こんにちわ、リョウスケです。
仕事をして給料を貰うって大変ですよね。
子供の頃は両親が働いて得た収入をさほど有難味もなく衣・食・住の環境を与えてもらい、当たり前のようにお小遣いとしてもらっていましたが、自分自身が働くようになると、1円を稼ぐ大変さが身に沁みます。
そして1ども転職することなく、40年以上の間ひとつの会社で働き続け、無事定年退職を迎えた父を心から凄いと思いますよ。
多くの人がサラリーマンとしての生活をしんどいと思っていると思いますが、最近は若いうちに資産を増やして、「早期リタイア」を目指している人も多いようです。
これは日本だけでなく、アメリカの若者たちの間でも「FIRE(Financial Independence, Retire Early)」という言葉がムーブメントとなっており、若くして仕事を辞めて自由な人生を送る、というのが世界の流行となっているようですね。
実は私の知人の中にも数年前に「アーリーリタイア」を試みた人がいて、ある日突然「俺、投資家になるわ」と言って、会社辞めちゃったんですよね。
もちろん、止めましたさ。
その人は、FXと株をやっていたんですけど、
経験も2~3年程度だったし、短期的に儲けているからといって、今後も儲け続けることが難しいと思ったからです。
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たしかに、その頃はアベノミクスが始まったばかりの頃で、株やFXをやっている人は、誰でも儲けるこができました。
それこそ、サルでも儲けることができるんじゃないかと思えるくらいです。
そのような好調な相場で大儲けできたことを自分の実力と思って勘違いしちゃったんでしょうね。
彼は私を含めた友人が止めるのを聞かず会社を辞めてしまいました。
その後、中々連絡を取らず疎遠になっていたのですが、先日その人のことが気になったので、連絡とってみたんですよ。
そしたら・・・・今は、どこかの工場でアルバイトしているとのことでした。
やっぱりな。びっくりするくらい想定通り。
その人は、私の一歳下なので、40代なのですが、アーリーリタイアしていた期間に、貯金を全てFXと株で溶かしてしまい、40代にして貯金0。
今は時給950円程度のバイト暮らしらしいです。自業自得系の下流中年です。
初期のアベノミクスで自分の実力を勘違いしたのも悪いんでしょうけど、それ以上に、弱い人間だったんでしょうね。
仕事をするのが嫌だから、安易な道を選んで
自爆しちゃった典型的な末路です。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
嫌なことから逃げ出すのは別にいいと思うんです。
今の時代、これだけニーズが多様化しているのなら逃げ出しても、なんとでも生きていく道くらい見つかりますからね。
ただ、逃げ出すのなら、最低限の将来の計画くらい立てなさい。
結果的に貯金0、定職無しという悲惨な結果になってしまったことは救いようのない位、人生で大きな損失です。
その人は、これから心機一転頑張らなきゃいけないと思うんですけど、人の不幸話を聞いて、「メシウマ」だと思ったのは私の性格が悪いんでしょうね。
内心、「ぶひゃひゃひゃ!!ざまあみろ~!」っていう気持ちが、1mm位あります。
・・・いや、1000mmくらいあるかも。
いずれにせよ、早期リタイアというのは簡単に実現できるものではなく、仮に失敗してしまうと、職も収入も資産も食いつぶしてしまう可能性があることを忘れてはいけません。
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