こんにちわ、リョウスケです。
最近は景気の先行き懸念が高まっていますね。
ここ数年は毎年のように景気後退懸念のニュースが出ておりましたが、その懸念に反して日本を含めた世界経済は好調をキープしてきました。
しかし、最近の主な指標を見ていると、そろそろ景気拡大局面も終了か・・・と思わざるを得ないですよね。2018年末から株式市場のボラリティリティは高いですし、特に中国の経済成長の鈍化は終わりの始まりとしか思えないです。
そんな中国経済の動向について興味深い記事がありましたので紹介したいと思います。
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以下は、Yahooの記事を引用したものです。
◆ 中国最大手投資会社が「社債デフォルト」の衝撃…専門家「中国総破綻の予兆だ」
5日から中国の第13期全国人民代表大会(全人代)第2回会議が開幕するのを前に、衝撃が広がっている。
中国最大手の民営投資会社「中国民生投資集団」(中民投、CMIG)の社債が債務不履行(デフォルト)となったのだ。同国で過去最大級のデフォルトに発展する懸念も浮上、米中貿易戦争の影響で減速が目立つ中国経済にさらなる打撃となりかねない。専門家は「中国総破綻の予兆だ」と指摘する。
金融市場では、リーマン・ショックのようにめったに起こらないが発生すると壊滅的な被害を引き起こす現象を「ブラック・スワン(黒い白鳥)」と呼ぶが、再生可能エネルギーや不動産投資を手がける中民投のデフォルトは、高確率で存在し大きな影響を及ぼすにもかかわらず軽視されがちな現象を指す「グレー・リノ(灰色のサイ)」にたとえられている。
ブルームバーグによると、中民投の社債の一部について、2月1日に返済が行われなかった。同社の債務残高は昨年6月末時点で2320億人民元(約3兆8000億円)あり、中国で最大級のデフォルトとなる懸念もあるという。
中国の民営企業59社の共同出資で2014年に発足。民営企業で社名に「中国」を冠したのは初めてとされる。同社に異変が生じた理由について評論家の宮崎正弘氏は「習政権は当初、太陽光発電や風力発電に力を入れて補助金を付けていたが、昨年の早い時期に打ち切ってしまった。(中民投は)投資資金が回収できなくなり、社債を発行したが、相当高い金利で短期で借り換えをしていた」と解説する。
「習主席系列の国有企業は国営銀行が融資するが、それ以外のところは切っている。これらが連鎖することで、金融恐慌への発火点になりかねないのではないか」と宮崎氏は警鐘を鳴らす。
評論家の石平氏は、中国経済全体の問題が背景にあると分析する。
「個人は銀行や消費者金融から、地方政府はシャドーバンキング(影の銀行)や銀行からお金を借りる。企業も互いに莫大(ばくだい)な負債を抱えている。中国全体の負債総額は600兆元(約9900兆円)に及ぶとの試算もある。『借金漬け経済』の構造の上に成り立っているのが中国経済だ」
米中貿易戦争を受けて実体経済も減速が続く。中国国家統計局と中国物流購買連合会が発表した2月の景況感を示す製造業購買担当者指数(PMI)は49・2と節目の50を3カ月連続で下回り、16年2月以来、3年ぶりの低水準となった。
前出の石平氏はこう強調した。
「習氏も『中国にとって一番の脅威は“灰色のサイ”だ』と言い始めた。サイはおとなしく見えるが、爆発すると怖い。あちこちで借金の返済期が来て個人、企業、金融と総破綻する時代が来る予兆ではないか」
中国の債務が1京円に到達しそう、という記事です。
私たちが生活するなかで、日々の生活やニュースなどを見た時のお金の単位では「兆」までは見ますが、「京」という単位は中々見ないですよね。
まあ、中国経済は数年前からずうっとヤバイと言われてきましたが、未だにやばいことにはなっていませんので、少々大げさな記事だとは思います。
ただ、リーマンショック以降、中国経済の成長が世界経済を支えていたので、もしも、本当に中国が破綻するようなことになったら、リーマンショックを大きく超える大不況が訪れるかもしれませんね。
ちなみに、世界恐慌の際には、株式市場が大混乱となり、9割近く下落しました。そう考えると、株式を保有することはリスクになるかもしれませんね。となると、有事に強い金融商品に投資することも考えなくてはいけないです
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そんな大不況が起こる懸念が広がる中、私が働いている会社はすこぶる景気が良いらしいんですよね。
でも、私の給料は、それほど上がっていません。
いや、普通にむかつくんですよね。私のグループの売上も予算を上回る実績を出して、会社の利益に貢献しているのに、私やグループメンバーが利益に見合った昇給がないんですよ。
そこで、先日、会社の役員の人と話す機会があったので、聞いてみたんですよ。
私「最近、会社全体の景気がいいらしいですけど、なんで給料上げてくれないんですか?従業員の固定給が上がると、今後払い続けなくてはいけなくなるので、難しいのは分かるんですけど、せめてボーナスで上げるとか、決算賞与を出すとかしてくれませんかね。」
役員「今の役員会の考えでは、従業員への還元は考えていない。これまでと同じレベルで、昇給と賞与を出していくことを考えている。
役員達の間では、近い将来景気が悪くなっていくと考えていて、今は、内部留保しておく。その代わり、仮に、リーマンショック級の不況が訪れたとしても、社員の給料の削減やリストラなどは行わない。」
いやいや、分かるよ・・・その理屈。
でも、景気が良い時に給料を上げなかったらいつ上げるのよ。この会社や永遠に給料を上げないってことですよね。
いやこの人は、まだ私たちのことを考えているってことは、普段の仕事で知っているんだけど、他の役員はク○野郎達ですからね。
私も会社という組織に属しているので、上の人達がそういう考え方なら従いますが、やっぱり景気が良いうちに、少しくらいは還元して欲しいなあ。
正直言って、会社を辞めて、今やっている副業を本業にしても良いんだけど、いつ景気が悪くなるのか分からない状況で、独立するのはリスクが高いかな、なんて思うんですよね。
会社という組織で生きるメリットは、不況の時に安定した給料と生活を維持できることだと思うんですよね。どうしよっかな・・・。
以下は関連記事です。
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