こんにちわ、リョウスケです。
ハンバーガーチェーン世界最大手の「マクドナルド(MCD)」より配当金を頂きました。いただいた配当金は以下のとおりです。
一株あたりの配当金 1.16ドル
数量 150株
合計(ドル) 174ドル
合計(日本円換算:1ドル= 111.22円)19,352円
前回は、一株あたりの配当金が「1.01ドル」でしたので、今回から14.85%の増配となっています。
世界中でハンバーガーチェーン店を出店し利益を出している「マクドナルド」は、現在、連続増配を41年続けている「配当貴族(連続増配25年以上)」銘柄ですので、保有しているだけで、毎年配当金が上がっていく可能性が高いです。
連続増配企業に投資するメリットは、現在のような下落局面の中でも利益を確保できる点だと思います。
悲観的なことばかり起きている中の一筋の光のようですよ。
ちなみに日本企業の中で、マクドナルドと同規模連続増配を続けている企業は存在しないので、いかに株主を重視してくれているのかお分かりいただけると思います。
最近の日本企業は、株価が下がっているとはいえ、業績そのものは比較的良くて、そこそこ利益が計上されていますが、実際に汗水をかいて働いているサラリーマンの給料はあまり上がっておりません。
むしろ、増税によって手取り額は少なくなっているくらいです。
個人投資家の中には、配当金を出すことに否定的な方もいらっしゃいますが、個人的には、一定の間隔で「利益確定」をおこなってくれるメリットは、大きいと考えています。
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マクドナルドの2018年序盤の株価は、好調だった2017年から一転して、冴えない状況が続いておりました。
特に、ここ最近の決算は微妙な状況が続いておりましたので、決算直後の株価が下がりましたし、他にも、米国長期利回り上昇や米中貿易戦争などの悲観的な材料によって、相場全体が低迷したことに足を引っ張られていました。
しかし、一時、年初来で-10%近く下落していた株価が、持ち前のディフェンシブ力を発揮し、11月に株価が上昇、+10%ほどのパフォーマンスが出ておりました。
その後、12月に入って再び相場全体が悪くなり、マクドナルドも例外なく株価が下がりましたが、市場平均と比較すると、大きくアウトパフォームしています。
以下は、2018年に入ってからのマクドナルドとS&P500指数の騰落率です。
◆マクドナルドとS&P500指数の騰落率(2018年1月~現在)
S&P500指数が「-10.4%」の下落だったのに対して、マクドナルドは「-0.5%」の下落となり、市場平均を大きく上回っています。
マクドナルドは、2017年のパフォーマンスが「+44.81%」となっており、実績に対して株価が上がりすぎていた感がありました。
しかし、すでにピークアウトしていたと思われた矢先に株価が上昇したことを考えると、さすがはディフェンシブ株というべきなのでしょうかね。
このように「マクドナルド」は、大きく市場平均をアウトパフォームしているわけですが、今後の見通しについて見てみたいと思います。
マクドナルドは、フランチャイズ店の再編を行っていますので、長期にわたって減収が続いております。この傾向は、2018年、2019年も続く見込みのようですね。
ただ、このフランチャイズ再編を含めたコストの最適化が実現できているおかげで、利益率を高め、増益を実現することができそうです。
ウォール街は、営業利益をかなり重視する傾向が強いらしいので、マクドナルドはまだまだ成長が続くと考えても良いのかもしれませんね。
こうして見ると、将来的な見通しは、決して悪くはなさそうなので、今のうちに仕込んでおくのも一つの手かもしれません。
現在の「株価収益率(PER)」は「23.86」、「配当利回り」は「2.67%」となっており、割安感は全くありませんが、上記のような増益が今後も続けることができれば、割安感も出てくると思われます。
また、前述したとおり、マクドナルドは連続増配企業で、今後も増配が見込まれますので、仮に、株価が横ばいになったり、低迷しても、インカムゲインを高めることができますし、配当利回りも高くなってきます。
さらに、今後、新興国を中心に爆発的に人口が増えていくことを考えると、マクドナルドのような世界的にブランド力が高く、皆から愛されているフードチェーンというのは、定性的にも期待できます。
ですので、長期的な目線で見ると、マクドナルドは非常に優良な銘柄だと判断しています。
また、今後は景気が低迷すると思うので、マクドナルドのように景気動向に関係なく利益を稼げる銘柄に投資しておくのは、投資戦略として十分「アリ」だと思いますね。
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