リョウスケが米国株で億万長者を目指す

日本株で資産を最大化した私がアメリカ株で頂点を目指します。

<sponsored link>

IBMへの投資はシーゲル流投資として最適だがオススメはできない!

f:id:ryosuke1123:20170617082436p:plain

 

こんにちわ、リョウスケです。

 

かつて「IT界の巨人」と呼ばれるほどハイテク分野で大きな力を持っていましたが、今や「永遠の不発弾」と呼ばれるまで低迷している「IBM」より配当金をいただきました。

 

頂いた配当金の額は以下のとおりです。

 

一株あたりの配当金 1.57ドル

数量 250株

合計(ドル) 392.5ドル

円換算(1ドル=112.01円) 43,963円

 

2018年に入ってからも順調に株価が上昇しているハイテク銘柄ですが、残念ながら「IBM」は低迷し続けています。しかし、このように四半期ごとに配当金をいただけるのは嬉しいですね。

 

今は、レガシー事業と戦略的必須事業との最適化を行っている最中ですが、最近の決算では比較的良いものを発表しております。

 

これはレガシー事業である「システム事業」が好調だからなわけですが、これは一過性のものなので、あまり参考にしてはいけないと思っています。

 

個人的には、まだまだ事業の最適化必要で、本格的なまだまだ先のことだと考えています。

 

正直言って、このIBMにはそれほど期待しなくなってきましたが、それでも人工知能や量子コンピュータなどの次世代技術をいくつも保有しているので、少なくとも、今よりは成長すると思われます。

 

ただ、今やハイテク業界の巨人と言われる「アルファベット(グーグル)」や「アマゾン」が競合先となっているので、今後も激しい競争にさらされると思いますが、これから伸びる次世代技術の分野は、あまりにも大きな業界となるので、一強となることは考えにくく、ある程度住み分けができると考えているので、「永遠の不発弾」の名に恥じない低迷っぷりですが、保有を続けたいと考えています。

 

低成長高配当利回り銘柄「IBM」の現状は救いようがない・・・

 

 IBMは、7月に発表された2018年度第2・四半期決算の内容が良く、売上、利益ともにアナリスト予想を上回ったことにより、株価を大きく上昇しましたが、年初来から考えるとまだまだ低迷したままです。

 

 

以下は、2018年1月以降のIBMとS&P500指数の騰落率を表したグラフです。

 

◆IBMとS&P500指数の騰落率(2018年1月~現在)

f:id:ryosuke1123:20180916110202p:plain

 

年初来で見ると、S&P500指数が+7.8%の上昇に対して、IBMは-3.8%の下落で、大きく市場平均をアンダーパフォームしています。

 

 

年初来から6月までは、米国の長期金利の上昇や1Qの決算が悪かったこともあって、下落し続けていますね。最近でこそ上昇を始めていますが、まさに「焼け石に水」に近い状態です。

 

現在は「永遠の不発弾」の名に恥じない(?)くらい低迷し続けているわけですが、現在の結果だけを見ると、ウォーレン・バフェットが売却を始めた際に、コバンザメのように「売却」していれば、ここまで傷が深まらずに済んだのかもしれませんね。

 

 

IBMへの投資はもはやギャンブルだ

 

<プロモーションドリンク>

 

 

ちなみに前述したとおり、ここ数期の決算はそれほど悪い状態ではないです。

ただ、 現在のIBMは、明らかに成長性が皆無に等しく、これは、過去の遺産と未来への財産であるレガシー事業と戦略的必須事業のバランスがまだ取れていませんね。

 

今後、それらが最適化されれば、増収増益を当たり前のように行ってくれる企業になる可能性は高いと考えています。もちろん最適化がいつまでたっても行わなければ、IBMは低迷したままになるんですけどね。

 

一応IBMは、クラウドなどの現在流行りのサービスも提供していますし、人工知能や量子コンピューターといった次世代技術を保有しているので、上手く顧客を取り込むことができれば、まだまだ化ける可能性はゼロではないと思っています。

 

もちろん、技術を持っていても、売れなければ全く意味がないわけですが、業務効率化という目線で見れば、現在のIBMの人口知能は市場を先行しておりますので、その優位性は高いと考えています。

 

ただ、こういった優位性や期待できるソリューションを持っていても、直近の成長性が少ない為、しばらく大きく株価が上昇する見込みがないでしょうね。

 

◆IBMの今後の業績予想

 

f:id:ryosuke1123:20180916112633p:plain

 

上記は、IBMの2018年度以降の業績予想です。

 

いまいちパッとしないですね。売上も上がったり下がったりですし、利益もそれほど上昇するとは予想されていません。

 

ただ、IBMの割安性を簡易的な判断をするために「PER」を見てみると、12.32倍となり、配当利回りも4.21%と、やや割安な水準となっています。

 

ですので、今は「キャピタルゲイン」を重視するのではなく、「インカムゲイン」を重視するのであれば、それなりに投資妙味があるように思えます。

 

IBMのように低迷している企業は、減配や無配の心配がつきまといますが、資金が潤沢であることと、配当性向もまだまだ心配ない水準なので、大丈夫だと思います(たぶん)。

 

株式投資は、皆から見放されているうちに、投資していると、業績が回復し、皆から注目された時に、爆益を得ることができます。まさに、これがシーゲル流投資ですよね。

 

ですので、永遠の不発弾と言われているうちに「IBM」へ投資しておき、皆が注目し始めて、株価が大きく上昇すれば、「おるあああー!見たか!」って自慢したいと思います。

 

まあ、私は「今」この「IBM」株の保有はおススメしませんけどね。

 

もう少し、業績が軌道に乗ってからでも遅くはないと思いますよ。

ハイテク銘柄や人工知能銘柄に投資したいのであれば、「アルファベット」や「マイクロソフト」に投資した方が確実性が高いと思いますし、もはやIBMへの投資は、ギャンブルだと思っています。

 

本音を言いますと、IBMへの投資は失敗だったと思っています(涙)。

 

▼大変申し訳ございませんが「ポチッ」と応援していただけると嬉しいです。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

 

<プロモーションドリンク>