リョウスケが米国株で億万長者を目指す

日本株で資産を最大化した私がアメリカ株で頂点を目指します。

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今こそシーゲル流投資の本領を発揮する時!でもこの手法は難しい・・・

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こんにちわ、リョウスケです。

 

「株式投資」には、様々な投資手法があります。

 

割安になっている銘柄に投資する「バリュー株投資」や、成長株に投資する「グロース株投資」、S&P500指数やセクター別の指数に投資する「インデックス投資」、景気に左右されにくいディフェンシブ銘柄に投資する「ディフェンシブ株投資」等、様々なものがありますが、それぞれメリット、デメリットがあるので、単純に優劣をつけることはできません。

 

ただ、その時々の相場状況によって、パフォーマンスが優れているものと、悪いものに分かれてしまいます。

 

最近でしたら、ハイテク銘柄を中心としたグロース株のパフォーマンスが非常に良く、ディフェンシブ銘柄のパフォーマンスが非常に悪くなっています。

 

以下は主要ハイテク銘柄と生活必需品セクターETFの年初来騰落率です。

 

◆主要ハイテク銘柄と生活必需品セクターETFの年初来騰落率

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2018年に入ってからのS&P500指数は、+2.45%の上昇となっていますが、ネットフリックスが+90.39%、アマゾンが+43.15%、エヌビディアが+24.77%、マイクロソフトが+16.80%となっており、市場平均が横ばいに推移している中、とんでもない勢いで上昇しています。

 

臆病者の私には、ネットフリックスやアマゾンは、既にバブルになっているようにさえ思ってしまいますね。まあ、根拠はないですけど・・・。

 

一方、景気に左右されずディフェンシブの要素が強い「生活必需品セクター」は、-7.88%の下落となっており、市場平均を大きくアンダーパフォームしています。

 

このように、現在の相場では、ハイテク銘柄を中心としたグロース株のパフォーマンスが良く、ディフェンシブ銘柄のパフォーマンスが悪くなっているわけですが、これすなわち、グロース株投資がディフェンシブ株投資より優れているかというと、そういうわけでもなくて、常に優位性は変化していくことを忘れてはいけません。

 

もしかすると、明日お互いの優劣は逆転するかも知れませんからね。

 

シーゲル流投資は割安時に株数を増やして株価上昇時に爆益を得る

 

ところで、米国株をやっている人の中では、比較的に多くの方が取り入れていた投資手法として「シーゲル流投資」と呼ばれているものがあります。

 

まあ、これも、人それぞれの価値観や考え方によって、解釈方法が異なっているんですが、例えば、シーゲル教授著「株式投資の未来」によると、大手タバコ業のフィリップ・モリスは、1992年から2003年の間、訴訟やたばこ増税、喫煙のイメージ悪化を背景に、上値を抑えられ、乱高下を繰り返していました。

 

この間、S&P500指数は、380ドルから800ドルまで上昇しましたが、フィリップ・モリスは、28ドルで始まり、28ドルで終わっています。つまり、12年間で株価は、上がることも下がることもせず、変動しなかったということです。

 

しかし、そんな株価が乱高下だったにも関わらず、上値を抑えられた影響により、高配当を維持し、しかもこの間一度も減配をしなかったんですよね。それどころか、1993年から1997年を例外として、毎年増配していたくらいです。

 

そして、結果として、1992年から2003年4月4日にかけて、配当金を再投資した投資家は、保有株数が倍以上に増えて、トータルリターンは、年率7.15%と健全な水準を維持しました。ただ、これは、S&P500指数(市場平均)に比べると、パフォーマンスが劣っています。

 

しかし、ここで重要なのは、株価が低迷している間に株数を増やすことができたことです。つまり、アクセルをかける準備が整ったということです。

その後、訴訟費用の減額が認められ、フィリップ・モリス株は大きく上昇し、株数を増やした株主達は、爆益を得ることになります。

 

ですので、私の個人的解釈では、株価が安いうちに配当再投資などで株数を増やし、株価が上昇した際に爆益を得るというのが、「シーゲル流投資」の真骨頂だと思っています。

 

シーゲル流投資は難しい・・・

 

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こういった「シーゲル流投資」は、1年ほど前までは、様々なブロガーの方が取り上げており、人気の手法となっておりましたが、ここ最近、この「シーゲル流投資」はすこぶる元気がないのは気のせいでしょうか。

 

どちらかというと、ハイテク銘柄を中心としたグロース株を始めている人の方が多いように思えます。まあ、私もそうなんですけどね・・・。

 

私は、厳密に言うと、シーゲル流投資ではなく、ただ連続増配・高配当戦略好きで、どちらかというとインカムゲインを重視する方なのですが、最近の市場動向を見て、ハイテク銘柄にも投資を始めています。

 

すでに、ハイテク銘柄に関しては、「サルでも儲かる相場」になっていますからね。単純に言うと、今はそれに乗っかっているのが正しいです。

 

一方のフィリップ・モリスなどのような高配当・連続増配企業は、株価が冴えず、市場平均を下回っている銘柄が多いですからね。

 

ただ、「シーゲル流投資」を重視するのであれば、低迷していながらも、高配当を維持し、連続増配を続けている企業への投資だと思うんですよ。言い換えると、今は、仕込み時ってやつです。

 

まあ、「シーゲル流投資」の根幹は、低迷した間に配当再投資で株数を増やし、「株価が上昇した際に」、爆益を得る、ということであるなら、どこかで「株価が上昇する」という「根拠」とか「予測」をしなければならず、これが最も難しいと思います。

 

下手すれば、そのまま低迷し続ける可能性も高いですし、それならS&P500指数などのインデックスに投資している方がマシですよね。

 

何が言いたいかというと、「シーゲル流投資」は、非常に難易度が高いということ。

所謂「逆張り」の近いですからね。

 

私には、そういった将来を見通す能力はないので、ただただインカムゲイン狙いか、成長が期待できる連続増配銘柄か、成長が期待できるグロース株に投資したいと思っています。

 

 

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