リョウスケが米国株で億万長者を目指す

日本株で資産を最大化した私がアメリカ株で頂点を目指します。

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「ウォルマート」とかいうアマゾンが台頭してもビクともしない会社!5年以上連続成長中(2020年3Q決算考察)

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 こんにちわ、リョウスケです。

 

世界中に店舗を構えている小売業世界最大手の「ウォルマート・ストアーズ(WMT)」が2020年度第3・四半期決算(8月~10月期)を発表しましたので、考察してみたいと思います。

 

ウォルマート・ストアーズの2020年度3Q決算を考察

 

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結論から言いますと、今回の決算は良かったです。

 

以下は、今回、発表された決算データの一部を抜粋したものです。

 

◆2020年3Q決算概要

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今期のウォルマートの売上は、1280億ドルとなっており、前年度と比べると+.2.5%の増収となりました。また、アナリスト予想の1250億ドルを上回りました。

 

 そして、調整後の「1株利益」は、1.16ドルとなり、アナリスト予想の1.09ドルを上回りました。

 

また、2020年度通期の利益については、インドの「フリップカート」買収の影響を含むベースで前年比で「小幅」増加すると予想しています。

 

続いて、今期の決算内容を「セグメント」毎に見ていきたいと思います。

 

ウォルマートのセグメント別業績

 

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「ウォルマート」では、「U.S(アメリカ国内)」と「International(アメリカ以外)」、「Sam's Club」の3つのセグメントに分かれています。

 

「Sam's Club」とは、米ウォルマートが1983年に設立した会員制 スーパーマーケットです。


ウォルマート創立者「サム・ウォルトン」にちなんで名づけたもので、2008年現在全米に4700万人の会員数を持ち、コストコ同様各地で店舗 展開しています(ウィキペディアより)。

 

まず、「U.S(アメリカ国内)」のデータを見てみます。

 

◆アメリカ国内の実績

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アメリカ国内の売上は832億ドルとなっており、前年度と比較すると+3.2%の増収となっており、アナリスト予想の2.9%増を上回っています。

 

また、食料品関連の売上が全売上の56%を占めており、米国内の食品小売事業の拡大しています。

 

オンライン売上高は+41%増となっており、その成長率は前期の37%からさらに加速し、自社予想の35%増も上回っています。 

 

 しかし、配送サービスの加速などを含むeコマース事業向け投資がかさみ、営業利益は5.4%減の47億ドルとなりました。モルガン・スタンレーの試算によると、ウォルマートのeコマース事業の損失は今年約17億ドルと、前年の14億ドルから拡大する見通しのようです。

 

続いて、「International(アメリカ以外)」のデータを見てみます。

 

◆アメリカ以外の実績 

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今期の国外の売上は292億ドルとなっており、前年度と比較すると、+1.3%の増収となっています。

そして「営業利益」は7億ドルとなっており、前年度と比較すると-40.8%の減益となっています。

 

最後に、「Sam's Club」のデータを見てみます。

 

◆Sam's Clubの実績 

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「売上」は、146億ドルとなっており、前年度と比較すると+0.7%の増収となっています。

そして「営業利益」は、3億ドルとなっております。

 

厳しい小売業界の環境でウォルマートは成長している

 

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今回の決算もアナリスト予想を上回る素晴らしい決算でしたね。

これをうけて決算発表後の午前の取引では+2.7%上昇し、史上最高値を更新しています。

 

ウォルマートは同業他社との競争が激しく、昨今はアマゾンをはじめとしたネット通販各社とも激しいシェア争いをしているので、非常に成長が難しいのですが、それでもこのウォルマートは21四半期(約5年間)連続のプラス成長を続けています。

 

そもそもウォルマートはネット通販事業への参入が遅かったにもかかわらず、ネット通販業の成長が決算の度に30%以上のプラス成長を続け、ウォルマートを支えている状態です。

 

しかも、ウォルマートは連続増配年数45年を誇る配当貴族銘柄ですので、今後景気後退が懸念される中、「配当」という利益を得ることができるというのも、大きな魅力ですよね。

 

最近はアマゾン、マイクロソフト、アップルのようなハイテク銘柄が注目されていますが、ウォルマートのような老舗小売業も好調な米国経済を支えていることを考えると、こういった企業に投資するのもありかもしれません。

 

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