リョウスケが米国株で億万長者を目指す

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アルファベット(Google)の2017年度4Q決算を分析・・・グロース株への投資を検討中!

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 こんにちわ、リョウスケです。

 

今回は、インターネットサービス最大手のアルファベット(グーグル:GOOG、GOOGL)の2017年度第4四半期決算を分析してみたいと思います。

 

アルファベットの2017年度4Q決算を分析

 

結論から言いますと、今回の決算は、まあまあでした。

 

それでは、概要から見ていきたいと思います。

以下は、今回発表された決算データの一部を抜粋したものです。

 

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まずは、売上高を見ますと、「32,323(323億2300万ドル)」となり、前年度と比較すると、24%の増収となりました。市場予想の319億ドルを上回っております。

 

そして、純利益を見ますと、「-3,020(-30億2000万ドル)」の大赤字となり、前年度と比較すると大幅な減益となりました。

調整後の1株利益は、アナリスト予想が10.0ドルに対して、9.7ドルだったので、市場予想には届きませんでした。

 

これは、自動運転車やスマートフォン、ホームデバイスなどの事業への支出が増えたこと(総支出は27%増加)と、米国の税制改革により、一時負担金として99億ドルを計上していることが原因です。

 

それでは、続いて、「アルファベット」の事業別に決算を見ていきたいと思います。

 

以下は、今回の決算の事業別売上のデータを抜粋したものです。

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上記の「Google advertising revenues」が、Googleの稼いだ「広告費」になります。

そして、「Google other revenues」が、Googleが稼いだ「広告費以外」の収益です。

また、「Other Bets revenues」が、Google以外が稼いだ収益となります。

 

これらを元に、データを見てみると、「Google」の広告売上は、「27,227(272億2700万)ドル」となっており、前年度比で「21.55%」の増収となっています。

 

また、「Google」の広告売上以外・・・つまり、クラウドサービスやその他成長分野の売上は、「4,687(46億8700万)ドル」となっており、前年度比「37.73%」の増収となっています。

 

この中には、スマートフォン「ピクセル」などのハードウェアや、クラウド事業が含まれております。

 

そして、「Google」以外の企業の売上は「409(4億900万)ドル」となっており、「56.10%」の増収となっています。

 

この中には、自動運転車開発部門「ウェイモ」や高速インターネット接続サービス「グーグルファイバー」、サーモスタット開発の「ネスト」、医療関連部門「ベリリー」が含まれております。これらの部門は、利益ベースで見ると、赤字を垂れ流しておりますが、売り上げは、凄い勢いで増えています。

 

このようにアルファベット全体の売上は、凄いスピードで成長しております。

 

特に、広告事業以外の新しい収益が、2017に入ってから増えております。これは、事業の柱が育ちつつあるということなので、将来を期待できるものですね。

 

最後に、グーグルの最も大きな収入源である「広告収入」について、見てみたいと思います。

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上記のとおり、広告クリック回数(ペイドクリック)は、前年度と比較すると、43

%増加しております。これは、モバイル経由での回数が増えているようですね。

 

しかし、「広告の単価」は、-14%減少しており、ここ最近の決算では、毎回減少しております。これは、モバイルの普及が広まっておりますが、パソコン広告に比べると、モバイル広告の方が、安いためです。

 

総括

 

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 今回の決算は、増収減益という結果になりました。

大幅な赤字を計上したことにより、悪いように見えますが、その理由が、税制改革に影響によるものであったり、収益が望める事業への投資だったりするので、それほど気にしなくてもいい気がします。

 

通期で見ても、広告収入が激増していますし、グーグルの非広告事業や、医療関連部門「ベリリー」、他のアルファベット傘下企業の売上も順調に伸びており、アルファベット全体の売上を占める割合も12%から14%に伸びています。

 

主要収益事業の「広告事業」だけでなく、その他の事業も大きく増えてきていることからみても、長期的に成長していきそうな予感を感じますね。

 

今の私たちの生活は、「Google」無しでは、快適に過ごせません。

Googleの開発したOS「Android」搭載のスマートフォンを活用し、分からないことがあれば、Googleの検索エンジンを利用します。

また、初めて行く取引先や飲食店、待ち合わせ場所には、グーグルマップを利用して、移動しますし、英語を訳すときはグーグル翻訳を活用します。

 

そして、そのネームバリューも絶大で、優秀な研究者や技術者が、Googleに集まっていますし、莫大な費用を、次期主要事業に投資していますからね。

 

おそらく、今後、自動運転をはじめとした「人工知能(AI)」の分野でも、強い影響力を持つことになることが予想されます。

 

もちろん、欧米の規制当局が監視を強めていること、などの懸念事項はありますけどね。

 

今後、新産業革命が起こることを考えると、「Google」や「Amazon」などの企業に投資していないことが、大きな損失になるような気もします。

 

この米国株そのものが、割高感のある状態で、さらにグロース株へ投資することは、自殺行為に近い気もするし、投資方針をコロコロ変えるのは、間違いなく悪いことだけど、買いたい衝動が止まらないわ。

 

誰か止めてくれー!!!!

 

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