こんにちわ、リョウスケです。
実は、少し前から、私のポートフォリオを再編することを検討しており、トランプ政権誕生後、大きく株価が上昇し、ダブルバガー(2倍株)を達成した「ボーイング(BA)」を先日、売却しました。
この売却によって、生まれた資金と、追加投資用に証券会社に蓄えていた資金合わせて、約4万ドルをどうしようかと考えておりました。
選択肢としては3つ。
①高配当銘柄への投資。
②ハイテク銘柄への投資。
③暴落に備えてキャッシュとして温存しておく。
このうち①の高配当銘柄は、これまで私が好んできた投資手法です。
2017年は、市場全体が大きく上昇しており、たくさんの銘柄がハイパフォーマンスを残しましたが、一方で、その恩恵を受けることができなかった銘柄も多数見られます。
そして、2018年は長期金利の上昇によって、こういった高配当株には、さらなる向かい風が吹き込んでおり、株価も低迷しております。
当然、株価が低迷していることによって、配当利回りは非常に理想的な水準に達しており、例えば、2018年1月から3月期で、悪決算を出した「フィリップ・モリス」や「AT&T」の配当利回りを見てみると、フィリップ・モリスで5.28%、AT&Tにいたっては6.26%ですからね。
この二つの銘柄は、連続増配銘柄ですので、今後も、増配し続ける可能性が高いことから、保有しているだけで、インカムゲインを増やしていくことができます。
まさに、今、これらの銘柄は、ボーナスステージに突入している可能性もありますよ。
ただね・・・現在は、金利上昇局面なんですよね。
金利上昇局面では、こういった大きな利益が見込めない高配当銘柄って、売られやすいんですよね。そして、まだしばらく、金利上昇は続くことを考えると、タイミングが悪いな、と思ってしまいます。
こんなこと書くと、また批判メッセージが来るかもしれないけど、別に、機会を待って、さらなるボーナスステージで購入しても良い気がします。
ですので、今回「高配当銘柄」の購入は見送り、別の機会で購入したいと思います。
あと、③のように、暴落に備えてキャッシュとして温存しておくことも考えたんですけど、実は既に4千万円以上のキャッシュが温存されており、これ以上、キャッシュを増やす必要性もないので、これも却下です。
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となると、②のハイテク企業への投資になるのですが、現在のような調整局面でも、それなりに株価は上昇していますし、このタイミングで投資するなら、ハイテク企業への投資が、適切なように思えます。
第四次産業革命、AI革命と様々な呼び方がありますが、今後、これらの恩恵を受けてハイテク企業が成長し、人工知能が、様々な「職」を奪っていくというのが本当であれば、「ハイテク企業」への投資をしないことが、リスクになるようにすら思えます。
そこで、今回購入することにしたのは、以下の銘柄です。
①マイクロソフト
②エヌビディア
将来的には、「人工知能」の需要の高まりで伸びると思われることと、現在は「クラウド」の需要で恩恵のある銘柄を選びました。
ハイテク関係でポートフォリオを組むなら、「アマゾン」「アルファベット(Google)」「マイクロソフト」「エヌビディア」で、間違いないように思えます。
ただ、できれば、中国の台頭を考えると、中国のハイテク企業もポートフォリオに組み込みたいところです。
ですので、③アリババもポートフォリオに組み込みました。
これも、色々迷ったんですよね。
中国ネット通販第二位の「JDドットコム」や、先日上場したばかりの動画配信サービス「ビリビリ」も、別途資金を使って購入しようと考えたんですが、情報がちょっと少ないんですよね。
JDドットコムは、私が投資家としてリスペクトしている東条さんもポートフォリオに組み込んでいるので、情報を集めているのですが、イマイチ投資妙味を感じませんでした。
あと、若い頃、「ビリビリ」が模倣したと言われている「ニコ動」好きだったんで、職場には、中国人数名に色々聞いてみたんですよ。すると、「ビリビリ」は、国内で若い人を中心に、めっちゃ伸びていて、本人たちも、国内にいる時はサービスを利用していたそうです。
ただ、最近上場したばかりで、あまり情報がないんですよね。
ですので、結局、「アリババ」を購入することにしました。
(購入理由は別途、記事にしたいと思います。)
ですので、現在のポートフォリオの比率は以下のとおりです。
私のポートフォリオは、IBMの比率が大きいので、昨年以降のIBMの株価下落は、結構な痛手となっていますが、これまでは、ボーイング、マクドナルドが、この損失を上回るほどの利益を出してくれました。
今回のポートフォリオ再編によって、グロース株の比率が大きく高まり、全体の34%を占めるようになりました。
ディフェンシブ・高配当銘柄の比率は、50%弱、インデックスが18%となっていますね。
今後については、株価の推移によって検討することにします。
個人的には、米国市場そのものが、まだまだ割高だと思っているので、株価が大きく下がれば、追加投資しますが、株価が平行線だったり、上昇するようなことになれば、今年の追加投資はしない予定です。
ただ、非課税口座(NISA口座)については、残り100万円分ほど投資する余地があるので、こちらには、ディフェンシブ銘柄や高配当銘柄を購入したいと思っています。
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