リョウスケが米国株で億万長者を目指す

日本株で資産を最大化した私がアメリカ株で頂点を目指します。

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株式と債券どちらに投資すべきか・・・資産運用はトータルリターンが全てではない

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こんにちわ、リョウスケです。

 

企業を経営することで、たくさんの労働者に働いてもらい、大きな収入を得ることのできる「経営者」などと違い、普通の労働者が収入を高めるためには、本業で得た収入を、株式、債券などに投資し、効率的に資産の最大化を目指す必要があります。

 

日本人は、生活の余剰資金を、銀行に預ける傾向が強いですが、この「銀行預金」も、少ない利率とはいえ、利子を受け取ることができますので、立派な資産運用と言えます。

 

ただ、銀行預金は、少ない利率の代わりに、元本割れの心配が無いので、莫大な資金を持っている人にとっては、それなりに有益かもしれませんが、普通の労働者が、少ない収入で、資産の最大化を目指すためには、「効率的」とは言えません。

 

一方、株式や債券は、元本割れの可能性のあるリスク資産と言えるものですが、過去の経験則に従うと、銀行預金よりもはるかに高いパフォーマンスが実現できていますので、より効率的な資産の最大化を目指すなら、こちらに投資する方が良いと思います。

 

株式投資はボラティリティーが高い

 

では、株式と債券、どちらに投資する方が良いのか、ということになりますが、これは、投資する人の、考え方や価値観によって異なり、どちらが最適な投資対象というものではありません。

 

一般的には、株式はボラティリティが高く、ハイリスクハイリターンとなり、債券はボラティリティーが低く、ローリスクローリターンという位置づけになりますが、長期的には、株式の方が債券よりも、トータルリターンが高いという結果が出ています。

 

これは、書籍「証券市場の真実ー101年間の目撃録」によると、米国やオーストラリア、スウェーデンなど16ヵ国の過去100年に渡っての金融市場の利回りは、すべての国で、株式の利回りが、債券の利回りを上回ったからです。

 

このように、結果として、株式は債券を上回るリターンを得られるわけですが、だからといって、株式が債券よりも、有効な投資対象というわけでもありません。

 

株式の怖さは、やっぱりそのボラティリティの高さです。

世界恐慌の際には、9割近く株価が下がりましたし、ドットコムバブル崩壊やリーマンショックでは、5割前後下がっているわけです。

 

しかも、この時は、1ヶ月、2ヶ月の調整期間ではなく、1年から3年近くに渡って、株価は低迷し続けていて、少しずつジワリジワリと資産が減っていき、メンタルも削られていきますからね。「どこまで下がるの?」「いつまで下がるの?」っていう気持ちになります。

 

この終わりが見えない状況が、投資メンタルをさらに悪化させます。

 

そして、最も怖いのが、メディアを通じて溢れ出てくる「悲観論」ですよ。

すべての経済動向が、否定的なものとして出てきますし、企業の業績も悪化していきますからね。

 

株価は下がって、自身の資産価値はどんどん下がっていく、しかも、将来的にも見込みが全然ない。

 

そんな時に、株式市場に居続けることができますか?

ましてや、追加で投資をし続けることって出来ますか?

 

結果として、株式は、過去100年以上に渡って成長してきているわけですが、その間には、インフレ、戦争、景気低迷など様々な出来事があり、投資家達をどん底に追い込んできました。

 

それに打ち勝った人達だけが、株式投資で資産を形成できるということを忘れてはいけません。

 

債券はボラティリティーが低い

 

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 一方、債券のボラティリティーは、株式ほど高くはありません。

 

以下は、「バンガード・米国トータル債券市場ETF(BND)」のチャートです。

 

◆米国トータル債券市場ETF(BND)チャート(2007年5月~現在)

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 上記は、米国の債券に分散投資したETFのチャートですが、大きな値動きがありません。リーマンショックの時、株式は50%近く下げましたが、債券の場合、一時的に5%下落した程度です。

 

もちろん、長期債券のようにボラティリティの高いものもありますが、こういった様々な債券を組み合わせたETFに投資すれば、資産変動の少ない運用を行うことができます。

 

分配金の利回りも、2%程度とそれほど高くはないのですが、投資メンタルを大きく削ることなく、資産の形成が行えるのは大きなメリットです。

 

株式と債券、どちらが優れているというわけではなく、自分にはどういった投資が適しているか、しっかりと考えて運用することが大事です。

 

そういった意味では、2018年からの下落局面は良い機会だと思いますよ。

 

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