リョウスケが米国株で億万長者を目指す

日本株で資産を最大化した私がアメリカ株で頂点を目指します。

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株価もっと下がれ!買い増しできない・・・

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こんにちわ、リョウスケです。

 

2017年は株式市場が好調で、多くの投資家が利益を得ることができました。

 

NIKKEY STYLEの記事によると、2017年の運用成績は、プラス運用だった人が全体の61%を占め、プラスマイナスゼロが25%、マイナス運用だった人が8%にとどまったそうです。

※6%が「分からない」と回答しています。

 

このように半数以上の人が、株式投資で利益を出した一方で、約3割の人が、あのサルでも儲かるような上昇相場で、利益が出ない、もしくはマイナス運用をしているということになります。

 

2017年は北朝鮮問題やトランプ大統領による混乱がありましたが、そのリスクを回避するために、早めの利益確定を行ったり、単純に売買を繰り返した結果、思ったような利益が出なかったことが原因なんでしょう。

 

やはり、素人個人投資家は、リスクを回避して頻繁に売買するよりも、基本的にはバイアンドホールドの長期投資をした方が、効率的に資産を増やすことができるように思えます。

 

なかには、「長期投資」を否定する論拠として、「バフェットもバイアンドホールドではなく、頻繁に売買を行っている。」と言っている人達がいますが、貴方はバフェットじゃないでしょ?って言いたくなります。

 

もちろん、相場の大局観が読める方は、売買を頻繁に行った方が、大幅に資産が増やせると思いますけどね。なかなか、その域に達する才能を持っている人は稀有だと思います。

 

2018年は調整局面に入った

 

さて、2017年は、前述のとおり、多くの投資家の方が利益が出せた、非常に相場が好調な一年間でしたが、2018年に入ってからは、低調に推移しています。

 

これは、米国の長期利回りが上昇したことに伴い、資金が株式投資から流れていったといわれております。「株式」と「債券」では、「株式」の方がリスクが高いため、「債券」の利回りが高くなると、株式の魅力が落ちてしまいますからね。

 

以下は、日本のメジャーな指数である「日経平均株価」と米国のメジャーな指数である「ダウ工業平均株価」の騰落率です。

 

◆日経平均とダウ工業平均の騰落率(2018年1月20日~現在)

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上記は、調整が入る前の1月20日から現在までの騰落率ですが、日経平均が「-9.54%」下落し、ダウ工業平均が「-4.83%」下落しています。

 

直近の最高値と比較すると、10%以上下落しておりますので、2017年にはなかった、「調整」局面に入ったと考えることができます。

 

ちなみに、日経平均は、この調整後ほとんど株価は回復していませんが、ダウ工業平均は、すでに半分程回復しています。米国の長期利回りの上昇が原因だったにも関わらず、米国市場の方が早く回復し、日本市場の方が回復が遅いということになります。

 

これは、リーマンショックの後も言えることで、米国はリーマンショック後、たった1年で底打ちし、株価は上昇しておりますが、日本は底打ちするのに、4年もかかっております。

 

これが日本株投資が難しいたる所以です。

 

株価もっと下がれや!買い増しできへんやんけ・・・

 

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ところで、今回の調整局面によって、個人投資家の中には、混乱したり狼狽したりしている人が多く見られます。しかも、思ったよりも多いです。

 

おそらく、これは、2017年の株価上昇によって、「株は簡単に儲かる」と錯覚してしまっていたからでしょう。調整局面のない上昇するだけの相場の弊害というのが、こういう点にあると思います。

 

一方で、株式投資歴の長い投資家ほど、この調整局面に「買い増し」をしています。中には、「株価もっと下がれ!」「リーマンショック級の暴落はよ!」と考えている人もいるようです。

 

私も、リーマンショックを乗り越えた投資家のひとりで、暴落局面での買い増しの重要性は理解しておりますが、「リーマンショック級の暴落はよ!」とは中々思えません。

 

だって、あの頃の恐怖を知っているから。

いくら歴戦の投資家であっても、退場しかねないあの相場は経験しないに越したことはありません。

 

ただ、

「あんまり株価上がるなや!」

「株価もっと下がれや!」

とは思います。

 

だって、今の株価は割高になっているのは間違いないと思っているから。

誰がなんと言おうが、2017年のあの株価上昇は、私には上がりすぎたように思えます。

 

上がりすぎたら、適切な株価に戻るために、間違いなく株価は下げます。これが市場の理ですからね。

 

ですので、いつか訪れる株価是正のための「暴落」を恐れて、資金投入が行えていない状況にあります。

 

株価は下げて欲しいけど、リーマンショックのような経済に爪痕を残すような「大暴落」は嫌。かと言って、株価も上がって欲しくない。

 

なんともワガママな自分がいます。

 

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