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マクドナルドの悪決算は終わりの始まりか・・・2019年3Q決算を考察

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 こんにちわ、リョウスケです。

 

今回は、世界中でハンバーガーショップを展開している最大手フードサービス「マクドナルド(MCD)」の2019年度第3・四半期決算(7月~9月期)を考察してみたいと思います。

 

マクドナルド(MCD)の2019年度3Q決算を考察してみた

 

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今回のマクドナルドの決算は悪かったです。

 

以下は、今回発表された決算データです。 

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マクドナルドの2019年3Qの売上高は54億3060万ドルで、前年度比+1.1の増収となりましたが、アナリスト予想の54億9000万ドルを下回りました。

 

続いて、営業利益は24億903万ドルで前年度比-0.33%の減益となっています。

 

純利益は16億790万ドルで前年度比-1.79%の減益となりました。また、特別項目を除いた「1株利益」は、2.11ドルとなり、市場予想の2.21ドルを下回りました。

 

マクドナルドの売上の3分の1を占めている米国内の既存店売上高は前年度比+4.8%増加しましたが、アナリスト予想である+5.17%には届きませんでした。

 

売上が伸びているのは広告と販売価格の引き上げが寄与しているからです。しかし、バーガーキングやウェンディーズなどの競合各社との競争激化により客足は鈍っており、特に朝食時間帯での客足鈍化が顕著に出ています。

 

一方、全世界の既存店売上高は英国やフランスで好調だったことから5.9%増加しており、市場予想を上回っています。


マクドナルドは競合他社との競争に勝ち抜くため、米国内で1万4000店舗を刷新しており。また、セルフ注文端末といったデジタル注文サービスの拡充にも取り組んでいますが、競争激化による客足の鈍化は課題ですね。 

 

マクドナルドは安心して保有できる黄金銘柄か

 

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今回の決算は増収減益となり、アナリスト予想は売上・利益ともにアナリスト予想を下回りましたので、決算発表後の株価は一時-5%下落しました。

 

マクドナルドのここ最近の決算は非常に良く、利益がアナリスト予想を下回るのは2年ぶりだそうですが、これが下落局面の始まりなのか、それとも一時的なものなのかは判断がつきませんね。

 

米国では数年前から健康志向が高まっており、飲食業は苦戦しています。そんな中でハンバーガーチェーンもバーガーキングやウェンディーズといった競合各社もメニューの強化等で競争が激化しています。

 

それでもマクドナルドは好決算を続けていましたが、ここに来て少し失速しています。

 

とはいえ、長期で見るとマクドナルドのような世界中で店舗を持ち、高いブランド力を持っている会社は今後も成長していくと思いますし、しかも、マクドナルドは連続増配42年を誇るほど、株主還元の意識をしっかり持っている会社ですからね。

 

つまり、成長に合わせてキャピタルゲインを手に入れることができると同時に、保有しているだけで毎年配当金が上昇していくのでインカムゲインも手に入れることができる銘柄というわけです。

 

個別銘柄は予想が難しいですが、マクドナルドのような黄金銘柄は下がれば「買い」だと思いますよ。

 

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