生活必需品セクターの銘柄で構成されたETF「VDC」、そしてヘルスケアセクターの銘柄で構成されたETF「VHT」の騰落率を表したグラフです。
青が「S&P500指数」、赤が「生活必需品セクター(VDC)」、黄が「ヘルスケアセクター(VHT)」となります。
見ていただくと分かりますが、これらディフェンシブ銘柄は、下落相場の時に、「S&P500指数」を大きくアウトパフォームしております。
S&P500指数は、最大で50%以上下落しておりますが、ディフェンシブなセクターは、30%程度の下落で済んでおります。
それだけ、「生活必需品」や「ヘルスケア」セクターの銘柄は、不況にも強いんですね。
また、これらのセクターの優良銘柄に投資すれば、大きなリターンを得ることも可能です。
ディフェンシブな銘柄に投資することで、今後必ず訪れる下落相場の際の、精神的な負荷を抑えることができると同時に、ディフェンシブ銘柄の中でも優良な銘柄に投資することで、大きなリターンを狙うことができます。
今の相場は、サルでも勝てるような上昇相場ですが、下落相場ではたくさんの方が脱落していきます。
ご自身が、脱落しないためには、こういったディフェンシブな銘柄に投資することで、脱落する危険性を大きく下げることができますよ。
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