こんにちわ、リョウスケです。
皆さんは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」という映画を知っていますか?この映画は、タイムマシーンに乗って、未来や過去で起きる様々な問題を解決するSF映画です。
私は映画が大好きなのですが、その中でもこの映画は「私の歴代面白かった映画ランキング」のベスト3に入っている映画なんですよ。
この映画の2作目では、未来の世界に行った際に、これまでのスポーツや娯楽の「結果」について書かれた「スポーツ年鑑」を主人公が手に入れてしまい、それを悪党の手に渡って、大きなトラブルに巻き込まれます。
ようは、悪い人がこのスポーツ年鑑に書かれている結果をもとに、大きな賭け事で儲けまくって、主人公やその家族が不幸になってしまうので、それを解決するというものなんですよ。
この映画を始めてみたとき、「こんな風に未来のことが書かれている本があれば、宝くじでめっちゃ儲かるのになあ」って思ったものです。
そして「株式投資」をはじめてからはその思いは強まるばかりですよ。
当たり前ですが、私達は将来を見通せる魔法の水晶玉も持っていませんし、未来のことを教えてくれるネコ型ロボットもおりませんので、私達人間は、未来を分かる術はありません。
もし、そんなものがあれば、未来の株価や将来成長する企業を見つけることができ、億万長者になることができますよね。それこそ、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のビフ(悪党)のようにね。
未来が見える水晶玉がないからこそ、株式投資家は、投資したい企業の過去・現在のデータ、競合他社の動向、属している業種の状況など、様々な情報を元に、未来を「予想」することしかできないのです。
よく「株式投資はギャンブルだ。」という方々がいますが、確実に訪れる未来が誰にも分からない以上、意外と的外れな言葉ではないような気もしますね。
少なくとも、私は、「株式投資はギャンブル」という意見を論破する、自信はないです。
このように「未来」なんて誰にも分からないわけですが、実は「確定している未来」というものは存在している、ということはご存知ですか?
それが、「人工知能(AI)」や「ロボット技術」などの次世代技術が、人々の生活を大きく変える「AI革命」もしくは「第四次産業革命」が勃興する未来です。
これまでの人の歴史が、車やインターネットの登場により、生活を大きく変えたように、今後「人工知能」が人々の生活を大きく変えると言われています。
この未来は確実に訪れるので、早い段階で、関連企業に投資しておくのも、一つの「手」だと思いますね。
<プロモーションドリンク>
ただ、この「AI革命」や「第四次産業革命」が訪れることが分かっていても、どの企業が、その恩恵を受けるのかは、予想しづらいですよね。
もちろん、この業界に詳しく、自分なりの知識と勘を元に、個別銘柄を保有するのも良いと思うのですが、もし、知識がなかったり、銘柄選択の自信がなければ、関連する「ETF」で保有するのも良いかと思います。
例えば、大型のグロース株で構成された「バンガード・米国グロースETF(VUG)」、優良企業で構成されたS&P500の中のグロース株で構成された「バンガード・S&P500グロースETF(VOOG)」、ハイテク企業や新興企業が多く上場しているナスダックの優良企業100種で構成された「パワーシェアーズ QQQ(QQQ)」が、当てはまるのではないでしょうか。
本当は、米国の情報技術セクターで構成された「バンガード・情報技術セクターETF(VGT)」もオススメなんですけど、このセクターは近い将来、再編する予定なので、今回の例には挙げておりません。
ちなみに、「VUG」「VOOG」「QQQ」のそれぞれを構成する銘柄のうち、資産を占める比率の高い上位10種は以下のとおりです。
◆バンガード・米国グロースETF(VUG)
Apple Inc. | 7.0% |
Alphabet Inc. | 5.7 |
Amazon.com Inc. | 5.5 |
Facebook Inc. | 3.5 |
Visa Inc. | 2.0 |
Home Depot Inc. | 1.9 |
Boeing.Co. | 1.8 |
Mastercard Inc. | 1.5 |
Comcast Corp. | 1.5 |
Philip Morris International Inc. | 1.4 |
純資産総額に占める上位10銘柄の割合 | 31.8% |
◆バンガード・S&P500グロースETF(VOOG)
Apple Inc. | 7.20% |
Microsoft Corp. | 5.9 |
Alphabet Inc. | 5.2 |
Amazon.com Inc. | 4.9 |
Facebook Inc. | 3.2 |
Visa Inc. | 1.8 |
Home Depot Inc. | 1.7 |
UnitedHealth Group Inc. | 1.7 |
Johnson & Johnson | 1.6 |
Boeing Co. | 1.5 |
純資産総額に占める上位10銘柄の割合 | 34.70% |
◆パワーシェアーズQQQ(QQQ)
Apple Inc | 12.69% |
Amazon.com Inc | 11.05% |
Microsoft Corp | 9.70% |
IncAlphabet Inc | 4.74% |
4.56% | |
Alphabet Inc | 4.10% |
Cisco Systems Inc | 2.58% |
Intel Corp | 2.53% |
ComCast.Corp | 1.94% |
NVIDIA Corp | 1.93% |
純資産総額に占める上位10銘柄の割合 | 44.18% |
この3つは、情報技術セクターだけで構成されているわけではありませんので、様々なセクターの銘柄が構成されています。
ちなみに、「VUG」のハイテク関連企業の割合は「26.9%」、「VOOG」が「40.3
%」、「QQQ」が「59.47%」となっております。
ハイテク関連企業に主を置くなら「QQQ」が良いのかもしれませんね。
「FANG」と呼ばれる「フェイスブック」「アマゾン」「ネットフリックス」「アルファベット」も高い比率で構成されていますし、「マイクロソフト」「アップル」「エヌビディア」も入っています。
続いて、実際に、過去のパフォーマンスを見てみます。
◆VUG、VOOG、QQQの騰落率(2011年~現在)
本当は、リーマンショックの前からの騰落率を出したかったのですが、VOOGの設定が2010年11月でしたので、2011年1月以降のパフォーマンスです。
S&P500指数が「+123.28%」だったに対して、VUGが「153.22%」、VOOGが「+162.72%」、QQQは「224.66%」となっていますね。
グロース系ETFは、いずれも市場平均を上回っておりますが、「VUG」と「VOOG」はそれほどパフォーマンスが変わらないのに対して、QQQだけがダントツのパフォーマンスを誇っています。
さすがに、上昇相場では、ハイテク・新興企業で構成されている「QQQ」は強いですね。
ですので、「AI革命」「第四次産業革命」が起こるという視点で、ETFに投資するのであれば「QQQ」が個人的に好きですね。
ただ、身も蓋もない言い方になりますが、私の場合「QQQ」のようなETFに投資することも良いと思いますが、「マイクロソフト」「アマゾン」「アルファベット」「エヌビディア」といった個別株の投資で、積極的に利益を得る方が良いような気もします。
現在の相場を見る限り、上記4つの銘柄でポートフォリオを組んでおけば、大きく外すことがないんじゃないかな・・・。
この4銘柄は、既に割高になっていて、今後の成長はある程度織り込み済みにも見えますが、直近ではクラウドで利益を稼ぎ、将来は、人工知能が新しい事業の柱になることを期待しています。
▼大変申し訳ございませんが「ポチッ」と応援していただけると嬉しいです。
<プロモーションドリンク>