こんにちわ、リョウスケです。
皆様は「漫画」はお好きですか?
私は、読書が好きですが、「漫画」を読むことも大好きです。
いい年した大人が「漫画」なんて読むなよ・・・なんて、お考えの方も居るかも知れませんが、読んでみると面白いんですよ。
時には「気付き」を与えられることも多いですし、私の場合、一緒に仕事をする外国人とのコミュニケーションのネタとして、大いに役立っています。
私の周りだけかもしれませんが、日本で仕事をしている外国人は、「漫画」が好きな人多いですからね。
ところで、先日、実家に帰省したんですが、自分の部屋で、子供の頃に購入した漫画を発見したので、読み漁っていたんですよ。
その時に読んだのは・・・「北斗の拳」。
この漫画大好きだったんですよね。
一応、知らない方のために、補足しておくと、199X年、核戦争によって、文明が崩壊し、「暴力」が全てを支配した世界で、一子相伝の究極拳「北斗神拳」を身に付けたケンシロウが、悪党をバッサバッサ倒していく漫画です。
子供の頃の厨二病をくすぐる設定の数々と、魅力的なキャラクターが、たくさん出てくる作品なんですよ。
この漫画には、「秘孔」といって、人間の体のツボのような場所を突くことによって、一撃必殺の攻撃となったり、逆に、病気や怪我(?)を直したりできるのですが、子供の頃は、友人の脇の下とか、腰のくすぐったい部分を突いたりして遊んでました。
私と同世代の方は、同じような経験をしている方も多いのではないでしょうか。
(まさか、私だけ?)
<プロモーションドリンク>
ちなみに、この北斗の拳という漫画、魅了的なキャラクターが多数出てきております。
主人公である「ケンシロウ」の他にも、「我が人生一片の悔いなし!」でお馴染みの「世紀末覇者 ラオウ」や、「俺の名前を言ってみろぉぉーー!」でお馴染みの「ジャギ」、「俺は天才だー」でお馴染みの「アミバ」など、たくさんの魅力的なキャラクターが登場しております。
私は、そんな魅力的なキャラクターの中でも「サウザー」が、一番好きだったんですよね。
知らない方のために、補足しておくと、「サウザー」とは、「北斗神拳」と双璧をなす「南斗聖拳」最強の男で、「南斗鳳凰拳」を操り、自らを「聖帝」と名乗る男です。
ちなみに、この人です。
ね!?すっげえ悪そうでしょ!
あの世紀末覇者ラオウですら、戦いを避けたと言われるほどで、実際、主人公のケンシロウも、このサウザーに一度敗北しております。
私は、このサウザーが大好きで、子供の頃、サウザーがやっていた「肘掛ポーズ」をめっちゃマネしてましたもん。
このポーズね。
ね!?私って、すげえアホでしょ!
ちなみに、このサウザー様、自分の力を誇示するために、巨大ピラミッドを作らせていたのですが、反抗する可能性のある大人ではなく、子供をさらってきて、作業させてたんですよね。
コストパフォーマンス悪すぎだろ・・なんて突っ込みはおいといて、中々の悪者なんです。
でも、このサウザー様、実は幼少期に、凄く辛い経験をしています。
孤児だったサウザーは、(前)南斗鳳凰拳伝承者だったオウガイに拾われ、厳しくも、深い愛情を注がれながら、鳳凰拳を身に付ける為の厳しい修行の日々を送っていました。
しかし、「南斗鳳凰拳」も、北斗神拳同様、一子相伝。
伝承者は、新しい伝承者に倒されて、伝えられる非情の拳だったんですね。
そのことを知らなかったサウザーは、(目隠しされたまま)自らの拳で、大好きだった師であるオウガイの命を奪ってしまい、深い悲しみを知ってしまったんですよね。
「こんなに苦しいのなら・・・こんなに悲しいのなら・・愛などいらぬ!!」
こう言って、暴君となってしまったんですよね。
ちなみに、子供たちに作らせていたピラミッドは、師オウガイへの最後の気持ちと、自分自身の「愛」と「情」の墓として作らせたものだったんです。
っていうか、そんな大事なものを子供に作らせるって・・・どうなの。
実際、サウザーがケンシロウに倒され、息を引き取ったと同時に、このピラミッド自然倒壊していますからね。
いや、めっちゃ欠陥住宅やんか、これ・・・。
明らかな施工ミスだろ、これ・・・。
ちなみに、サウザーは、ケンシロウと再戦する際、こうも言っております。
「愛ゆえに人は苦しまねばならぬ!」
「愛ゆえに人は悲しまねばならぬ!」
いやーー、深いですよねーー。自分自身の経験から出た、魂の叫びです。
サウザーは、「愛」が深かったゆえに、狂ってしまったんですね。
ところで、前置きがめっちゃ長くなってしまいましたが、これって「株式投資」でも同じこと言えませんか?
自分自身のお気に入りの銘柄だと、良い面ばかり見てしまったり、希望的な観測をしてしまうことってありますよね。
そして、購入当初に思い描いていたストーリーと完全に違っているのに、保有し続けたり、買い増しし続けた結果、大損ぶっこいてしまうっていう悲劇を味わってしまうことがあります。
まさに「愛ゆえに、苦しまねばならぬ!」ですよね。(違う?)
この他にも、北斗の拳って、投資の勉強になるんですよ。
例えば、サウザーは、ケンシロウに敗れそうになった時、
「退かぬ!媚びぬ!省みぬ!」
という言葉を残しておりますが、これって大事ですよね。
「退かぬ!」・・・株式投資から退場しない。
「媚びぬ!」・・・アナリストの意見なんかに惑わされない。
「省みぬ!」・・・これは反面教師です・・・省みる(反省)しましょう。
あと、暴落相場で、ナイフが落下するかのように、株価が下がって行くとき、こういう風に叫びたくないですか?
「THE WORLD(ザ ワールド)!!時よ止まれ!」
リーマンショックの暴落の時、この言葉を何度思ったことか・・。
もちろん、時は止まってくれませんでしたね。そして大損しちゃいました。
北斗の拳って、面白い上に、投資の勉強になる最高の漫画ですよね。
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