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世界最大の軍需産業「ロッキード・マーチン(LMT)」の2018年度2Q決算を考察!現在のような時代ではオススメの銘柄・・・

 

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こんにちわ、リョウスケです。

 

世界最大の軍需企業「ロッキード・マーチン(LMT)」が2018年度第2・四半期決算を発表しましたので、考察してみたいと思います。 

 

ロッキード・マーチン社(LMT)の2018年度2Q決算を考察

 

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2018年2Qの売上は、133億9800万ドルとなり、前年度と比較すると、6.6%の増収となりました。また、アナリスト予想の127億4000万ドルを上回っております。

 

利益は、11億6300万ドルとなり、前年度と比較すると、21.7%増益となりました。また、1株利益は4.05ドルとなり、アナリスト予想の3.92ドルを上回りました。

 

続いて、事業別の売り上げを見てみたいと思います。

 ロッキード・マーチン社の事業は、大きく分けて4つのカテゴリーに分かれているようです。

 

 ◆ロッキード・マーチンの事業別売上

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「Aeronautics」とは、「軍用航空機」の開発、製造をしている部門です。

ローッキド・マーチンの主力事業なので様々な製品がありますが、「F-35ステルス戦闘機」が有名ですよね。日本にも導入が進められています。

ちなみに、1台あたり1億ドル以上(100億円以上)するという超バカ高い製品です。

 

今期の売上は、53億2100万ドルとなり、前年度と比較しても、8.1%の増収となっております。また、この事業が全体の約40%を占めております。

 

「Missiles and Fire Control」とは、高度な戦闘ミサイル、ロケット、有人および無人システムなどを開発、製造をしている部門です。

今期の売り上げは、20億8500万ドルとなり、16.8%の増収となっています。

 

「Rotary and Mission Systems」とは、軍事システムの開発・製造をしている部門です。今、何かと話題の「ミサイル防衛システム」の開発なども行ってます。

 

今期の売り上げは、35億6600万ドルとなり、前年度と比較すると、4.4%の増収となっています。

 

最後に「Space Systems」とは、その名の通り宇宙で起動させるシステムの開発・製造をしている部門です。具体的には、「通信衛星システム」などですね。

今期の売り上げは、24億2600万ドルとなり、-0.6%の減収となっています。

 

ロッキード・マーチン社は、上記のとおり、ほとんどが「軍事」に特化した部門であることが分かります。

 

まあ「Space Systems」は、少し微妙ですけどね。

 

「軍事企業」ということは、「ロッキード・マーチン」にとっての「お客様」は、「国家(政府)」ということになります。

 

決算書などを見る限りでは、どの国にどれくらいの売り上げがあったのか、という記載がなかった(見つけれなかった)ので、具体的な数値は分かりませんが、売上のほとんどがアメリカ政府であると思われます。

 

つまり、「アメリカ」の国策によって業績が左右される可能性が非常に高いですね。

 

まあ、今は「世界情勢」が不安定なことと、中国の軍拡などから、大きく需要が下がることはない気もしますが、長期で見ると少し不安定な感じがしますね。

 

ロッキード・マーチンの実績とパフォーマンス

 

以下は、ロッキード・マーチンの過去の売上、利益を表したものです。

 

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売上を見ると、2014年に大きく下がっておりますが、ここ4年は増収が続いていますね。ただ、純利益は、上下の変動があり、少し不安定です。

 

良くも悪くも政治的な意図と密接に関わってきているように思えます。

 

 

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しかし、業績予想をみると、今後3年間は増収増益が予想されています。

 

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上記は、2016年以降のロッキード・マーチンと市場平均(S&P500)の騰落率を表したグラフです。

市場平均が+46.74%上昇したのに対して、ロッキード・マーチンは+51.51%上昇しています。

 

ちなみに、同業社である「ボーイング(BA)」は、+175.61%という規格外のパフォーマンスをたたき出していますね。

 
総括

 

個人的には面白い銘柄だとは思いますが、「軍事」に特化しすぎていて、政府の政策に依存してしまう点が気になります。

 

私が以前保有していた「ボーイング(BA)」も、軍需部門がありますが、民間向けの製品も多いので、様々な販売策をとることができる点を評価しています。

 

ただ、「ロッキード・マーチン」の技術力は高く評価できますし、世界一の軍事大国であるアメリカ御用達であることを考えると、中期的には安泰かなと思います。

 

まあ、大きく成長することはない代わりに、大きく衰退することはないのではないでしょうかね。

 

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