こんにちは、リョウスケです。
友人や知人に『今って、景気良いのかな?』って聞くと、100%近い確率で、『不景気でしょ』って回答が返ってきます。
確かに、今の日本は、失われた10年やら20年やらで、高度経済成長期と比べると、停滞しているかもしれません。
私たちの親の世代に比べると、給料も少なくなってきてますし。
父親がまだ現役の頃の給料の額を聞いたらびっくりしますからね。
「そんなにもらってんのかーーい!」
って思いましたもん。
逆に、父親に自分の給料の額を教えたら、びっくりしますからね。
「た、大変やな・・頑張れよ」って、同情されるくらいです。
父親の世代は、ちょうど日本全体が経済成長期で、誰もが輝く未来を信じていた為、給料も右肩上がりになっていました。
子供の頃にみた、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」という全世界でヒットした映画の中でさえ、「良い物は全て日本製」って言葉を言われる位、日本の製品って世界的に評価されていた時代です。
それが今、何のイノベーションも起こせず、日本の海外競争力も落ちていくばかりですからね。そして、日本の輝ける未来を信じている人なんて、殆どいないでしょう。
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もちろん、私は、今が不景気だなんて思っていません。
企業業績や失業率を見ると、間違いなく、今は「好景気」です。
「ボーナス」もある程度出ていますし、「昇給」もきちんとある。まあ、世間とくらべら少ないかも知れんけどね・・・。
私が、これまでの人生で、『今って、不景気だな・・・』って思ったのは、2008年のリーマンショックの時だけ。
あの時は、確かに、不景気だったと思う。
ボーナスカットだったし、昇給もなかった。
仕事も全然無く、若い衆に仕事を振るだけで精一杯、私自身はこれまでやってきたSEとしての立場を捨てて、畑違いの仕事をやらざるを得なかった位です。
なによりも、私の持っている「株」が元本の3分の1くらいまで下がりましたからね。
あの頃は、本気で絶望しましたよ。
でも、それ以外は、そんなに「不景気」だと感じたことはありません。普段通り、何も変わらない生活をしていますからね。
世の中の人が、『今って不景気だな』って思う最大の理由は、もらっている給料が、思っているほど上がっていないからなんでしょうね。
確かに、企業業績が良いのにもかかわらず、企業は内部留保を蓄積し続けており、労働者にはほとんど還元されていません。
これは、日本人個人が、将来に何の輝ける未来が見えないのと同様に、企業も日本の将来に不安しかないからでしょう。
おそらく、今後、私達の給料は大きく上がる事はありません。もし上がるとすれば、昇進して給料のベースを上げることが前提となるでしょうね。
ただ、あくまで、私個人としての意見なので、異論はあるかと思いますが・・・。
『会社に大きな期待をしちゃいけない』と思いますね。
仮に私が社長なら、今の日本全体が、景気が良くて、「利益」が増えているとしても、社員の給料を上げたりはしませんもん。
なぜなら、一度上げてしまうと、下げてしまうことがなかなかできないから。
まあ、これは私が社長だったら・・・という仮の話ですが、世の中の中小企業なんて、そんなもんだと思いますけどね。
(※労働組合がきっちりしている、一部の会社は別ですよ。)
これからは、自分でなにか稼ぐ手段を持っている人と持っていない人とで、大きな格差が発生する世の中になるでしょう。
そんなわけで、私は会社には、1ミリも期待せず、自分の資産は、自分で増やす!という気概で生活しており、昨今の株価上昇で順調に資産を増やしている私は「不景気」だなんて、これっぽっちも思っておりません。
一般の人より、早い段階で「投資」の有効性に気付き、一般の人より、多少資産の形成ができており、自動的に資産が形成できるシステム作りを行っている私は、景気の良し悪しにかかわらず高みの見物したいと思います。
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